[2015.03.18]
「地球の歩き方」にこの店は掲載されている。それは覚えていた。
ロードイレブンにあることもネットで確認した。
迷うかと思ったが、とてもいい立地。
2階だが、看板でそれとすぐ分かった。
周辺を散策して夕暮れ時、のれんをくぐる。
「いらっしゃいまっせ。」
まだ、客は居ない。男性の店員が5人ほど準備進めている。
メニューを貰い、日本語で注文する。
日本語出来るスタッフ常駐しているようだ。
ガイドブックには日本人オーナーも居るとのことだが、
バングラ人ばかりだった。
経営変わったか、たまたまか。
寿司、天ぷら、ラーメン、やきとり、etc、
メニューは国外での普通の日本食屋さん。
食材調達難しいこの国で、頑張ってると思う。
カニクリームコロッケ600tkがオススメと書いてあったので、
とりあえず、それをオーダー。ごはんセット380tkプラス。
飲み物は、何はともあれ、氷をオーダー。
コルカタ含め、ベンガルでは、氷がなかなか出てこない。
こんなに暑いのに。
パキスタンのKFCですら、コーラー頼めば山盛りなのに。
冷蔵庫が無い訳ではあるまい。
氷代はサービスしてくれた。
東南アジアと南アジアの境目は氷だと思う。
で、飲み物は、
ドリンクが「ある」というので、それを頼む。
缶(小)400tkを二本飲んでしまった。
アテに、おでん盛り合わせ680tk追加。
仕込み中だからか、バングラ人は気が長いからか、
大分待たされた気がするが、ガイドブック読んで時間潰す。
こちらの食材で手に入るもので、このクオリティは立派。
日本人が教えた味を忠実に再現してる。
まさか、この国でこういうものが食べられるとは思っていなかった。
(普段は冬大阪に行ったとき、食べる)
現地の人1組、日本人2組、客も増えてくる。
現地飯からしたら、当然割高だけど、
この国でこのクオリティ、この値段なら、駐在さんも日常的に利用するだろう。
やっと、カニクリームコロッケ定食も出てきた。
ご飯は丸く。漬物、御御御付けも味を守っている。
経営は今も日本人なのか、変わったのか、
いずれにせよ、ちゃんとしてるので、しばらく大丈夫だと思う。
もしダッカに来る機会あれば、また立ち寄ろう。
常駐さんの暮らしぶりを想像しながら、カードで払って、店を出る。
毎日カレーじゃツラかろう、アルコールも限定されるのも辛いか。
家賃は、月6万円強くらいから、かなぁ。
相場分かんないけど、
この辺のエリアなら、もっと高いとこ住んでるかもしれない。
商社の人が多いのかな。
製造業だと、工場は郊外だろうから、外国人居住地域に住んでるとは限らない。
あとは、NGOとか教育関係。
金融はないだろう。日本人向けの不動産仲介とかならあるか。
外に出ると、やはり、バングラデシュっぽくない。
あまり危険は感じなかったので、しばらく歩いた。
きた道を戻るだけなので、コースは分かっている。
モカハリで、バス乗ろうかと思ったが、なかなか来そうにないので、歩いた。
空軍施設を抜け、首相官邸を過ぎて、
ファラムゲートに出た。
暗くはないんだけど、なんというか、バングラデシュらしい風景に戻る。
「モティジール」というと車掌が手招きしたので、2階建てバスに乗る。
視線の位置が若干違う。
明日は木曜日、国立博物館休みらしい、もう一度ノースサイド、今度はグルシャンへ行こう。