貧困女子高生を擁護してみる。 物語の消費の終焉<評価経済>

片山さつき議員参戦後、SEALDSな人達が貧困デモやるらしく、背後関係あるのかな。
そんな、NHKの貧困女子高生のやらせの件ですが、 
悪いのは圧倒的にNHKだよ。
NHKの夜7時のニュースは、民放バラエティのビッグダディじゃねえんだよ。
 
鳥越さん的な「ジャーナリズム」の物語好きと自省の無さ、
その視点で、遅れ馳せながらJK擁護する。 
 
以下、
鳥越さんに代表されるエセな人々のことをここではカッコ付きの「ジャーナリズム」と呼ぶ。
 
 
 
ある新聞記者のツイートを見て、コイツ糞だと思った。


話すり替えんなや。
 
問題は実態とは異なる印象操作的な報道についてで、
野次馬的なネット民はゲスかもしれないが、
報道のあり方が問題の本丸だろう。そこは敢えてスルーかよ。
常に身内は庇うね。
 
自ら自分達の報道というものに、襟を正すことのない「ジャーナリズム」。
他者へは説明責任を要求するが、いざ自分が問われると常に口をつぐむ。
まあジャーナリズム名乗って自省ある人に出会ったことは無い。
この手合が淘汰された先に、情報鎖国かの解放が実現する。
 
 
NHKの問題点は2つ。
1.実態とは異なる印象操作を報道で行ったこと。
2.情報源の保護せず、トカゲの尻尾きり的態度に終始したこと。
 
 
水島氏の言及でもそうだが、
2については、散財でも貧困擁護派でも散見されるが、
1はJK非難派からしか聞こえてこない。
 
ビッグダディはバラエティだから演出で許されても、
報道で嘘はダメでしょ。
 
エアコンは無いというが(オレも無いが)、
実際は室外機がスネークされてる。(それ良いのかどうかは別だけど)、
 
報道で振りまいたイメージと実態は違うじゃん。
 
貧困は特に、物語に仕立てやすいけど、
報道でそれやるのは、倫理的にも法的にも問題だろ。
日本人が情弱だと思って、やりたい放題。
 
ま、それが通用しない世の中に変わりつつあるということ。
危機感ない連中が淘汰されるのは、もうちょっとかかる。
 
 
 
取材される側に主導権はゼロ。編集する人間のさじ加減ひとつ。
JK擁護の本題に入りますけど、
彼女がシナリオ書いて、NHKに売り込んで、思いのままの演出でブロードキャストする。
そんな可能性ありますか?
 
無いとオレ、断言するよ。
取材されるって、そんな余地無いよ。絶対に。
 
石原さとみ叩くなら、脚本と演出問題にしろよってことじゃん。
あの設定で最善を尽くしてるだろ。
 
 
オレ、雑誌の取材しか経験無いけど、
油断ならないよ。
必ず最終稿チェックさせてもらわないと。
こっちの意図とは違うように発言を利用することなんて簡単にやるよ。
 
あのJKだって、実態の取材を受けた上で、
こういうふうに動く、絵が欲しいって要求どうりに演じたと思うんだよ。
いや、憶測で言うけど、
何も考えずに、言われるままに役割を果たしたって普通にあるよ。
テレビに言われるんだよ、一般ピーポーが。
 
プロデュース、演出、脚本、主演ってあり得るか?
よしんば背後に組織いたとしても、そいつが黒幕だろ。
天才クリエータの女子高生は現れないよ。駒の一つにすぎない。
 
そこは、大前提にしようよ。
 
その上で、問われるのはプロデューサや監督やライターじゃん。
 
 
報道でなく物語、情報を情報として扱わない連中。
特に貧困は安く作れるよね。
 
で、夜7時のニュースが報道なのかバラエティなのかが、究明すべき第一。
その上で、ドラマに特定のスポンサーが居るなら、
その関係をハッキリしてもらうことじゃん。
NHKでは提供クレジットされず、みんなの受信料で運営されてんだろ。
 
 
オレは、NHKがトカゲの尻尾きり的態度に終始してるのが、
逆に怪しいとは思うんだよ。
ついでに、周りのマスコミもかばいあうのも不自然だし。
 
余計なこと言うとバレて困ることあるんだろ。
 
で、
素材となった個人はネットという無法地帯の生け贄でも構わない。
高給取りなNHKには何の関係もなく、
 
最初に上げた新聞記者の例でも、
ネット民態度叩くのは、論点そらしの意図だと思うんだよ。
 
JKへの暴露があって、その周辺に話題を限定したいという。
だって、報道に関わる者が、
報道のあり方にホッカムリっておかしいもの。
まあ、括弧付き「ジャーナリズム」だもの。
 
 
 
下流が「老人」に二重搾取される構図。
ワンピースってのが象徴的だねぇ。
 
昔、
ジャンプって、ハンターとかジョジョとかじゃないの?
って知人に訊いたら、
そういう頭使うのはダメって言われた。
 
ま、サヨクはヤンキーでウヨクはオタク。山本太郎と石破茂だけど。
渡る世間的なヤンキー漫画好きな人って傾向あるよね。
 
いやオレも今も毎週キン肉マン読んでるけどさ。
やっぱココロにアイが無いと。
 
 
ま、それはさておき、
家族、友達、政治的背景、ライフスタイル、いろいろ暴露されてるけどさ。
 
本当のこと言うと、 
それは、貧困というよりも、
下流とか底辺とか言われる種類のもんじゃん。
 
それは、お金では治らない病かもしれない。
お金は人をお金持ちにはしない。
 
 
その環境から抜け出ること欲するなら、
 
 ちゃんと勉強して学歴得て、いい会社就職してって、
 古いタイプのパスで別のTribe(部族)の一員になるか、
 
 資本主義の世界で勝負して、闘争に勝つか、
 とにかく手に職。
 
おそらく、そのくらいしか選択肢は無い。
 
ゴム人間が好きだから、入学金高い専門学校って未来開けないよ。
クリエータ目指すなら、どんどん作品ネットで発表すべきだし。
今の時代、学校とか関係ないじゃん。
 
まだ本気出してないんだよね。
 
ホントは人よりアウェイでスタートしてんだから、
人生設計つーか、自分戦略っつーか。
早めに戦い方磨かないと抜け出せないのに。
 
 
で、そういう若い人、手段と目的が一致しない将来ある人、
食い物にする「老人」って、、この社会らしい構造。
 
いや年齢に関わらず、古い体質に属して、既得権吸うやつは「老人」。
で、貨幣より情報により弱者な若者が、一番食い物にされるんだよ。
SEALDSだってそうじゃん。
 
格差は問題にしても、世代間格差には言及しない人達、
非正規に正規の恩恵シェアしようとは言わない人達、
 
より情報に格差あるところに忍び込むよ。
で、それは「老人」がヤルだけあって時代錯誤。
 
 
 
情報を情報として扱うことの復権、クサイ物語は要らない時代
宇多丸、春日太一の対談、興味深い。
日本で実写特撮映画作るという意味が二重写しの映画について、

岡本喜八や市川崑はメインストリームじゃなかった。
 
お涙頂戴的な過剰な物語を排除して、
情報を情報として切り取る態度。
 
それはオサレで、すたいりしゅ。なんだけどさ、
今までは、そのクールさは大衆ウケ悪かった。
 
 
あの津波の前と後じゃ、時代が変わったんだよ。
 
背景関係なく、
強者も弱者も、善人も悪人も、老若男女一瞬にして消えちゃったじゃん。
 
あの記憶を共有した後なんだよ、俺たちは。
 
 
情報を情報として処理せざるを得ない時代に生きてんだよ。
ビッグデータは統計的で風景。
石原さとみと長谷川博己のメロドラマの入り込む余地ないよ。
そういうの、ダルいじゃん。
 
 
だからさ、
貧困女子を物語として消費しようとしても、
情報が否定すんだよ。
 
 
ま、この世は適者生存。
危機感無いものは淘汰される自ずから。
地球は勝手に回るから。
 
若いから感度が良いというのは先入観で、
もともと、首の長いキリンも短いキリンも居た。
 
 
治まる御代とはそういうものかもしれない。
生きてゆかねば。

 
 
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