「稽古は試合のつもり、試合は試合のつもり」
かつて、
ロス五輪体操金メダリストの森末慎二さんが、ジャンクスポーツで語っておられました。
真剣の緊張感がないなら、デモトレードは逆効果と聞きます。
デモという競技で勝つことと、
命の次に大事な身銭を将来の不確実性に晒すことでは、ゲームのルールが違います。
ボクはつなぎ売買習得したかったので、デモ的な練習しました。
夜日経平均先物miniの3分足を日足に見立て、
「うねりとれーる」でシミュレータ繰り返した時期あります。
なんも、もらってないけど、紹介します。
うねり取り専用のエクセルファイル(無料)
https://trend-research.com/present/
チャート見ながら、エクセル表に、オーダーしたつもりで記入してく。
あんまり反省はしなかったですけど、しばらく毎日続けてました。
それから、
日経レバ(1570)で一枚単位で日中、3分足を日足に見立て、身銭で練習してました。
ちょっぴり痛い目にもあいましたし、
たまたま、トレンドにハマると綺麗なうねり取りできたりして、
愚かに自惚れたりもしました。
更に、ポジポジ病を患ったため、
昼は現物、ソレ以外は先物miniのチャートをただ一日中見てるだけ、
エントリー禁止という時期も設けました。
働いてみて、特定の時間以外動けなくする。
強制的にルールを守らせる。
これも効果的な療法でした。
ボクごときでは、有効な練習方法を明言することは出来ないですが、
脳の回路に、
チャートから場況をイメージできることと、
判断通りに、感情抜いて、動くとき待つときに適切に体が反応すること。
これが出来上がるまでは、練習。いまも日々鍛錬ですね。
身銭、無料、他人の金、この違いについて考えさせられて、この記事書いてます。
技術的には資金管理の問題なのですが、
根本的には、
他人の金を運用することと、身銭の違いを認識してなかったことだと思いますよ。
誰でも得手不得手ありますから、
ワタクシは人の金預かって、運用して、その成功報酬で暮らすって無理ですね。
自分の金だから、リスクの範囲を限定できるけど、
他人のことまでは、どういう金かわからず、ちょっと怖くてできないですね。
目的限定のクラウドファンディングとかなら、ギリできそうか。
逆に、他人の金だからって人もいて、aako01jpさんはその典型なんじゃないかな。
サラ金から借りて、それをされに信用でレバかけて、一本に突っ込むって、
それはもう、タダのギャンブル。
最終的に出入り激しくても、パフォーマンス上げていれば、
会社では評価されてたんじゃないかなぁ。
ファンド自体の資金力が巨大なら、
むしろ、
無理気味でもリスクとってパフォーマンス上げる方が報酬良かったかも。
個人の場合、失敗は誰も代わりに補填してくれないから。
身銭意識するのが、第一。
あ、あとそれから、
後付で練習するの効果いま一つな気がする。
「うねりとれーる」は相場師朗さん懐疑的です。
結果が出た後のチャートで後付でオーダー出す練習してもねぇ。
先の展開を隠しながら進めても、
やっぱ、知ってるからねぇ。
不確実が分からない精神状態とは違う。安心感がある。
相場師朗さんもリアルタイムでやってほしい。
時間軸が短くてもうねり取り出来るっていうなら、なおさら。
そんな、アンチテーゼもあって、「うねりとれーる」を開発されたそうです。
先の展開を知ってるといえば。
言ってることは正しいし、
入門でグランビルの法則と、戻り目ウリ教えるには、良い題材と思うのですが。
でも、実際の判断で困るのはそこじゃない。
これって、パターンにハマる銘柄を探した後での、オーダーの出し方の話ですよね。
正しいですけど、
実際に選んだ銘柄がその時、理想のパターンにハマるかどうかは、結果論なんですよね。
後から、理想のトレードができたということはあるけど、
トレードしてるときの心理が伝わってこないんだなぁ。
機械的にルール通りやればいいってのは、実は逆で、
「ルール通りやればいい」銘柄をそのタイミングで見つけ出した。
が、正しい表現と思うよ。
上位足でのトレンド確認、
チャートのもっと過去からの高値安値。
最低限でも、そのチャートがホントにハマってるのか、そのくらいは確認してるはず。
さらに、どこで、反転しちゃうか、
必ずグランビルの法則が当てはまるって保証はないからね。
むしろ、もう追うのは止めようという、
判断の分岐点を知らすシグナルの方が重要じゃないかな。
ただ、講義となると、後付の説明にならざるを得ないので、
そこは致し方ないのですが、
練習に見えてしまう。
稽古は試合のつもり、試合は試合のつもり、
トレードは日々真剣のゼロサム・ゲームですものね。
では。
動画で説明。