絶望したら、戦いつつ脱出しよう

ギリシャが預金封鎖されたとき、日本の将来の姿だという人もいた。
その意見には賛成しないのだが、何故か心に引っかかる。共通点があるような気がする。
破綻の前にはモラルハザードが必ずあると思い当たる。
 
まあ、危機を予見したら、対策なくしては、何の意味もない。
 
 
 
ども、こちらは梅雨というのに全く降りません。
そんななか今日は完全オフな日曜日。
NHKアーカイブス「戦後70年 総力戦なぜ敗れたのか~防御を軽視した技術開発」
http://www.nhk.or.jp/archives/nhk-archives/

でものんびり見ながら、ブログ書いてます。
久しぶりの更新です。
 
 
 
ギリシャの「一時的なユーロ圏離脱」、ドイツ政府が提案
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPL4N0ZS01S20150712

売れるものはなんでも売って当座を凌ぐか、
清算処理して、ゼロからやり直すか、
の2択。
どちらに落ち着きますかね。後者の方が現実的な気もします。
 
最初に得られる教訓は、 
破綻の前には、それ相応なモラルハザードがあるということ。
 
粉飾決済してまで、分不相応な通貨を使おうとした。
モラルが壊れてて、かつ愚かであった。
 
どちらも代償を伴う行為であるが、賢愚はすぐには判別できないこともある。
一方、モラルハザードは分かる人にはすぐ分かり、
分からない人には永遠に分からないままである。
 
モラルハザードで危機を測るのは確度高い方法であるが、
その方法を採用するには、自分のセンサーが壊れないよう注意が必要だ。
 
 
そういう相手に返せないレベルまでカネ貸しゃったら、
生活切り詰めさせても、もうリスケではどうにもなるまい。
律儀な人なら初めから粉飾のようなウソはつかない。
 
清算処理が妥当な結末で、
それにより社会的信用は失うが、ハードランディングの良い所は短期で済むところ。
そこに決着したら、「影響は限定的」という言葉を少しは信用してもいいかもしれない。
 
逆に貸し手側が基準を歪め出したら、これは貸し手側のモラルハザードの兆し。
先送りした後のインパクトは限定的ではないかもしれない。
貸し倒れはカネ貸しが引き受けなければいけない最たるリスクだもの。
 
 
オレがギリシャ人だったら、粉飾決済明らかになった時点で危機回避策を採用できるだろうか。
経済が壊れてもいいようなオプションを持つ。
その経済圏から脱出し、安全なところまで逃げる。
 
この場合は後者の方が現実的かな。
幸いにして、EU圏内だったら、人もカネも移動は比較的容易かもしれない。
ただ、財産の多寡は関係ない、無い方が身軽という意味もある。
まあ、
日本のキャピタルフライトな投資話に本気度まるで感じない所以でもあるが、
それはさておき、
逃げるときは兵糧捨ててでも撤退できるだろうか?
財政が真っ赤とはいえ、日本とギリシャでは事情が違うが、
察知した情報を信じて、敏感に動ける行動力は常に持ち続けておきたい。
 
 
 
とここまで書いて、この日本の話が何でギリシャと同じだと思った理由分かった。
岩手・中2自殺:校長「いじめ知らなかった」
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/x/ar-AAcFQND

 
絶望するのは正しい判断だが、逃げ方の判断が中2では世界が狭いか。
 
ここは人間の住むところではなく、修羅道か畜生道か餓鬼道か地獄道かの何処かで、
住民もそれに相応しい存在である。
という絶望までは正しい。

この担任が人間か人間でないかと言われたら、
人間道の住民という意味での人間ではないけれど、
 
問題解決が自分の能力を超える場合に、このようにスルーして世渡りするのは、
ありふれた光景だろう。学校のみならず、職場でも家庭でも。
安全なところから石を投げることは出来ても、
我が身に不利な結果を受け入れてまで、事を荒立てる人は現実にどれ位居るだろうか。
ここは、人間道じゃないのだから、
そういう大人(に限らず)に親でも教師でも、ぐるり取り囲まれていても不思議はない。

そんな相手に最後の望みを託したのが判断ミスだなぁ。
 
まあ、人に教育を施すような存在じゃないんだし、
中学にもなれば、学問の習得自体はネットなeラーニングで出きるし、
教育現場の責任の有限化を進めつつの解体が適切な解法だとは思うけど、
それ待ってられないから、
自分で先取りするしかないね。
先にゆくことで、逃れられる難はあるよ。
 
殴られたら被害届を出す。
ネットを中心とした自習で学校には行かない。
 
学校に行かない分時間は稼げるのだから、
自分戦略を練る時間はある。
学校行かなくても、大学に入る位の学歴は手に入れられるし、
生きてくためには、生活に充分な収入され確保できればいいのだから、
周りの人と仲良くする必要なんてない。
後になってから「相談してくれれば」というような人増やしても意味は無い。
朱に交わってもダメな赤に染まるだけだし。
ただ、周りとは違う生き方をする覚悟は必要。
小飼弾はダメな親をも捨て、一時ホームレスのような生活を経て、今では資産家だ。
 
空気を読んで上手く世渡りする苦労と、仲違いを恐れない苦労、
その総量はたぶん一緒。
貨幣経済がこれだけ発達した社会ではむしろ後者の方がラクかも。
お金のシビアなやり取りの中での方が、一握りの信頼できる人物見つかるかもしれない。
 
この世界の住民には絶望しても、脱出する全ての方法を諦める必要はないんだけどな。
少なくとも、試してからでも遅くないのに。
 
で、最近、
 
 
 
農作業しながら、「もうカネに聡いだけで、何もない人と付き合いは卒業したい」
という思いが浮かんでは消え。親切なメールにまで、そう返信してしまった。
まだ、自給自足何も出来てないのに、気が早いなオレ。
 
貨幣経済のおかげで、
お金さえあれば、付き合いたくない相手とは付き合わなくていい世界である。
お金は苦の一つを解消する為にある。(他の7つは難しいかな)
 
どうもその有り難い貨幣経済の信用がときどき揺らぐ。
で、評価経済社会へ少しは分散しようかと目指したんだが、
何かを得れば何かを失うもので、それがまた苦をも引き寄せるんだなぁ。
 
まあ、不動産投資関係で情報発信始めたのだから当然なんだけど、
カネには聡いけど(聡くもないケースもあり)、これは壊れてるな。
常識は有っても見識は無い。ただ欲望だけというケースも多く触れた。
 
 
最初に不動産投資の情報発信しようと思った理由のひとつは、
カリスマな人のフォロワーが、能力向上するとは見えなかったから。
 
当時の言葉でいえば「イナゴ」というのかな、
盲信してるだけで、お金の知性を高める努力をしていない。
指を見ないで指差す方をせめて見るようにしないと、
http://hibinokeiko.blog.jp/archives/36493516.html
 
でもなあ、
評価を稼ぐって、どこか、それを甘受しないと無理みたい。
少なくとも今のオレには、じゃあ別の方法考えよう。
 
お金が解消してくれた苦からはまだフリーで居たい。
お金がダメでも生活を維持できる他の方法を探さなくちゃ。
 
 
沢孝史さんの本読んで、これなら不動産投資目指してもやれそうと始めて。
ああ、関わっちゃもういけないと、最後に教えてくれた。
いろいろ迷って、入り口から出るのかな。
 
 
好んで付き合う必要はないが、出会ってしまったら仕方ない、
これからも、
「人間じゃない」と思ったら、人間じゃないとは言って事を荒立てよう、
自分のセンサーがバカになるのは防ぎたい。
 
その間に、自給自足急がなくちゃなぁ。
ギリシャと違って、日本がダメなときに逃げられる経済圏探すの大変だもの。
オレはマレーやシンガポールを信用する人の気が知れない。

仕組み確立するまで、中国は待ってくれるかなぁ。
急がなきゃ、振り向いていたら塩の柱になってしまう。

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