ども、デタムのカフェにいます。時間帯もありますが、
さすがに休日、随分と閑散としてます。
先ほどの続き、もうちょっと書きます。
「やらされ感」から脱出する考え方を再び引用します。
ここでは、ダメなマネージャの例として、
週末、料理を作る夫に、
料理の最中、手際悪い、やりながら片付けできないと、
いちいち口出す妻。
をとりあげたい。
これはマネージャとしたら、最悪のコーチ術である。
前提として、
この例に対しては、記事の主張はトンチンカンである。
と指摘しておく、
「やってあたり前みたいな態度」
当たり前なのかどうかは、事前に取り決めておけよ。
別に、奥さんの担当って法律で決まってる訳じゃないし。
オレは、味覚が合わない人が作った料理は苦痛だ。
作ってくれない方がありがたい。
醤油の味しかしない料理を食べるときの絶望感たるやない。
料理は苦役じゃない。
それを苦役に変えてしまっているのは、
逐一指図することで、やらされ仕事に変えてしまっているからであって、
「やってあたり前みたいな態度」かどうかは関係がない。
準備では、
事前にゴールや作業分担などを決める。
この例でいえば、後片付けどうするかも、決めとけ。
後かたずけまで、料理担当の責任と決めておけば、とりあえずいいだろう。
実行では、
見ておけばいい。火事などの危険は注意しないといけないが、
基本見ておくだけでいい。
後始末は、
最後までチャント片付けたか、フィードバックすればいい。
「こうすれば、いい」と手際についてもアドバイスすればいいだけのこと。
さっきも書いたけど、
手際良く料理出来るかどうかなんて、経験だよ。
経験無いうちは鍋見つめちゃうんだろ。
結果想像ついて、段取り頭に入ってれば、
空いた時間に片付けもできるけど、
それって、ある程度経験積まないとできるようにならんだろう。
ま、味の方が大事だと思うが。。
で、問題は、
この妻そんなことやってたら、
夫のレベル向上しないよ。
自発的になるチャンス奪っているんだから。
で、得たい成果は、自分の負担軽減のはずだ。
だったら手際はそんなに重要なポイントじゃない。
責任もってやってくれるなら、いいんだよ。多少不細工です。
問題があるとしたら、後片付けしないってことだろ。
それは、フィードバックで指摘すればいいんだよ。
ちゃんと最後まで責任もってコンプリートするなら、
いいんだよ。任せれば。
そこで、逐一口出しちゃうと、
自分の負担軽減できないよ。
いつもリフォームの見積もりに1円単位で細かい大家が、
管理費5%払って、全然自分の仕事減らないの、見たよ。聞いたよ。
金払って、かつラクにならないんじゃ、意味ないじゃん。
あなたの時給幾らの計算なの?
内心、呆れたこともあった。
要するに、ダメなマネージャは、
自分の為になることと、逆効果なことをやってしまう。
だってさ、指図することで、
イライラの解消って対価を得ちゃってるんだもん。
自分の負担軽減と、任せることの不安は、トレードオフだろ。
任せる覚悟がないなら、自分で作れよ。常に。
任すなら、任す。任すに流儀あり。
そのリスクに耐えられななら、自分でヤル。
オレはそうしてきた。(出川風)
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