ドーパミンな選挙戦略でなく、高市候補には堂々と勝って欲しかった。進次郎候補はどうすれば良かったのか?「脳内物質」「弱者が強者に勝つ方法」

進次郎失速により、石破vs高市の決選投票となれば、
史上初の女性総理誕生ですね。

結果に文句は無いですが、
石丸さんを担いだ藤川選挙参謀が躍動してるのが気に入りません。
 
進次郎さんは自滅ですけどね、もちろん、
でもね、
ネットのネガティブキャンペーンの手口が、
都知事選の石丸旋風に似てて気に入らない。

特に、年金80歳と解雇緩和ですけど、
現役世代はそんなに、老人に搾取され続けたいんでしょうか?
普通は、
自分の損が軽減される側を支持する。それが合理と思いますが。
 
石丸さんのときもそうでした。
一面的なバッシングは好むが、
老人批判は絶対にしないんですよね。
そこで日和った石丸さんは若者代表でもないし、
候補としての価値も無いです。
 
実務能力なら安定したベテランに勝てないし、
腰の引けた批判に魅力は無い。
 
 
閑話休題、
脳が快楽物質を放出するのを、快楽系の報酬というらしいです。

快楽系の報酬は、現実的、実質的な損得とは無関係。
そして、人間はいとも簡単に快楽系の報酬に支配されてしまう。
 
子供のときからTV見て、そんな大人にぐるり囲まれて育てば、
ジャンキーになってしまう。
スラムで育って犯罪と無縁な人生は難しいように。
日本で感情ジャンキーでない人物に出会うことは難しい。
 
この人たちは、何故?
意思決定は眼中になく、いつも気持ちばかりにフォーカスしてるだろう。
日本に居て、いつも不思議でしたが、納得しました。
 
感情を満たすことで得られる報酬が至上で、
現実の損益も二の次。
そんな感情の奴隷、感情の中毒者に触れてしまう。理由に納得しました。
 
兵庫県に電話で知事の辞任を迫り、県職員の仕事を無駄に増やすクレーマー。
 多くの県職員はむしろ被害者で、
 不信任決議から解散総選挙なら、
 知事もろとも維新も公明も庇う県議も落とせるのに、
今は粘ってもらって、選挙で一票を行使できる方を希望するのが合理。
自分の感情を消費するのが最優先と説明されれば、
非合理の理由が納得できます。病人だもの。
 
 
当然、政治家をバカにするのは、病人たちの娯楽で、
選挙プランナーは実に巧みだなあと、
日本人の民度への、冷徹な視線が素晴らしい。
 
が、実力者の高市候補には、正々堂々と勝って欲しかったな。
岸田首相の高市潰しという噂もあるが、
それは感情を煽る援護射撃で、むしろ菅潰し。
嫌いな人を応援する合理は無いが、煽って盛り上げる戦略はある。
 
とても、藤川的な臭いを感じるのだけれど、
こんなことばかりやってると、短命で終わるよ。 
安定しててくれた方が、国民のメリットは大きいと思うのだけど。 
  
 
ま、 
実力者に感情エネルギーの味方が付けば、短期的には鬼に金棒。
翻って、ボンボンなジュニアはどうすれば良かったのだろうか?
 
やはり無策過ぎたと思うよ、
菅元首相の周りには参謀は居なかったのだろうか?
弱者の戦略採用すべきだったと思うのだが、
 

USPは、
 衆議院選で勝てる人気。
 高市さんが女性でも及ばない人気。
全国周ります。派閥解消を丁寧に説明します。
私を選挙の顔にすればドブ板も徹底的にやります。
選挙に勝ちます。
と、アピールすべきだった。政策は賢い人に任せればいい。
 
夫婦別姓、ライドシェア、解雇緩和、
支援者に目配せは必要だったとしても、最低限に留めたかったね。
解雇の件、労働市場流動化も、
”林官房長官の説明の通り、岸田政権と同様です” で良かったのに。
金融正常化は一旦ストップで、あとは岸田政権の継続でよくて、
 憲法改正は全力で取り組みます。
 派閥解消と政治資金の透明化の取り組みを全国に丁寧に説明します。
 
政策では、争わない。違いを見せない。否定もしない。
強者の陽動には乗らず、勝てる局地戦を徹底すること。
 
実力は無いのだから、長期戦は出来ない。
目先の衆議院選で勝つという短期決戦に絞る。
全国津々浦々を遊説して、人気で勝つ。 と言わなきゃ。
 
そもそも、菅後見人の傀儡なのだから、
長年の政治課題に決着とか、迅速な意思決定とか、
現実味ないお題目には、誰も期待しない。
  
致命傷になったのは、
橋本五郎記者の優しいパスを蹴っ飛ばしたこと。
そこは、”衆議院選挙スグにやります” と言わなきゃ。
担ぐなら、操る側がもっと、いい準備して臨まんとね。
勝てる場所がなくなってしまう。
 
自分が分かってないから、戦に勝てない。
逆にこれじゃ、
高市さん以外が総理総裁なら、自民負けちゃうよ。

流石に合理的な選択をして、日経平均7万円台を目指しそうですね。

2024.09.18 15時現在
ボラタリティ激しく、往復ビンタ喰らいまくりの日々でした。
9月当初の下落傾向はまだ続いていると頭を冷やし、
反発に慌てず、長い陰線を待つことにした。
チャート的には、上昇は弱いと見ている。
売りポジションを大きく持っている。
今晩のFOMCで運命が決まりそう。
現物は塩漬けのまま、高市総裁後で構わない。

カテゴリー: ファンダメンタルズ, 書評、映画評など, 株式投資 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です


*