フクイチの帰還困難区域に最も近い駅、竜田駅。
ボクは今回そこまで、行きます。
三年経った今、敢えてそこに行く理由があります。
ども、カオサンのオサレカフェで帰国準備進めています。
今回、中国東方にキャンセルされ、直前にチケット取り直したため、
ちと、ドタバタしております。
帰国の際は、よろしくお願いします。
そんな中で、常磐線竜田駅まで行くよう予定立てました。
ボクはクルマ無いので、ここまでが近づける限界です。
その様子はブログでもレポートしてゆこうと思っています。
そんなこと言うと、当事者の方々から批判受けるでしょうね。
雁屋哲と何が違うの？
ま、同じなんですけどね。心無いことしますね。
それでも、敢えて今行くべきだと判断しました。
ええと、順に披露させてください。
基本スタンス
見たまま、ありのまま伝える。鼻血出たら出たと言います。
ただ、移動の疲れが無いよう、前日は充分睡眠取ります。
同情的に寄り添わない。ニュートラルに、アパタイヤに接する。
経済状況には、やはり着目する。
日常の様子を重視する。
で、理由っすね。
まあ、美味しんぼの鼻血がキッカケですけど、
オレ何で問題視してんだろう？
その反応が感情的過ぎること。だよね。
自分の不安を問題の中心に置きすぎ、リスクマネージメントは何処へ。
いや、ヒトじゃない。オレね。
オレ、あのニュースをネットで知って、感情的な反応したもの。
何にしても、扇情的なものをゼロには出来ないのに。
リスクそのものをゼロには出来ないのと同じように。
問題は、対処の仕方と、何を扱うかだよね。
不安じゃなくて、危険の可能性つまりリスクを扱う。
心の問題は他に任せて、リスクマネージメントを対処の中心に据える。
鼻血の件は、それが出来てないことを、暴露した。
オレだけじゃなく、感情の応酬に終始したよね。
もう三年だよ。安全派だろうと危険派だろうと、
いつまでも「不安だ、不安だ」では情けない。大の大人が。
科学的な正しさの追求はいいよ。「で、どうするの？」
リスクをこう扱ってますって言えれば、
そんなに浮足立つ必要はないんじゃない。
「子供が不安がる」とか言うけどね。
子供じゃねえだろ、オトナのオマエだよ！ そう鏡の前の。
オトナが不安だから、それが伝播すんだよ。
だしに使うなよ、大人が子供なんだよ。
ああ、理由だ。全然説明にならんな。
やっぱ、雁屋哲批判するにしても、
彼は現地に行って、オレ行ってない。それフェアじゃない。
それだけじゃなくて、やっぱ行っても見ずに、憶測で言ってもねぇ。
まあ、天橋立行くみたいに、観光気分ですまんけど、
何の確認もせず、知識だけで、リスクの話するのは、
オレの投資法に反するもの。現地を見ての体感、それで情報を補正する。
ずっとそうしてきたのに。
投資家たるもの、まずはリスクマネージメントだ。感情に流されてはイケない。
そんなイロハも忘れてんだもの。初心思い出して、現場百辺だよな。
なんか、そんなこと思ったんだよ。
あんま、理由になってないかな。
で、不安な大人に寄り添わない訳。
ま、ぶっちゃけ、不安なのは当然なんだよね。
これは、福島の人だけじゃなく、東京だっておんなじ。
いや、瓦礫処理で大阪だって揉めたんだから日本全国おんなじ。
不安なんだよ。日本列島。
だけどさ、大の大人が不安じゃ、子供はいい迷惑だよ。
R指定であるべきは、美味しんぼじゃなくて、不安な大人だ。
示しがつかない。教育上よろしくない。
公序良俗に反するから、不安な大人には寄り添わない。
ことにした。
あと、リスクマネージメントに関連して若干。
一般論としても、どんだけ勉強したとしてもさ、
Aというリスクマネージメントを行っている。
それはBという評価に基づく。
Bの理由はCである。
Cの論拠は、Dという科学的な事実や専門家の説である。
というフォーマットに破綻なく、収まるハズなんだよ。
原発に限らず。リスクマネージメントの視点なら。
ABCDが繋がらない判断をしてるのは、放射線より危険だもの。
危険な投資は無いが、危険な投資家は居るってのとおんなじ。
オレはリバタリアンだから、
Aに基づく決断なら、ベクトルはどちらであろうと尊重するよ。
あ、一ついっとくけど、
健康被害のリスクに関わらず、
もっと大事な理由で此処に残る（or出て行く）はありね。
例えば、郷土愛みたいなもの。
命より大事なもんがあるって、考えることのはむしろ、
人間という動物の、他にない特徴だもの。
ただ、その場合でも、
リスクマネージメントが疎かは頂けない。
東京怖いから、より線量高く、他の有害物質多い香港ってのはナシ。
しつこいが。
ABCD破綻なく、言行一致してたら、
後世から見て、間違ってても、充分称賛されるべきだよ。
不安だけを相手にしてる脳天気な人の方が、非難されるべきだ。
悲鳴上げてる内は余裕あんだよ、ほんとに怖けりゃ声も出ない。
不安だなんて、余裕ぶっこきすぎ。
あと、実際は、経済状況は大事で、
仕事が無けりゃ住めない。
年金生活者でも、病院無けりゃ住めない。
津波のとき、やはり仙台に集約が進んだ。
だって、仕事そこにあって、他にないんだもん。
そこで、仕事始めて、より便利な生活したら、戻れないよ。
人間だもの。
同じことが、いわきでも起こってるんじゃないかと、想像してる。
やっぱ、関東に近いの大きいよ。
過疎と都市への集約。人口趨勢上は必定だけど。
震災が促進してしまったね。幸か不幸か分からないが。
復興に関しては、原発の後遺症より、
実はこの方がウエイト大きいとオレはにらんでるよ。
ま、それは、現場百辺。見てから話せよって話だよな。
実体は多分、不安という概念とは違うはずだ、
ま、それは、見てから話すことだね。
オレは福島の人も、こうしてチャントしてんだよって、
全国の人に向って言うべきだと思うよ。もっと。
残念ながら、福島のチカラだけで復興する訳じゃないもの。
鼻血炎上に乗じて、それやるべきだったよ。
で、寄り添わない。
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