本当の敵

ども、今日のバンコクはいい天気。暑かった。

毎度同じコト言ってるけど、愚民化政策と愚民って一番の敵だと考えている。

相変わらず、こういう連中居るんだな。

室井佑月のステレオタイプな東電批判
 
 
細かいことは後で書くとして、結論から言おうね。

これ、愚民化政策だよ。
現状の利権構造を維持したまま、なし崩し的な税金投入を助長するもの。
 
 
レトリックの構造をおさらいしておこう。

1.責任追及と対策は別、対策の案無し
 責任追求すれば、事態が収束するというものではない。
 汚染水が深刻かつ火急であれば尚更、対策に重点が置かれるはず。
 しかし、具体的な対策、ビジョンも何も示さない。
 不安を他者を責めることで、解消しようという、幼稚な感情の処理でしかない。 
 
 
2.自らの負担には言及しない
 次世代への影響を口にはするが、
 自ら何かを負担しようという姿勢は1ミリも無い。
 分かりやすい悪者を非難することで、タダで免罪符を手に入れる。
 これは人として最も醜い行為である。
 
 
3.株主など、分かりやすくない責任には言及しない
 なし崩し的税金投入でなく、銀行や株主にもそれ相応の負担を求めるべきである。
 オーナーがそれまでの東電を支持してきたのだから。
 債務超過を逃れないなら国有化のプロセスで、相応の負担をしてもらうのが筋。
 騙されたと言うなら株主代表訴訟でやってくれ。負担が先。
 が、
 株主は身近な市民かもしれない、読者かもしれない。だから言及しない。

どう見ても、作為がある。

一市民が自分のブログで発言してるワケではない。
内容が稚拙であろうとも、

文筆を生業とする人間が、公のメディアで発言している。

この作為について、承知しておこう。

対策、賠償、
そして多くの原子力関連施設は不良債権化する。

そもそも、
使用済み燃料を資産計上してるとかのインチキもあるらしいけど、
さらなる廃炉や処理を考えたら、

想像を絶するような、バランスシートだろう。

分かりやすい悪者叩きに興じてる人達は想像もしないような、
絶望的な負担への覚悟が必要なはずだ。

国でなければ、対処できない。
が、それには適切なプロセスが必要。
そのプロセスがあるから、負担について明確になるし、
彼女達が好きな経営責任の追求もできる。

彼女は本能的に知っている。
最終的に、自分へ負担が回って来ることを、
のうのうと電力消費してきたんだろ?

そこから、目を逸らしたい。

で、こういう感情だけで生きてるレベルの人って、
実は、今の利権構造維持しようって人達の味方。

いやホントに、株がただの紙屑になって、株主代表訴訟やるのが、
当時の経営責任問うには、一番手っ取り早い。
でもこの手の連中は、分かりやすい悪者しか、悪者にしない。
 
そのときだけ感情的に騒ぐだけの愚民が一番扱い易い。

もう一度言う、

文筆を職業してる人間が、
公のメディアで、
このレベルの内容。
 
 
国民を思考停止させるための愚民化政策。
と、それに同調する愚民。

この手の連中。騙されたからという逃げ道を必ず用意している。
 
そうか?
不勉強なだけだろ。
 
 
昔、勝ち目の無い戦争に突き進んだときも、
騙されたって、言ったのかな、彼らは。

ほんとは、統制下であろうと、情報の収集と分析チャントやれば、
結果は予想がついたんじゃないの。 
でも、感情の処理を優先したんじゃないのかな。
 
 
瓜二つとは、このこと。
 
愚民化政策に加担するものと、それに同調する愚民。
国を滅ぼす存在だと、心から思っている。



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カテゴリー: 言論、メディア タグ: パーマリンク

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