今回はオーソドックスなブレイクアウトで、シンプルらしい。
ま、ある程度は簡単なものじゃないと、
実践でヤル気しないよな。
シンプルなルールで、そこそこのパフォーマンス。
そして、坂本先生も仰るけど、
ロジックが現実に売買可能なものなのか、
極端なこと言えば明日の株価を判断材料に売買することもシステム上は可能だし。
机上ではできちゃうけど、
ロジックのシグナルを証券会社の売買システム上で発生させて売買。
本書では売買の自動化は扱ってない、
ただ、検証が自在に出来るようになったというところまで。
ホントに実践でやれそうな売買ロジックじゃないと意味なし。
指値、逆指値はどの証券会社でも設定でできるから、
その程度の機能で実運用できる売買ロジックがいいよね。
後一点、重要な注意がもう一度。
上抜けや下抜けでの売買は、逆指値を使えば可能だ。
ただし、1日のうちで上抜けと下抜けが両方とも起きることがある点に注意が必要だ。
その際、どちらが先に起きるかということは分からない
だって、日足データしか持ってないもの。
解決策として、
「仕掛けたその日のうちには手仕舞えない」ということにすればよいだろう。
「手仕舞えるかどうか不明である」ということは「手仕舞えない」ということだ。
検証可能にするためには、そうみなすしかない。
合理的な判断だと思います。
そのくらい割り切って、運用してかつ、それなりのパフォーマンスじゃなきゃ、
意味ないと思うよ。
細かいタイミングに神経使うなら、裁量ってことじゃないかな。
ラクをするというか、
統計的な検証に労力の軸足を移して、パフォーマンス向上させるのが目的だもの。
それで正しいと思う。
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