[2015.03.02]
インド到着より4日後、いよいよマザーハウスのボランティア開始。
朝6時からミサがあり、7時から朝食(パンとバナナとチャイが出る)。
8時ごろ注意事項を受けて、皆で各施設に出発。
ミサは出なくても良いが、遅刻すると7時まで中に入れない。
朝食の後、1DAYパスの紙を貰い、一日体験できる。行き先は適当に割り振られる。
学生さんも季節柄多い、こんなかんじで Let’s go!
午前は到着次第始まり、昼12時が終了の目安。
10時ごろ、チャイ休憩がある。
午後は、3時スタートで5時まで。三々五々現地集合で開始。
木曜日は休み。
施設は複数あり、内容も違う。
http://www.motherteresavolunteer.jp/volunteer.htm
月水金、午後3時よりボランティアの説明会がある
マザーハウスの先のシュシュババンという施設で説明受けて、
パスポート提示して登録する。
午前だけ、午後だけ、ダブルヘッダーで、どの施設かも選択する。
休みたいときは連絡不要。体調は自分で管理して、
と日本人ボランティアから説明受ける。
私は月曜の朝ボランティア体験し、午後説明会受け、翌週の月曜まで参加。
午前だけ、午後だけ、ダブルヘッダー、それぞれ経験してみた。
施設は、カーリーガートとプレムダンの二箇所。
・カーリーガート「死を待つ人々の家」はカーリー寺院の隣にあり、
末期の患者さんを収容している。
http://www.motherteresavolunteer.jp/volunteer.htm#01
・プレムダン「愛の贈り物」は駅側の最貧地区にあり、
上記より、やや軽症の方を面倒みている。
http://www.motherteresavolunteer.jp/volunteer.htm#02
内容はどちらも、洗濯、清掃、炊事、それから患者さんのケアであった。
実感としては、意外と重労働である。ダブルヘッダーはキツい。
学生さんが団体で参加してたが、
下痢な人、痔になる人、微熱の人、腰痛の人、
体調崩す人も多い。
慣れない食事(辛く油濃い)、暑さ、
その上にタイトなスケジュールでは疲労も蓄積する。
彼らも「部活じゃないんだから」と言ってたが、軍事教練でもなく、
成果を問われる仕事ではなく、あくまでボランティアなのだから、
気負わず、体調を優先させること。
作業中もそうだが、疲れたら休むこと。
これは肝心だね、長期なら特に。
これといって、作業の指示は無いので、最初は見よう見真似で動くことになる。
施設の人であれ、ボランティアのベテランであれ、
先輩には、言われるままに動く。分からないことは必ず確認する。
仕事じゃないのだから、自分で責任負う必要はない。
ただし、間違いあったら施設側の責任なので、そこは注意。
手洗い専業。
医療機関でもあり、兎に角清潔第一。
作業が一つ終わったら手洗い、始める前に手洗い。
施設内の撮影は厳禁。寄付集めに悪用する人もいるらしい。
私は単純労働の方がラクで、患者さんのケアは気を使うが、
得意なところで貢献すればいいと思う。
私は手薄いところを埋めるようにと心がけてた。
食器洗いとか、なかなか終わらなくて焦ったりするが、焦る必要はない。
仕事じゃないんだから、効率を追う必要はない。
人の為と気負うよりは、マザーテレサの愛の精神を分けてもらってる、
ただそれだけ、
愛の精神の体験とラクに考えた方がいいと思う。
わざわざコルカタじゃなく、日本でボランティアしたらと言う人が居ても、
ごもっともだけど、
縁なき衆生は度し難し。これもご縁だと気楽に取り組んだ方がいいよ。
いちいち、人の役に立ってるとか、肩肘張るのもオコガマシイ。
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