ども、そろそろフィリピン離れる準備します。
とにかく、
マネジメントについて、考えさせられることの多かった一ヶ月である。
得意に注目しなくちゃいけない。
得意で身を滅ぼすことも多いから、
ならば、逆に、
苦手が身を救ってくれることもあるかとも思う。
あー、こんなにストレス溜まらず、サクサク進行したとしたら、
当時もっと長く、SEの仕事を続けていただろうか。
それはない、と思うけど、、
もし、「何を」ではなく、「誰と」働くかを、
周到にチョイスしていたとしたら。
もうちょっと、続けていただろうか、
もし、続けてたら、
今より幸せだったろうか、
今と同じ生活を今してるだろうか。
うーん、オレね、
当時は、来た仕事あまりこだわらず、お金だけで受けてた。
心がけてたことは、あまり長く居過ぎないようにってこと。
正直居心地よい職場だって中にはあった、
受託じゃなくて、業務委託で出社することも多くあった。
でも、長く居すぎ無いようにしてた。
三ヶ月でひと仕事終われるのが基本。
そういういえば、今三ヶ月に一度帰るってのと似てるね。
それくらいが、一つのことに取り組んで成果出すには、
ちょうどいい期間だと思ってた。
それ以上居ると、慣れ過ぎるし。
せっかくフリーなんだから、自由にいろんな経験したいと思っていた。
そのうち、環境変わっても、やることおんなじことばっかで、
仕事の質が悪くなってく一方で、先ゆき明るく感じられなくなってった。
まあ、
変化とか潮流を感じられる状態であって、
危機感もって、転身考えることができたのは、
もともと、人や職場を見る目が無いってのもプラスに働いたんじゃないかな。
嘘ついてるかどうかなんて、見抜けないから、見抜く能力無いから、
3ヶ月居て、ダメならそこまでにしよう。
良くても、それまでに成果出して終わらそう。
自分の無能を前提に組み立てた基本戦略は、
大枠では間違ってなかったと今でも思う。
弱みが弱みとして発現しないようなやり方を選べたとは思う。
一方で、
いろんなことにキャッチアップすることだけは怠らないようにした。
これは表面的に別に見えるけど同じこと。
これは似てるけど本質が全く違う。
その見極め速くってのは、得意を活かしたのかもしれん。
環境変わったり、新しいこと習得する際に、とても役立ったこと。
そういう意味では、強みが活きて、弱みは影響及ぼさない、戦略を選んではいたんだな。
それなりに長続きした要因だったと思う。
例えばさ、
わかりやすい伝え方の法則
わが社の経営方針を伝える。わが社はこれから、
ダイバーシティを重視した経営を行なう。
社員一人ひとりの適性に応じたワークシェアリングを徹底するとともに、
一人ひとりのモチべーション管理にもコミットしていく。
一方で、マーケットの動きに素早く対応できるよう、
それぞれのディヴィジョンのモニタリングを強化していく。
を、
わが社の経営方針を伝える。わが社はこれから、
社員が一人ひとり違った個性をもつことを重視した経営を行なう。
社員一人ひとりの適性に応じて業務を振り分けることを徹底するとともに、
一人ひとりの社員がやる気をもってもらえるような仕組みづくりを責任をもって行なう。
一方で、市場の動きに素早く対応できるよう、
それぞれの部署が行っていることを経営陣がしっかりと管理していく。
書き換えて、
「カタカナを日本語に置き換えただけで、かなりわかりやすくなったのではないでしょうか?」
って、言われたら、
いや、そんなコトないよ。って言い返せる程度には判別する力がある。
これが、株主総会での経営者の発言だったら、
はあ? で結局、何したいんだよ、ってなる。
日本語に置き換えても。
昔竹下登が、言語明瞭意味不明て言われたけどさ、
分かりやすいから伝わるってのは、まやかし。
むしろ、短いだけでも、最初の方がマシじゃね?
丁寧な配慮なら、批判は避けることができるけど、
本質はそこじゃないでしょ。
「なぜカタカナ語はこんなにも乱用されるのでしょうか?」
便利だから、短くて済むからだよ。
ああ、も一回言う。
伝わると分かりやすいは、似てるけど本質は全く別もの。
実は、
分かる意欲もない怠惰を分かりやすさは補助しない。
所詮、伝わる人にしか伝わらない。
勘違いしてはいけない。
間違った努力をしてはいけない。
適切でない努力を避ける、これだけは心がけなきゃ。
今回つくづくそう思った。