幡野広志氏とcakes編集サイドの反省の失敗に学ぶ。 足し算聞かれて、自分が掛け算出来ないなら、四則演算分かる人を紹介する。

前回書いた、
 足し算を学ぶときは、掛け算も出来る人から習う。ということ。
 初心者向けと謳えば、無知未経験が教えていいって訳じゃない。
 
逆に、
足し算聞かれても、自分が掛け算分からないレベルなら、
専門家紹介するのが正しいアドバイス。
と、知る。
 

幡野広志氏とcakesまた炎上していますが、


かつて、DV案件でやらかしたのに、何故?
 
幡野氏個人だけの問題でなく、cakesの組織含めて、
いやむしろ組織の危機管理能力の方がよりダメそうだけど、
 
反省しても治らない人は治らない。
 何故こういうことを、よく目にするのか?
あるいは、
 自分でもやらかしを繰り返すことがあるのか?
 
今日は、考察してゆきます。
 
 
記事のダメポイントは、大きくは以下。
1.深刻な相談に対して茶化す、不誠実でただの事なかれに着地。回答の意味なし。
2.専門家につなぐなど、大人として子供に社会的責任を果たしていない。
 (DVについては、前回専門家から学んだはず)


 
1は、
 読者の感情を逆なでするような行為なので、燃える要素。
 そういうコンテンツなので、相談する方が相手選ばないの悪いと、
 開き直ることは可能でも、、

2は、
 累積2枚目の退場でいいんじゃないかな。流石に反社会的でしょう。
 かつてDVの専門家とコンタクト取ったのに、
 なぜ今回相談しないのでしょう。
 アドバイスとして専門家紹介しなかったのでしょう。
 
cakesはメディアとしての公共性の自覚ある上での今回のやらかしなので、
非難が殺到するのは当然の報いだと判断します。私は。
こういうメディアを放置するのは、まずいと思ってます。  
 
 
個人的には、
 メンタリストDaigoもいじめの深刻な悩みを相談した際に、
 大人が逃げに終始したという、辛い経験を語っていて、
私もそういうことありましたので、
幡野氏の対応なら、だったら答えるな。と感情でも反応しました。
 
 
で、 
感情は一旦脇に置いて、反省の失敗から学ぶべきポイントは、 
反省出来ない自分を知らない。から改善の方向を誤る。
知らないから、避けるor頼るという選択が出来ない。

治らないのには、理由がある。

 若年女性の日常的なDVや性的被害という状況が想像出来ない。
 なら、
  ああオレはそういうこと分からないんだ。
 って、気づけば良かったのに。
 専門家から話聞いて、分かって反省した気になっちゃった。

 分からないことは専門家の助けを仰ぐ、それ以上関与しない。
 徹底する方向で改善する選択はあった。
 
 が、分からない自分を自覚出来てないので、
 結果的に、
 攻めた回答は出来なくなり、
  テキトーにお茶を濁す回答になってない回答。
  内容のなさをどうでもいい文章で埋める。
 と毎回なっていった。私も読むのを辞めた。

 初期は専門外でも、一生懸命全力で答えることで、
 斜め上の回答がうまくゆくこともあった。
 が、
 成功体験はリスクと表裏一体で、
 失敗体験を得たときに、
  その分野のことは自分には分からない。
 という正しい諦めが出来なかった。
 
 これは著者だけでなく、編集者も含めて。
 https://cakes.mu/posts/30424

大熊 そういう場合って、幡野さん容赦しないんですよね。
大熊 この場合も完全に子どものためっていう立場で回答してますよね。

 大熊という方、編集長であり編集担当が、
 斜め上の回答に酔ってる。フシがある。

 そして、やらかしのあと、
 編集長は交代したが、専門家に話を聴くだけで終息させた。
 反省した気になっただけだった。私もやりがちだ。


 実際は、そんな充実した体制敷くだけの体力は無い組織でしょう。
 編集者の機能は失う一方だったと想像する。
 
 折角、専門家につながったのに、
 せめて、
  自分の無知を知る知恵があれば、
  虐待絡みのことは常に専門家に連絡取ってれば、
 
 彼らは正しい撤退が出来ず、間違った努力をよしとしてしまった。
 反省と改善はなんの関係もない単語。
 
 
まあ、削除された記事の相談がヤラセで、
彼らが自分の首を締めただけなら、どーでもいいけど。
 
相談する相手を間違えるのは不幸だな。
相談者はこの失敗をキッカケに、正しい相談先にたどり着けるとよいね。
 
相談する際も、されるときも、
肝に銘じるべきこと。

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