先に何か払う人 <経済再入門>

ひとの時間(Other Peoples time)を利用するのは、
大変強力であり、同時にリスクもあり、
ひとのお金(Other Peoples money)を借りることと共通点も多い。
 
マネージャーというのは、リソースの運用者であり、
リソースのパフォーマンスを最大化することが目的である。
 
 
そんな発言をしてしまった。
パフォーマンスを最大化することでなく、
「正しい要求」をすれば正しいリターンが得られる、
と信じてる(よに見える)人が居て、

それ、放置したら、滅ぶよ、この世は適者生存なのだから。
思わず、おせっかいな発言をしてしまった。
タダはねぇよ。
 

あくまで、
場の状況と、預かった手札、
 
その相対的な関係性の中で、
賢いリスクテイクをした人が生き残る世の中だと思っている。
 
 
いつも、組織にケツ拭いてもらってきたのかなぁ。
その姿を見てると、お金の知性が無い人が借金する場面見るよにハラハラします。
考え方変わんねぇ限り、違う結果は得られまい。

正しいだけじゃ、タダだもの。 

多分、恵まれた環境を経験したんだろうなぁ。
オレ、正しい要求して、正しい結果得た経験あまりなく、
その逆に、高い授業料払うことばかりだったよ。
 
ま、賢いことと、生き残ることがそんなに一致してるとも思ってないけど、
授業料は高かった。
 
 

羽生先生が昔言ってたけど、
勝利の女神は勇者に微笑む。らしい。

勇者って、先に何か払う人のことだよね。

とりあえず、
不労所得という言葉使う人より、
リスクに見合うリターンって言葉使う人の方が勇者だと思う。
  
 
実家に立ち寄ることあって、
言動に対する覚悟というか払う対価の自覚が、
人間の値打ちだなぁって、そんなこと会話した。
なにも、願望におぼれて、人間の値打ち下げることないのに。。
 
 
ちょっと感動したので、貼ります。


リベラル界隈でも、こういう人居るんだなって。

何かを払わず、立てた旗死守するのって、ムリな相談。

ま、払わない人を軽蔑するかどうかは置いておいて、
払う人を尊敬しようと思った、今日このごろ。
それが経済ってもんなんでしょうね。

払い方で人間の質が分かるって、この世のいいところだと、
たまには肯定してみました。

 
質問コーナー、お問い合わせは、sanpome.net@gmail.com まで。

  
 

社会・経済ニュース ブログランキングへ

にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村

カテゴリー: 心得 タグ: パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です


*