日本のハードランディング

ども、ホーチミンで一息ついてます。
いい天気です。
  
  
日本にいたとき、何度か話題に出たんだけど。
日本は、ハードランディングするしかないんじゃないか、
 
ま、税金の話とかもしたから。だけどさ。
 
 
三ヶ月ぶりの日本ではっきり感じたこと、書きます。

安倍政権になって、政権の安心感がもたらした効果は大きい。
その分は日本は明るくなった。

一方アベノミクスの及ぶところも、ある程度想定できるのではないか。

円安にもかかわらず過去最高となった貿易赤字
円安に誘導できるのなら、コスト高からインフレには出来るのだろう。
次いでに賃金引き上げだって、できるかもしれない。

でも、日本の産業構造を直視しろって数字だ。
 
あとは、成長戦略はなんとも分からないが、未だに分からないという方が適切か。
 

この手の施策はカンフル剤、オリンピックだって、利益の先食い。最後は誰が払うの?
日本の実態はもう過去とは別ものなのに、
日本人の頭の中が追いついてない。現実と現実認識とのズレが大きい。

で、
経済対策の財源、新たな借金でなく税収上振れ分等で確保=首相

らしい。うーん。
増税と自然増収で賄えそうとは誰も思っていない気がする。
少なくとも、
ものすごいタイトロープな舵取りをしようと考えてるらしい。ということが分かる。

リフレ自体も賛成じゃないし。
リフレしてんのに増税するのも賛成できない。
それでも、成功を望むよ。

それと、両刃の剣を承知で信任したんだから。
今更、手のひら返しは止めようよ。

自民党の公共投資型の政策では経済低迷から脱却できないから、
民主党の言う、仕分けや埋蔵金に期待して、ダメで。
それで今があるんだから。

また、手のひら返しても、それは歴史に学ばないだけだね。
   
   
政府はスーパーマンじゃないから、そんなに多くは期待できない。
ただ、その政策決定の影響は逆に甚大。

「何も変わらない」って、愚民政策だよね。

実は、「何も変わらない」の裏には、
本当にダメになるとは思ってないってこと。
まだ、なんとかしてくれると思っている。

実際は、
そろそろ、昔みたいにそんなに何とかしてくれる訳じゃなさそう。
で、逆に、影響はより受ける。

「平和」を定義して、戦争と戦争の間の谷間の時代。
って、誰の言葉だっけ。

安定的な経済成長があって、政権が安泰で。
「何も変わらない」って言っていられたのは、極マレな時代。

その時代は、
バブル崩壊や人口ピークアウトのころに、既に終わっていた。

ただ、人間の現実認識の方が、現実の変化を認識できないだけ。
変化の度合いにあわせて、変化できなければ、
ハードランディングするしかないだろう。

オレは逆に、日本人はイケるトコまでこのまま行って、
ハードランディングする覚悟なんだなって、思ったよ。

確かに、そのやり方の方が、日本人は得意なのかもしれない。
 
  
で、その衝撃がいやで外に亡命って、最近流行りかな。
まあ、逃げた先が日本よりマシかどうかは、また別のお話。

日本円が壊れたときのこと心配するのと、
お金そのものが壊れたときのこと心配するの、
どっちが適切か、って話でもあるんだが。
  
  
非貨幣経済は難しい。
本当は貨幣を媒介する必要ないんだが、
まだ、交換が形に見えない。

だから敢えて、お金という形にして見せる手続きが、
まだまだ、必要なのかもしれない。

そんな簡単なルートじゃないってことも分かってきた。

ああ、それはまた別の話題だね。

兎にも角にも、
良い準備をして臨みたい。



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