ヤッチくんの敗戦から学ぶことは大きい。
良いコーチを得ること、また良いコーチとは?
生兵法は大怪我の元。
自分の得意を見極めることの大切さ。
勝負は孤独なもので自己選択の連続。
とても心に残りました。
最近私は、レベルも視座も低い案件に出会ったことで、
改めて、目的思考、逆算思考などに連想が及び、
体系化されてる「ブレイクスルー思考」について、読んでるところでしたので。
投影を見せられることあり。
youtubeで達人シリーズ観てたので、
RIZIN.22も関心ありました。結果は無残でした。
ここぞというときに、新技出すのでなく、
今までのスタイルを捨てて、2週間でジークンドー採用か、、
それほどに追い詰められていたんだな。
ジャブとしての関節蹴り有効だけど、継続できない。
距離取っても、遠くからのパンチやハイキックに、後ろに下がるだけ。
それ以降は、足のジャブも出せず。
サイドキックもスローさを見切られ、付け焼き刃は否めない。
完全に間合いを制される。
この時点で、ジークンドースタイルの失敗は決定的だった。
遠い距離の打撃を作戦の中心に据えていたなら、致命的。
この時点で、サトシ選手は、打撃での相手の技倆をほぼ見極めた様子。
怖さがない、真っ直ぐ下る相手をコーナーにジリと追い詰め、
タックルを狙う。
案の定、相手の対応は緩慢な横蹴り。これは餌食。
半身の構えも災いし切れない。テイクダウン完了。
あとは、鍋の中に具材を入れたようなもの。絶品でした。
相手の力量を見誤ったようだけど、それよりも、石井先生が戦うわけじゃないから、
教える相手のレベルに合ったアドバイスが。
矢地選手の2週間では、明らかに遅すぎる。
達人はスムースでクイック、あんなにスルーには動かない。
距離の取り合いで、まっすぐ後ろに下がることもなかろう、
体を躱しながら、カウンター取ってるはず。
それが出来なければ、柔術世界チャンピオンのタックルの餌食なのに、
何故、その戦い方を今回許したのだろう。
コーチが止めなきゃ。まだ実戦で使えるレベルじゃないって。
新しいことを学ぶと、一時的には力量は落ちる。
まだ、実戦で試すべき時期ではなかった。
その見極めは、教える側がしてあげなきゃな。コーチ失格。
達人=名伯楽 とは限らない。
人柄が良くて、応援してくれる人が多くても、良いコーチが居ない。
辛いなあ。
朝倉兄弟とは対象的と思う。
内山元チャンプは良いコーチなんだろうな。
一方、矢地選手は、得意の見極め。
打撃が主戦場なのだろうか? もともとそういうセンスはあまり感じない。
接近戦やパウンド技術を磨くならまだしも。
距離を制するようなジャンルは苦手そう。
目が良くない。
朝倉兄弟を売り出した恩人が奇しくも言及してるけど、
カウンターは罠。観察する目。矢地くんには、そういうの無い。
前田が猪木にハイキックは、猪木vs藤原の金的パンチのときだと思うが、、
それはさておき、
得意でない分野に特化しても勝てない。
打撃センス無くてもフィジカル強いんだし、接近戦に活路見出すべきじゃないかな。
胡散臭くても、ジークンドーよりウエイブの方がマシだったんじゃ。。
ウエイブパンチ効かなくても、脱力には効果あるだろうし、
肩の可動域が大事って山本昌も長持ちしたし、
肩甲骨動かす習得に時間掛かるから、途中で使えないし、
まあ、
ブレイクスルーでゆうところの、セルフメイド選択。
既存に良いでなく、自分固有に最適解を選ぶ。
個で生きる人は、それが出来ないと、必ず痛い目に会う。
逆に、
勝負の世界で生きるには、コミュニケーション能力の高さも仇。
一芸を極めるのは、もっと一匹狼タイプ。イチローみたいな。
人柄が良くて、応援してくれる人が多いのは、どうだろう。
藤井聡太先生の師匠も言ってた。
https://kakaku.com/tv/channel=4/programID=12194/episodeID=1382730/
杉本八段は入門希望者について「礼儀正しい」「社交的」「先輩から愛される」ような子はプロ棋士に不向きだという。強くなるのは「負けず嫌い」「負けを忘れる」「孤独に強い」という子だという。
そして、入門の際には「何かを犠牲にできますか?」と必ず質問するという。
この世の中の美徳は、セルフの最適解じゃないんだよな。
目的のためには、もうちょっと性格も犠牲に出来ないと。厳しいなあ。
なまじ多才だから、
目的に対しての自分最適な選択がぼやける、フォーカスが甘くなりガチ。
まあ、自己投影ですけど、考えさせられましたよ。
で、読んでる本は、
↓本格的に、体系的に。
ちょっと、自画自賛が多すぎて疲れるので。
↓エッセンスのみ手軽に、
うーん、
原則が7つあって、その中に、
「参画の原則」というのがあるんですが、
他者が自発的に変革に向かうように、ってあるんですが、
「7つの習慣」でもそうですけど、
他者を変えようとするのは無謀です。
そして、どうやって他者が変えられるのかの、技法は特にない。
理想論だけ、
2週間でジークンドーマスターに成れる訳もなし。
思考法として、考える順番を整理し、
無駄な検討や情報収集を排除し、
理想に向かう仕組みづくりを志向する。
ってのは、好ましいけどさ。
まあ、成果を出すには、
「誰をバスに乗せて、誰を下ろすか」それがすべてですね。
同様に自分が主役でないときは、
どのバスに乗るべきか、見送るべきか?
間違ったら、降りるべきか?
主役が理想に向けて、
変わりたいのかどうかの見極めですね。
不要不急な人材をバスから下ろす決断する人、
これから増えるとは思うけどさ。
賃貸経営では満足ゆく結果で、ITの仕事ではモヤッとするのは、
主役と理想とするゴール設定にも、あると思うのですよ。
賃貸経営の主役は自分で、
そこでの価値提供から、ブレずに働いてくださる管理会社の方々が居る。
自分より専門性も経験もある担当者が居る。
そうでなければ、管理会社を変えて、別の担当者を選択する。ことが出来る。
(実際に管理会社変更したこともあり)
「誰をバスに乗せ、下ろすか」を決める。
それができる時点で、成功ともいえる。
お客様に向き合う準備が出来たともいえる。
一方、
ITだとその段階で、いつもキツイ。
お客さんにどういう価値提供しようかと、考えてる責任者すらあまり居ない。
担当者のレベルも揃わないし。
志も技術もどちらも。
このバスに乗っていいのか、私は安易に扱い過ぎていた。
最高の結果を得るためには、
どのバス乗り場に行って、どのバスに乗るのか、
闇雲に過ごしてしまった。
自己選択が甘い。
ゴール設定したら、そこから逆算して、
そんな打算や妥協で選択する理想の自分なのだろうか?
果たして、その人と同じバスに乗っただろうか?
私は自分が孤独に強い方かと勘違いしていた。
もっと決然と、拒絶しなければいけなかったな、
どんなにいい人でも、
その人なりに私の味方として振る舞ってくれても、
人に恵まれることの意味って、難しいな。
矢地くん観てて、自己投影。
それでも、個の選択がより重要な時代になって、良かった。
いい時代です。
ああ、麻雀で例えると、なんだろ。
魚谷プロのシフトチェンジとか。
スピード重視の早仕掛けから、高打点に寄せていった。
結果が出るまでには、それ相当の時間を要する。
そして、妥協しない負けず嫌いな性格がプロ向き。
ほんとに、麻雀は辛抱してる時間ばかりなので、精神衛生に悪い。
やるゲームじゃなくて、観るゲーム。
心が強くないと、プロは続かない。