バングラデシュのビザ申請のため、在コルカタのバングラデシュ領事館へ行くも、、

[2015.03.09]
インドの固定化され、内向きな経済の雰囲気に、
規模と発展の割に、ダイナミズムが感じられず、
インドを巡る気力は萎えていた。
 
しかし、コルカタがこれだけ安定してるということは、
隣国バングラデシュもそれなりに良好なはず、成長率6%と聞く。
 
今回はインドじゃなくて、ベンガル地方という括りで見て回ろう。
そう決めたものの、バングラデシュにはビザが必要という。
 
 
 
宿で訊いても、ネットで見ても、どうも情報が錯綜している。
アライバルでも取れるらしいが
 簡単なのか面倒なのか、
 タダなのか、有料なのか、いくらなのか、
 逆にコルカタの領事館では取れるのか、
 
で、順を追って実際確かめて見ることにした。
ダメなら、コルカタに戻ればよい、
その時は、イヤイヤながらインドを周ろう。
 
 
 
ネットで電子申請し、申込書作成する。
「バングラデシュ」「ビザ」でグーグル先生に聞けばすぐ出てくる。
 https://www.visa.gov.bd/Home.aspx
 このサイトからフォームに入力する。記入例も探せば見つかる。
 PDFの申込書を作成。
 PDFをダウンロードして、印刷しておく。
 更に、
 パスポートのコピー(インドビザの欄)、写真各1枚。用意する。
 
 
宿で入力し、宿に印刷を頼んだ。写真は元々もっていた。
コピーは道々探すつもりでいた。
 
9時半には受付開始らしいので、9時には宿を出た。
 
AJC Boss通りを西に進むと、道路は北に向けて、L字型に曲がる。

 
そこを、逆に南に向かった曲がる。

 
 

コピー屋さん見つける。写真もここで対応してくれる。
こういうサービスがあるということは、もう領事館近い。
 
ここでパスポートをコピー。二枚で5rsだったか。
 
 

領事館到着、もう並んでいる。
インド人用と違う窓口。バングラデシュ人と一緒に並ぶ。
 
ここまで、20分弱。サダルからだと歩きは少々遠いかもしれん。
特にわかりにくくはない。
 
1時間ほど、並んだだろうか、ワタクシの番がようやくやって来る。
ビザといい、書類とパスポートを見せる。
 
 
 
窓口の役人、日本のパスポート一瞥し、「アライバルで取れ」と、
説明書を一枚くれる。
 
え、別に、領事館で申請しても取れるじゃん。
しかし、何を言っても聞き入れられす、それで終わり。
 
 
仕方なく、宿に帰る。この顛末を話すと、
アライバル取れるようになってからは、
身なりきちんとした人以外は相手にしなくなったらしい。
 
在日本の大使館ならそんなこと無いだろうけど、
わざわざ面倒くさいことしない方針で一貫してるようだ。
 
準備した書類は全て無駄になったが、
コルカタでバングラのビザ取得は無理という情報を得る。
どうやら、そのまま国境に行ってみるしかない。
 
 
 
これは役人天国な国っぽいなぁ。
バックパッカーな人は旅出来るかどうかにしか関心無いが、
折角の情報がそれではモッタイナイ。まだ現実に関心はある。
 
その国で行政手続きした場合、どの程度大変か、
入出国に関わる手続きで推定する材料にはなる。
 
 
手続きが煩雑過ぎる場合は、制度自体が閉鎖的。
法的にも、参入障壁は高い。
 
役人のさじ加減一つの場合は、役人の権力が強く、
人脈次第。アンダーテーブルも場合によって有効だろう。
 
役人の仕事ぶりが非効率な場合は、国全体が非効率だろう。
時間は大幅に掛かる。多分うんざりすることだろう。
 
役人が携帯見てたり、仕事に不熱心な場合は、モラル低い。
国全体の士気が低いので、賄賂で上手く運ぶとしても、好ましくないな。
 
 
それぞれ、手続きが大変でも、意味が違う。
そこから多少は、国情を伺い知ることが出来る。
ライセンスを取得するとき、何かを所有するとき、
同じようなことが起きるのだろうと、シミュレーションする。
 
 
バックパッカーと会話して、
旅を続ければ、続けるほど情報感度は鈍くなる。
なら、
恐ろしいことだなと、その後考えるようになる。
 
 
 
ミャンマーの役人はポライトだったなぁ。
手続きは時間掛かるけど、人は上品だった。
上流階級の人が就く仕事なのだろうと想像した。
逆に、身分は厳然とあるんだろうな。
 
で、
バングラは、手続きが電子化されてるのに、
役人の態度は前近代的な感じ。
逆に身分社会な雰囲気は感じなかった。
 
才覚があれば成功できる気もするけど、
行政とのパイプ次第だろう。
 
かつてタイで出会ったバングラデシュ人は政権交代後、
国に帰りたくないと言っていた。
 
小選挙区で、ひっくり返り易く、
その度に暴力沙汰も多発する。
 
もしその国のお金置いたら、
カントリーリスクも想像してみた。
災害で口座の数字が消えることはないと思うが、
政権交代はどうだろうか。
 
 
実際に入国してみれば、また印象は変わるだろうか、

心折れずに、入国を目指すことにした。
ダメだったら、コルカタに戻ってから、また考えればいい。
 
 
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