Tver面白い。ペンギン池に落ちるような偏差値40番組ばかりじゃない。「形から入ってみた」「X年後の関係者たち」あとアベマの永野回

ちゃんと面白い。そんなこともあるんだな。
TVは偏差値40を目指せと言ってた人達の断末魔みたいなのばかりじゃない。
TVerで面白いコンテンツ自宅で楽しんでます。
 
差別化とか、尖ることについて、考えてました。
きっかけは「シン・仮面ライダー」で、
一般向けというには、ちょっと尖り過ぎだけど、マニア向け過ぎても予算が確保できない。
 
”暗すぎて分からない” って系の批判は、
結局は自分の頭を使わず説明されたい。だけにしか思えず、
だって脳は燃費悪いので、コスパよく感情消費したいもの。
 
オタクの大衆化をつくづく感じます。
漫画版、TV版って区別して、石ノ森作品を”原作”とは呼ばない。
そういう雑なこと言わない人たちだった。
  
綺麗だと万人に分かりやすいラッセンを、ゴッホのような狂人の絵より好むのが、
大衆というもの。
雑にカテゴライズしても、大抵は説明できるなと、納得したところで、
永野確認しました。

相変わらずロックで素晴らしい尖りっぷりですね。
 
 
それから、 
尖って差別化するのと、TPP(徹底的にパクる)は両立しないんじゃないの。
本物とメッキの差はいずれバレちゃうんじゃなかな。流行っても長続きしなさそう。

夏ソフトクリーム、冬焼き芋の二毛作でも、別にいいんじゃないの。
”他がそれでやってるから”と言いつつ、”尖れ”は無理筋に聞こえるけどな。
 
500円出してぜひ食べたいと思える看板商品になってないのが、だた致命的なだけで、
その商品開発のアイディアが流行りをパクるのみでは、相談しちゃいけない相手。
まあ、餅は餅屋。
ラーメンとソフトクリームは遠すぎたね。
ラーメンの商品開発のときはスープの濃度測って分析するのに、
畑違いだとインスタ検索するだけでは、アドバイスが薄すぎる。
 
 
ま、とにかく、
コンビニのアイスで充分と思われない、
高額でも満足度のある商品開発するのが先決で、
売上目標=単価✕本数 の条件クリアできる商品開発できるかどうかが全て。
二毛作で構わないから、品目絞って勝負でしょ。
 
その次は、
店舗広すぎ、スタンドだけでテイクアウトオンリーで済む商品なのに、 
無駄なコストカットが先じゃないの。家賃もったいない。
 
良心的なコンサルvs頑固な依頼者という図式で構成され、
提灯記事的なコメントで溢れるけど、
基本的には、相談先を間違えてるから、アンマッチが起こってるだけのこと。
 
動画取ることで自身の収益にも還元してるので、
善意に対して失礼ってのは、あまりにアンフェア。
反論は支離滅裂であっても、
コンサル側の提案が正鵠を射ていないという問題は残る。
 
相談相手は選ばなければいけない。金借りる相手も然り。
当たり前のことなんだけど、
そんな当たり前を忘れさせるような、主催者におもねる提灯コメントばかりなのは、
日本経済にとっても良くないとは思う。
   
 
徹底的にパクってフォロワーやるのと、尖る=差別化は別の行為だよなぁ。
と何とも言えない気持ちになったところ、TVer観ました。

「形から入ってみた」https://tver.jp/lp/episodes/epbqxqmve4
いやあ、素晴らしかったです。スタッフよく見つけたなこのお店。
商品開発や料理修行とかの方が番組作りは簡単だろうに、集客にフォーカスを絞りきる。
そのアイディアがアパ社長をパクって尖るというもの。
番組側からブレインが入ってるとは思うけど、凄いね。

”実はかなりの敏腕社長で”という元谷社長の説明は、
”実は”でなく周知の事実で、ナレーションが偏差値40過ぎると気になったけど。
 
そんなことより、
商品の前に店長が、まずは認知されて、お客さんに愛されないと。
ビジネスはお客さんに愛される競技。って中田のあっちゃんが言ってたの思い出した。

愛されるには、愛さないと。テイカーの前のギバー。
この動画は目から鱗でした。
  
 
それから、お客さんに向き合うといえば、この番組も良かったですね。

超時空要塞マクロス編 https://tver.jp/lp/episodes/epjg1qgql2
私は当時アニメにはハマってなくて、ましてやラブコメはキツイし、
ですが、ガンダムでやれなかったことを全部やろうという精神が偉大ですね。
とにかく差別化。
聞けば聞くほど、この作品は人類オタク化計画だよなぁ。
オタクが大衆化したんじゃなくて、大衆がオタク化したんだ。

誰もやったことない差別化にトライてんこ盛りは凄いな。
パクるとかのイージーさとは一線を画す、
どこか狂気を孕んでいる。
本物の尖り。そういうものなんだろうな。
 
 
どうでもいいですが、
河森監督がハリウッド映画の音楽のベタさに反旗なのが嬉しかったです。

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