いよいよ公開。予告編を見た限りでは、
・キャスティング良く、役者は頑張っている
・キャラもプロットも原作(アニメ)の再現度高い
・アニメと同じく九郎のラストバトルまで行くみたい
・田渕監督の特撮アクションは期待できる
・福田監督のパート(佐藤二朗、ムロツヨシ)は不安要素
・主要キャラが結構な割合で居ない
(佐々魔隊長、謎のロシア人、鬼首、ミラクル、隈取り)
鑑賞後の評判も集まり始めました。
・福田監督パート多め、原作に比べアクション少なめ
・特撮アクションはややチープであるが、健闘
・実際、主要キャラは大幅に削られた
原因は、尺の都合と、エログロによるR指定の回避。と想像。
・原作知らないと内容が分かりづらい。羅列でしかない
ストーリーを削減した為、ツギハギになった様子。
・役者陣は頑張っている、皆好演
という特徴と傾向はあるようです。そしてなにより、
なんといっても最大の懸念点である福田監督パートに関しては、
原作のシュールな笑いとも別もの。
好きな人は笑える。楽しめる。
望まない客には、ギャグがしつこく長い。地獄。
私のスタンスは、アニメを面白く視聴し、
佐々魔隊長とチ◯コ切りロシア人のバトルは観たい。
福田監督パートは全く望まない。ノイズでも我慢するつもり。
でした。評判によると、
楽しみが減って、苦痛が増える。。ようです。
厳しい。
まあ、せめて、
TBSで放映するアニメは、なんとか第2期が観たいものです。
フジの映画の結果に関わらず、
もともと、福田雄一作品は、
原作が何であれ、福田監督というジャンルで観るしかない。
と諦めているつもりなのですが、
今回は、
登場人物と物語の削減。その度合いも凄まじいようです。
1話30分として、全12話を2時間では、厳しいですものね。
忠実に映画化するなら3部作。
せめて前後編(吉田先生の枕元のくだりを削除)、にせざるを得ないでしょう。
登場人物を一通り登場させるだけで一本分消費してしまう。
それでも充分見どころがあるように、アニメは工夫されてると思うのですが、
とはいえ、
「キングダム」や「ゴールデンカムイ」ほどの知名度は無く、そこまで大勝負出来ない。
「アイアムアヒーロー」の映画化よりも、座組が難しかったかもしれません。
地上波が噛むとなると、2時間で完結し、TVでも放送出来るライン。
中でもフジとなれば、分かりやすい娯楽作が望まれるか。
致し方無いかなあ。
他の監督では、まとまらず、いくつか断られ、挙げ句の検討の結果、
福田監督に白羽の矢が立ったとも、想像されます。
フジだからと、色眼鏡で見てしまうのかもしれませんが、
実写映画化の発想が、ちょっと古い気はします。個人的には。
ま、その成否は、興行収入が決めるでしょう。
余計なお世話ですが、
原作ファンだからと、お布施して文句言う自傷行為は、止めて欲しい。
作り手は、承知の上での福田作品なのだから。
あの笑いを楽しめるかどうかで、評価が定まって欲しい。
私は佐々魔隊長が拝めないなら、少なくとも配信を待つことにします。
ところで、そんな折、
「見える子ちゃん」の実写映画化が発表されました。
アニメは楽しみました。
実写映画も、角川の仕切りですから、
歪まず、忠実な作りになる。か?
予告編のコメントでは、
見える子ちゃんが叫ぶ時点で、原作理解度が低いと評されています。
ホラーで実績ある中村監督ですが、原作ブレイカーとも書かれています。
キャストは、ホラーに有りガチのアイドル起用なんでしょうか?
特撮はチープで構わないと思うのですが、どうでしょう。
いずれにせよ、
監督に原作愛が無いなら、昔ながらの実写映画化になる公算が大。
しかし、コメントのように現時点での判断は、早急だと思ってます。
『見える子ちゃん』実写映画化!
脚本・監督:中村義洋
コロナ禍真っ最中の四年前、こんな時こそ笑える映画をと思っていたところに、プロデューサーから今回の原作コミックを渡され、「いやぁ、今ホラーはちょっと」と渋々ページをめくって1分後、私は「あ。これはやる。絶対やります」と即答していました。怖いのに笑える。前からやりたかったやつです。しかしこれが実に難易度が高い。わかりますか。「めっちゃ笑えるけど怖くない」でもなく「チョー怖過ぎて笑えない」でもダメなんです。私は監督デビュー以来培ってきた「何が怖いか」「どう見えるか」を総動員して挑むことにしました。一方で笑いの鍵となるのがリアクションです。しかし今作の主人公の武器は「無視」一択。変顔で乗り切ることはできません。また、涼しい顔をしつつも実は怖がっているなんて、俳優としては相当な技量が求められます。それなら、原菜乃華さんではないか、そう思ってオーディションにお呼びしたんですが、目を見開いてくださいとお願いしたところ、人の目ってこんなに丸くなるのか!?と驚愕させられました。これでイケる!と思ったと同時に、この目ん玉にさせる恐怖を作り出さねばならない、という並々ならぬプレッシャーで撮影に挑んだ次第です。というわけで、これまであまり見たことのない、上質なトンデモ映画になっていると思いますので楽しみにお待ちください。
理解度が低い訳でも、作家性の我を出そうとしてる訳でもない。
承知の上で、実写映画化の難しさをどうクリアしたのか。
ホラーを撮るのに、実績ある人に任せるのも、間違ってはいまい。
脚本と監督の能力がそのまま問われているだけです。
まあそれよりも、アニメ第2期やって欲しいですけどね。
今いまは。
「アンダーニンジャ」は、以下の理由で一旦見送る。
事情による改変(人物、物語の削除)により魅力減。
福田作品への興味はもともと薄い。
「見える子ちゃん」は、まだ期待している。
事情による改変は無い。監督の原作理解度も妥当。
問題は実写映画化のハードルそのもの。
純粋に力量が問われているだけ。
だったら、期待出来そうなら、お金払って、ちゃんと評価したい。
情報収集にyoutubeもよく参考にしてます。
試写で観て、酷評して再生数回すのは、
モラル的に疑問とはいえ、役に立つことはあり。タイミングが早ければ。
でも、
予想出来る結果に対しての”当たり屋”は、評価し難い。
入場料払ったとはいえ、クドクドやることじゃないと思っている。
期待を下回った場合、その理由を述べるレビューは当然としても。
価値の無いものに時間や資源を投じたのなら、
それは自分の負け。誇ることじゃない。他に観るべきものを選ぼう。
映画は事前の投票なので、ちゃんと準備をして臨みたい。
それを怠って、あるいは意図的に、
他責で怒りの共感を募っても、不幸を増やすだけ。
そんなことしても、何も良くはならない。
福田作品というジャンルが一定の支持を集めるのなら、
それはそれで構わない。
逆に、嫌なら投票しない。当たり屋はやらない。
それを身に着けないと、無責任な野党をまた産んでしまう。
質は下がるだけ、嘆いても自己責任。
良いものは褒め、成功パターンを学習。
失敗は敗着を把握し、次に活かす。
行動原理として、習慣付けたい。
2025.01.25現在
2σ到達。
来週レンジブレイクか、また戻るのか、
痛い損切りも覚悟し始めている。