足し算に順番がある世界の達人たち <書評?>

くだらないって看破しつつ、
戦うでもなく軽々と乗り越えてゆく人達がいます。
 
今、オレ小学校から過去書き換えられたら、やり直したら、
最近のニュース見聞きして、やっぱ狂ってるので、
そんな幻想に囚われたりもします。
  

ひろゆき氏良いこと言ってますね。
「いいことをしてると思っているバカが社会を悪くする」
http://nikkan-spa.jp/1243036

空き缶のプルタブ集め業者は止めてくれと言ってるのに、
それでも、「良いこと」だと信じてる小学校の教員。
 
こんな話も思い出した。
小学校の算数にまかり通っている「奇習」
http://lineblog.me/mogikenichiro/archives/8305779.html

小学校の算数のテストで、「3.9+5.1=9.0」と書いたら、減点された

2x3=6は正解だが、3x2=6は不正解、同じように2+3=5は正解だが、3+2=5は不正解、という「世界」があるのだという

 
つくづく狂った閉鎖空間。まあ社会の縮図。
もうちょっとマシなものに接して過ごしたいものである。

学校にも行けない国よりは遥かにマシかもしれないが、    
「三年勤め学ばんより三年師を選ぶべし」という格言を思い出します。
自分に必要なことを適切に供給してくれる良きコーチは必要でかつ希少。
師をテキトーに選んで、闇雲に努力しても報いは少ない。
それと、
師を選ぶ為には、当然情報収集もするし、自ずから経験も積む。
そうしないと、良い師匠は選べない。
今は情報が多いので尚更でしょうか。
  
  
こうなると、情報は開かれているから、平等とも言えるし、
経済格差が深刻とも言えます。
高橋秀実のレポート思い出す。
もう一回、引用します。 
 

国立市の公立小学校ではクラスの約半数が塾に通い、四分の一ほどが私立中学校受験に備えている。
それ以外の子供たちも、ベネッセの通信教育などを受けており、小学校四年生の中には中二の内容まで進んだと豪語する子もいる。
授業内容三割削減で「学力低下」などと言われるが、彼らにとって学校の授業はもともと復習、確認に過ぎず、改訂は復習しすぎ。
 
-中略-
学校の授業は出来ない子、自信のない子に合わせるので、「出来る子はそのままにしておくしかありません」(市内公立小学校の教師)
 
-中略-
「それ知ってるとか塾でもやったとか、先生に言っちゃうヤツ。-中略- 自慢じゃん子供っぽいよね」
ーお前も子供だろ。
 
-中略-
学校とは一体何か、考えようとすると山田君がまとめてくれた。
「人間関係を学ぶところですよ」
改訂で謳われる「自分で課題を見つける」は意外な場面ですでに実現していた。
学校で「ふつう」を学び、塾で目的に向け勉強する。
 
-中略-
笑顔が切ない鈴木君。彼の将来の夢は、今となっては最も難しい「普通のサラリーマン」だった。

親の自腹でちゃんとしたことは別に習える子供にとっては、  
小学校の教員は、勉強の師ではなく、
学校は「人間関係を学ぶところ」。
全部承知の上で、こういう人もいる。という付き合い方を学ぶ場所。
狂った相手の思考や感情も理解した上で、上手にやり過ごしているんだろう。
 
それ出来た上で、最高のものにも触れられて、
取捨選択出来たら、人生の上級者だな。

でもねぇ、
選択肢がないと、諦める力はついても、喜びも少ない。
中世みたいに縮む世界はオカルトが平然とまかり通り、
ドロドロと閉塞しちゃう。
 
そんなに人間関係にコストかけて技術も磨いて、
それで「普通」が輝いて見えるかというと、
オレには今でも難しいだろう。
 
理想は、
ダメな思考も否定せず、摩擦さけ、やり過ごして、
その上で欲しいものにだけ近づく、だけど、
そんなこと出来るだろうか、

「プルタブ集めは無意味だ」って教師に面と向かって言うのは、大人げない。
そうつぶやく小学生になれるだろうか、
もし、今過去を書き換えることが出来るなら、
 
やっぱり学校行かなくても生きて行ける方法考えるよな。
その人と関わる時間がもったいなく感じてしまう。
承知の上で悪影響受ける時間を払う虚しさが、苦痛だろう。
どうしても、自分の限界をそこに見てしまう。 
 
 
そんなもんで、 
全部承知の上で、そんな現像な約束事越えて行ける人、心から尊敬します。
達人だと思う。
 
脱力タイムズや中川ホメオパシー、それから生ハムと焼うどんに、最近ハマってます。

共通するのは、
主戦場とするところの、フォーマット熟知しつつ、
それをやりたい表現で越えていくところですね。
尊厳と自由を刻む。爽快です。

どうやって、そんなところに到達出来たのか、想像も出来ない。
生うどんはホントに日本の宝だと思う。 
 
 
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