おにぎりは無防備に食べる

ども、
 
野犬を撫で回した手で、おにぎり握って、
山下清にくれてやったぜぃ、ワイルドだろぅ。
 
 
そんなセリフを思い出しています。三歩目です。
今回の総括を考えました。
 
 
そろそろ手続き完了しそうです。平常にもどれるかな。
 
 
お金を前提とした活動と、評価で生きるという状態では、
全然、違うことが少し分かりました。
 
 
一つは、営業というか売り込み的なことは絶対にダメだね。

次に、ディフェンスは難しいということ。

それから、コンテンツ力あってこそということ。

お金とは違う影響力というものは、非常に強力だということは、分かる。

こうやって生きていられるし、
ブログ再開まで、無償で強力してくれる友人もいる。

このチカラはとっても強力だ。

未だ、お世話になるばかりで、
これが流通として成り立っているかどうかもよく分からない。
どう、報いることができるのかも、よく分からない。
その点、お金は簡単と言うこともできる。
 
 
 
ま、それは今後の課題として、
実践してみて分かった3つのこと、報告してみます。

1.売り込むはできない。
 「こういうことをしたいから、支援してください。」まで。 
 商業活動の営業のようなことは、絶対にしてはならない。
 というか、不可能。
 
 こちらの見返りが不確定で、共感だけが唯一の手がかり、
 そんな状態なんだから、売り込みは出来ない。
 営業なら、サービスをつける、値引きするなど、
 様々な見返りが可能だ。
 
 それに競合に勝つという視点と、
 共感を得るという視点では、自ずから、
 意味が変わってくる。
 
 
 例えば、交流会でありがちな、
 強制的に席替えを行なって、
 いろんな人と話すように、ってシステム。
 
 うーん。どうもダメみたいだ。
 異業種交流という目的ならいいけど、まあ、そぐわないなぁ。
 ボクに興味ない人と無理やり話ても、
 意味のある時間にならない。
 
 非礼な対応を受けることもある、
 熱心に質問してくれる人を遮ってまでやることじゃない。
 
 任意であることが大前提で、
 その上で、興味のある方から共感していただく。
 それしか、今のところ、あまりやりようが見つからなくて、
 押し売りに見られたら、逆効果。
 
 こちらの返応が不確定なこの状態じゃ、
 販売員がパソコンにマウスもつけますから、って言えないんだから、
 獲得って、考え方は取れない。
 
 できることは、手をあげたら、あとは待つだけ。
 賛同してもらって、初めてスタート。そんなところがあるよ。
 
 これは、貨幣経済の文法と大きく違うところだと思う。
 
 
 
2.ディフェンスは難しい
 あくまで可能性だけど、
 おにぎりに毒が入っていたら、避けられない。
 相手は善意だったのに腐ってた場合は、死んでも仕方ないと思う。
 が、
 
 ゆく先々で、おにぎり貰って生きるということは、
 善意を受ける瞬間、完全に無防備である。
 また、そうでなければ、
 未確定な返応者が人のチカラを借りる資格はない。
 
 無防備な瞬間に悪意で対応されると、
 そのディフェンスは難しい。
 
 こんな生き方そのものが、既存の価値観の否定だったりするから。
 悪意持たれても、そんなに不思議じゃない。
 
 しかし、善意を受け入れるという前提でなければ、
 共感を得ることは、難しい。
 
 コンテンツ力を高めれば、評価資産は積めるかもしれない、
 だが、悪意に対して、どうディフェンスするのだろう。
 
 お金で払えれば、誰が払っても100円は100円だから、
 人と関わらないような、ディフェンスは比較的容易だ。
 
 それは実感してきた。実質のみに着目して生きてきた。かつては。
 まあ、
 「人は一人では生きていけず、協力が」なんていう人ほど、
 自分のポジションしか考えてなくて、いざというときは逃げちゃう。
 しかし、
 今、「人の協力がなければ」と言うときは、全く意味が違う。
 
 昔のようにディフェンス固めてばかりでは、立ちいかない。
 難しさを痛感している。
 
 
3.コンテンツ力が源
 山下清の切り絵みたいなもの。
 何か魅力を構成するものがないと。
 
 共感を得るのは、難しい。
 本質的には、コンテンツくらいしか、返応する方法がない。
 お金を払うことが出来ないときは、何で返応しようか。
 
 ピカソはレストランのテーブルクロスにサインすれば、
 会計以上の値段がついたという、
 コンテンツ力があれば、通貨を自分で発行できるようなもの。
 
 コンテンツがお金をビヨンドするのは、どの水準なんだろう。
 
 その水準超えられない人はお金で払うしかない世界っていうのが、
 未来予想ではあるけれど、
 
 貨幣でなんとかなる経済より、格差きつくね?
 
 チカラは強いが、ハンドリングは難しい。

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