やるせなさと、リスクテイクの信念と。

ども、ラチャブリで豪華に過ごしております。
詳細は明日以降。

今日は昨日の続き、

まずはこのニュースから。
大川小の84人忘れない
流石に、この収束の計り方は釈然としない。

判断のミスが絡んだものについては、
モニュメント的なまとめ方は釈然としないこと多いけど、、
 
 
ダメな大人の判断力に子供が犠牲になるのは辛いなあ。

正直に死者に鞭打つようなこと敢えて言う。
 
 
マニュアルがあるかないかに関わらず、
こういう緊急事態では、現場の即時の判断が全て。

イザというときに自分で判断する力もない人に、
人を教える立場に立って欲しくない。
  
  
判断ミス、
とりわけ他人の多くの運命に関わるような判断ミスについて、
キレイ事で収束させていいコトよりは、重いよ。

死んだ人を罰することもないけれど、
どういう判断ミスがあったのかは、せめて明らかにすべきじゃないかな。
罪は問わないから、明らかにしてくれって、司法取引できないのかね。
  
 
   
最近、判断力というものを意識しております。

昨日のファスト&スローに次いで、読んだ本。

これは、スロー(合理的思考)だけでは、間に合わないので、
ファスト側、直感による瞬時の判断というものをどう考えるべきか、
そんな本だった。

肝心の直感をどう鍛えるべきか、については、
目新しいことは書いてなくて、ちょっと拍子抜け。
逆にそこは、王道なしってことかもしれない。

直感による判断の元になる存在として、信念という概念が出てくるんだけど、
信念の話しは、ありきたりかな。
 
  
一方、なるほどと思ったのは、 
直感は経験の質と量、そして領域によって磨かれる。という点。

経験の領域が当てはまらないと、直感が狂う。
過去の成功体験が邪魔するとか、このケースだね。

あとは、質の良い経験を多くすれば、直感は磨かれると。
合理的思考だけなら、経験は関係ない。
数理的な正しさを追求すればいい。

でも、
それだけで、全部処理しようって無理。限界がある。
人間だもの。咄嗟の判断が必要な時もある。

カンボジアで4000リエルが1ドルって分かることは、電卓叩くことじゃない。
即時にお釣りのやりとりするもんだ。
 

で、仮説検証的に、直感を使うのが、有効なメソッドだと著者は説く。
直感で仮設を立てて、合理的思考で、それを検証する。

合理的思考だけで、全てを賄うのでは、
消費するリソースが膨大過ぎて、スピード感もない。

それを、検証だけにスロー側を使うことで、クイックに適切な判断を行おうというアプローチ。
ナイスだと思いました。
  
まあ、とは言え、どこかで踏ん切りつけて、結論出さなきゃいけない。
だから、最終的には、その拠り所となる信念が一番大事って話しなんだけど。
 
 
津波っていう今ここにある危機を前に、
50分近くも、ダラダラ会議してるってあり得るのかな。
最高責任者が不在でも、学年主任とか、いたんだろ。

優先順位付けって、最後は価値観だから、
ま、著者の言葉で言えば、

信念がない人は何も決められないよな。判断力はあっても決断できない。
優秀なだけの人って、何人も見てきたよ。
リスクを恐れて、何も捨てられない。
   
 

投資でリスクテイクを日々迫られる著者の、合理だけが全てでないという魂の叫び。

やるせなくも、なるほどと思った次第。



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