「書評」麻雀が強くなるための心と技術/魚谷侑未 運命は勇者に微笑む。

羽生善治先生曰く「運命は勇者に微笑む」。
 
昨日、チャランポランな人間に対峙することになりました。
あまりにも舐めた態度の相手ですが、
私は決然とした態度を示せるだろうか?

まだ、途中ではありますが、適切に対処出来てるようです。
結論を下すメール送信。甘い処理はしない。
善意で接しても無駄なタイプ。内面に誠意ないから。
ああいう評論家を排するのも、問題解決の一里塚。
   
 
「迷ったときは勇気の要る方を選べ」って自分に言う。
こんな感覚は最近なかった。
アドレナリンやドーパミン、
そしてノルアドレナリンがドバドバ出ているのでしょうね。
ストレスある状況下で、判断の精度を高めようとしてます。
仕事にこの快楽を求めるのは、良くないな。
ただただ、判断の精度を高めることに集中しよう。
 
本能センサーが反応してるのもよく分かります。

姑息に安全なところから石を投げ、自分にだけ保険を打つ傍観者。
元親はじめ、昔から苦渋を舐めさせられて来ましたから、

生存の危機です。
実際、仕事でも危機なので、リスクの芽を摘まなきゃ。
 
  
あの小狡い連中と対峙しても、生き延びること。
危機を切り抜けるたび、ドーパミン(快楽物質)も出るようです。
 
トラベルとトラブルは同じ語源らしいですが、
旅してるときも、こんな快楽貪ってたんでしょうね。いかんな。
 
 
仕事では特に、快楽は私物化、
助けられる人を助けるために、能力は使わなきゃ。
今なら、プラスの感情を原動力に出来るかな。 
 
 
 
それはさておき、前回の続き。
また、麻雀の話なのですが、「運命は勇者に微笑む」の話でした。
覚悟ないと、勇気ある決断が出来ないものです。

雀力無い私に内容理解はどうかなですが、
彼女の麻雀に賭ける思いはヒシヒシと伝わってきます。 強いはずです。
とかく技術ばかり注目されますが、麻雀はメンタルの削り合い。
大事にしてる勝負観が垣間見えます。

「次に麻雀辞めたいって口にしたら、本当に辞めろ」
その言葉に私は「言ってはいけないことを口にしてしまった」と後悔し、反省しました。
麻雀で頂点に立つことを志していた私。それは生半可な覚悟で言っていい言葉ではなかったのです。

私が関わってきた多くの人間とは真逆ですね。
 
 
こりゃ、魚谷プロに渋川プロは追いつけんな。今のままじゃ。
渋川プロが話題にしていた、タイトル戦も出てました。
そういうことが分からないままなら、勝負より解説の方がいいかもしれない。
 
 
100%麻雀に打ち込んでる人の3倍の能力があっても、
 円満だった家庭が不和になり、
 離婚したり、
 さらに不倫騒動起きたり。
なんやかやで、30%しか集中出来なければ、
100:90で、全身全霊で打ち込んでいる人の勝ち。
 
「運命は勇者に微笑む」
覚悟ないと、勇気出ませんから。
勇気が無いと、合理だけでは出来ない選択があります。

大切にしてるものを大切にすることは、結構大変ですね。
 
 
むしろ、
最善の選択を日々続けたい。
そのためには勇気も必要。人間は合理だけでは無理。
勇気の選択出来るのは、覚悟を持ってるから。
の順ですかね。

ま、 
渋川プロより、羽生先生の方が勝負に詳しいと思いますので、
タイトル99回獲得の方を採用してます。私は。
  
あと、順位付けについては、
成績で語ればいいよ、強い弱いは不毛。
特徴を分類するのは人読みだけど、
 
まだ、Mリーグに呼ばれてない人の中に強い人が居るってのは分かるけど、
同じMリーガ同士なら、その年の結果がすべてでいいじゃねえかよ。
魚谷さんがNo1Mリーガでいいだろ。男女問わず。
 
 
負けてて誰が強いとか、みっともない。
他の競技のプロだと、そこはぐっと飲み込んで、黙ってる気がするけどな。
だからこそ、勝つべき人が勝つね。
 
 
囲碁の溝上9段だったかな。
中学3年の2月に、菊池康郎氏(緑星囲碁学園)に弟子入りすることになった。
大抵の人は、卒業を待って上京するのだけれど、
彼は、決まったら2月中に即引っ越した。
意外とそんなことで差がついたり。
ふと思い出しました。うろ覚えだけど。(囲碁だけに)

って、ダジャレを言いたくなったのは、この本のせい。

キンドルでタダだったので、懐かしくて読んでます。勇気についての本でした。
マーケティングのこと書いてたような記憶あったんだけど、
今読むと、印象違いますね。
読んでて、「運命は勇者に微笑む」って思い出したんですよ。
 
まあ、
努力とか、苦しいことを乗り越えるとか、そんなこと要らないですけどね。
自ずから、やってくるものに対処してるだけで充分。
  
それでも、
大切にしてるものから大切にし、
戦うべきときは戦う。
その程度のことは、流石に私でも、生きてるんだから出来ないとね。
 
ああ、こんな気持になったのは随分と久しぶり。
クソ野郎のおかげだな。感謝せんと。
 
東京で暮らしてる甲斐があったというものです。
 
 

 
   
 

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