「今の藤浪じゃ環境変えても」という人は残酷な人。 自分で変われないから環境を変える。

山本昌を臨時コーチに迎え今年こそは、との期待もありました。
コロナ感染は仕方ないが原因が。。一転、同情から失望に。
さらに、
開幕前に、遅刻で二軍落ちでは、
この人何か根本的に駄目なんじゃなかろうかと、
見切りをつけたファン心理は自然とも思います。
 
何年も前から言われてますが、
栗山監督あたりに再生預けたらどうかと。大田の実績もあるし。

 
「環境変えても、今の藤浪じゃ駄目だと思う」は、
常識的で妥当に見えて、ちょっと残酷過ぎるかなと、思う次第です。
 
 
 
自分で変えられないから、環境変えるんですよ。意図的に。
常識の誤解は、人間が環境の動物だということを甘く見積もり過ぎなこと。
意志に過大に頼ろうとすること。
 
時間の使い方を変える、付き合う人を変える、環境を変える、
このどれかでないと人間は変わらないといいますが、

 時間の使い方は習慣化するまでは、意志の力によるところが大きい。
 
 付き合う人を変えるのは、
 職場で長時間過ごすことを変えないと物理的には難しい。
 影響を受けないようにという努力は可能でも限定的。

環境を変えるのは、行うまでが大変ですが、
別の環境に身を投じてしまえば、
外部から強制的な力が働き、意志不要。

意志の力は有限なリソースですから、そこに過大な役割を負わすのは禁物。

個人的なしょーもない例を出すと、
パキスタンを旅してたときは、アルコール飲みたいとは思いませんでした。
毎日昼からビール飲んでいたのに。
代わりにコーラ飲んでました。疲労回復には効果的で。
ま、バンコクに戻ったら元の木阿弥でしたが、

存在しなければ、欲しいとも思わない。
人間なんてそんなもんですよ。
 
外からの刺激で、反応的に生きているなら、なおさらです。
お釈迦様でも、
繁華街でなく、心落ち着く環境で悟っているんです。環境を選んで。
 
 
自分を変えられない人間にとって、
環境を変えることは、最も変化の起きる可能性が高い選択です。
時間配分も、人間関係も強制的に変わりますし。

 
変化の最大可能性の芽を摘むような発言をする人は、愛情に乏しい人間。
可能性のあることは全てトライして、それでも駄目なら諦めも分かりますけど、
 
やる前からそういうこと言うのは、
変わるということに対する無知は罪であると同時に、
最後の可能性を最初から否定するのは、人間の冷たさを感じます。
 
 
 
イメージとしては、 
子供がいじめを受けてても、学校変えても変わらないと変わる前からいう親。
が浮かびます。
ファンは親じゃないけど、
愛する対象に対して、
そういうこと言うのは、冷たい人ですよ。
 
自分の子どもがいじめにあったら「夢を持って」逃げること
https://www.lifehacker.jp/2017/05/170526_book_to_read.html

いちばん大事なのは「逃がしたい(転校したい)」という意思をしっかり伝えること。

転校先は、自分の子どものことを誰も知らない場所にある遠方(隣県など)がいいそうです。

 
 
野球ファンなら、あのポテンシャルがこのまま終わってしまうのは惜しい。
阪神にいても、悪いニュースしか出てこないようなら、
環境を変えるという、最後のチャンスは与えて欲しいと思います。
それでも、駄目なら仕方ない。

ファンは親じゃないから、どうすることも出来んけど、
阪神という環境を変えてあげたい。
  
 
昔、落合と矢野が対談してる番組があって、
ベテランの休憩時間に若手も一緒に休んでるって、落合が指摘してた。
 
そういう体質変えたいという矢野監督の思いもあっての、
二軍落ちだろうけど、
 
とにかくも、
環境を変えてあげることは、甘やかしとは違う。
駄目になる環境に居るなら、環境変えなきゃ。 
 
 
そりゃ、子供を守るより、世間体や費用や手間を気にする親、
中には学校の味方して、一緒になって子供もいじめるような親も居るけれど、
 
そんな冷酷な人になっちゃ駄目だよ。人として。
 
まあ、嘘ばかりついてる人間は冷酷に成長してゆくものだけど、
それはさておき、
 
 
札幌に限らず、福岡みたいな競争熾烈なとこに身を置いて、
それで鳴かず飛ばずでも、
一回環境変えた方がまだマシだと思う。
新たな出会いもあるし。

筒香だって、中畑と出会わなくて広島のままなら、
メジャーゆくような選手になってないかもしれない。
 
山本昌だって、アメリカでスクリュー覚えなかったら、
ただデカイだけの選手で一軍に上がれてない。
 
 
 
何かを変えなきゃ、違う結果は出ない。
今の職場が不満なら、転職した方がいいと思う理由でもある。
 
8時間以上毎日居るなら、影響は受ける。
その影響が好ましくないなら、別の組織に行った方がマシ。
行った先が駄目なら、また次の場所探せばいい。
 
そこで行動しないのは、悪影響の肯定だから、
脳から駄目になってしまう。
 
藤浪の場合、
脳から駄目になってしまう悪影響な環境があったんじゃないかなぁ。
単に、甘えとかではない、何かがあるように見えるんだけどな。

その環境から逃げることは、悪影響の否定でもあるのだもの。
 
 
 
自分ごとで恐縮だけど、
ここに一生骨を埋めようなんて、思える会社には出会えなかったよ。
何回か転職もしたけど。

辞めたことに後悔は1ミリもないし、一点の曇りもない。
 
会社を変えるのは、経営の仕事だし、
その組織の責任者の課題。

自分の所有じゃない組織変えるほどの力あるなら、
起業したほうが能力発揮出る気がするし。
 
 
課題の分離を行って、よき選択したほうが、
途中辛くても、結果良い人生。
私の場合はね。 
 
 
何度転職してもね、約束の地は訪れず、
それなりに、首を傾げざるを得ない職場ばかりだった。
 
戦略立てて、努力もして、
それで、良い結果が出ないのだもの、
落ち込むこともありました。
 
独立して失敗して、
フリーランスになって、また疑問を感じて、
 
 
環境変えたから、全てがバラ色になるわけでもなく、
それなりに、いろんなことは起こるんだけど、
 
 
それでもね、
煙草吸わないのに、紫煙もうもうとした環境に身を置くことはないよ。
吸ってる人には快楽あって、自己責任。
だけど、
吸わないなら、そんな環境に我慢する意味はない。

自分にとって、悪影響な環境って、
パッシブスモーキングみたいなもの。
 
同僚と同化したくない、染まりたくないとセンサーが伝えるなら、
その場所から離れるべき時期だね。

置かれた場所で咲いちゃだめ、選択の放棄は人生の放棄。
 
朱に交われば赤くなるは、避けなきゃ。
 
矮小な例だけど、「ボーナス貰ってから」とか、助言ありましたけど、
汚染されつづけるのは、ちょっと無理で。
 
タイガースが腐った官僚組織だとは言わんけど、
自分で変われないなら、環境くらいは変えたら。
 
 
それと、悪いことがあるときは、環境変えるチャンスだし。
関根さんだって、警察の上司が立派な人なら、柔術家になってない。
アナタに起こることは全て正しい。
 
 
良くしてくれた人も居たんだけどさ、 

今となっては、うれし涙のお別ればかり。
 

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