人は便利には勝てない

ども、今日は雨降りで、完全オフです。
個人的に育てているダンボールコンポストに生ごみ投入したら、
特にもう、やるべきこともなく。
 
メルマガにちょっと書いたとおり、
http://sanpome.net/?p=2666
↑この続きで、「人は便利には勝てない」を徒然に。
 
 
えーと、何から話そう。
 
中国の使えねぇネットの話
http://ameblo.jp/manachan2150/entry-12051346062.html
 
この記事、というかこの記事の反応にインスパイアされました。
あるコメントに「アメリカの製品」という単語が出てきて、
そこはかとなく漂う昭和の香りが、ボクの鼻腔を刺激しました。
 
グーグルやフェイスブックは「グローバルなサービス」で、
国家や製品という発想の枠で捉えるのは、ちょっとムリというのが、
2015年の夏の標準的感覚でしょう。
 
中国という国家体制がまだグルーバルなサービスに対抗しようとしてるが、
如何に取り締まろうとも、
人は便利には勝てない。それが時流というもの。
無かった昔には戻れません。
 
 
でも、オレが中国でも、
そういう頑張りを頑張るしか実際は選択肢があまりないかな。
薄々、時代錯誤的で無理だと分かっていたとしても。
行けるトコまで行って、ハードランディングのよいトコは短期間で済む処。
これもまた、統一と分裂を繰り返す、悠久の時の流れの一コマかもしれません。
 
 
そう言えば、「人は便利には勝てない」で大抵のことは説明できるもんだと、
気づくに至りました。
 
 
ああ、何の話だっけ、
安全保障を考えようとすると、武力を持てば戦争ってレベルの反対論が主流のままで、
内容ある話にならないのは、GHQの思惑どおりなんじゃないかって、疑ってます。
 
アメリカのシリア空爆では文句言うけど、ISが住民蹂躙してもダンマリ。
この恣意的な人間性をどうしたら上手に説明できるだろう、
まるで非暴力は説くが、いじめには見て見ぬ振りの学校の先生のよう。
 
 
勧善懲悪的な二元論で情報処理すれば、
矛盾や葛藤のような煩雑さからフリーだし、
 
ノープランで反対だけしてても、
コミット不要で正義は安価に手に入る。
 
手軽で便利だもの。人間だもの、便利には勝てない。
 
脳をそういうプロセスにカスタマイズした後の世界に生きているボクは。
インスタントに答えを出す訓練に皆忙しい。
 
 
BSジャパンでモーニングサテライト、モーニングプラスと、
忙しくない朝は、特に火曜の朝は、早起きして番組見ます。
ニューヨーク週明けで、情勢の確認、それから情勢分析。
くらいは、淡々と報じてくれます。
 
社説のようなスペースで意見の発表するのはいいけれど、
なんで、他のジャンルで、他の番組では、
この程度のクオリティで報道してくれないのだろう。
日経は広告だと揶揄されるけど、
安保関連法案の報じ方、その域にも達してないんじゃないの。
日本に居て、メディアに接して、この落差に驚きました。
中身の分析する気がないの? 初めから。
 
安全保障の視点でも、
もっとマシな反対あって然るべきには見えるんだがなぁ。
 
 
 
ああ、それが昔GHQが狙ったことか。
 
何で朝日新聞は生き延びたんだろう?
教育機関も戦後同じようにコロリと宗旨替え。
彼らの口調が同一なのは、占領下の国策だったのか、
 
韓国は、反共、反日、裏返しとしての親米が徹底されたはず。
逆に武器を放棄の平和主義なんてヤラない。
報道と教育では徹底されたはず。
 
 
日本の場合、多少左寄りに染まろうとも、
破壊しとかなければならないのは独立。
奪いたいのは武力じゃない、
独立心や自立心。それが一番厄介な存在。
問題解決力を持たないノープランなら反対でも問題ない。

「で、どうするの?」と問えば、
「なんとかしてください」と答える。
そうなってくれるのなら、多少のことには目をつぶる。
ウルトラマンや水戸黄門が解決してくれる。
山本太郎の天皇直訴は極めて象徴的である。
 
 
自立ないまま、
リスクマネジメントが向上することなんてありえないもの。
 
市場では皆自由に参加して、
命の次に大事なカネをリスクに晒すもの。
便利に寄りかかる訳にはいかない。
 
 
 
そんな2015年夏、昭和のなれの果てを生きている。
で、アメリカ年内利上げ、出口に向かう。
そのころ、いろんな化けの皮剥がれるだろうと前々から思ってた。
 
EUは長く患いそうで、
中国はそのうちなんか弾けそう。
 
日本は遥か昔から、空気による統治。
製品の品質は世間様の目があるけど、
そのクオリティと統治の実体は別のお話。

フィリピンくらいまでは有事の想定してんだろう。
 
多少支持率下がっても、日本で政権交代は当分ないだろうな。
第三極は消滅し、野党は先祖返り。
 
マスコミが強行採決という論調に乗るのは、
むしろ政権への応援で、本質的なことには触れないと決意してるのだろう。
政権狙わない代わりに、安泰な野党の地位で取引できてるんじゃなかろうか。
 
 
政権狙うなら、安全保障とかチャントしなきゃいけない。
少なくとも、ちゃんと語れなければいけない。
でもそれやると、既存の与党との差別化が分かりにくくなってしまう。
逆にインスタントな二元論なファンが去ってしまう。
 
多分ね、
政権取る能力ないの自分で知ってるし、
国民がそれを許さないのも自覚してる。
党首は消費者の動向には敏感だ。
差別化と集中。
政権への欲を捨て、長期的に繁栄できるポジションを探した。
第三極の崩壊を尻目に、大変賢いことだと思う。
 
 
マスコミも教育も同じこと考えてるのだろうかと、フト思う。
生き残りが厳しいときには、先祖返りで強みを活かす。
 
まあ、昭和に設計された制度はそろそろ疲労も限界そうだけど、
行けるとこまでそれで行くんだろうな。恐竜は恐竜のまま。
 
環境に適合した別の生き物がそのときは繁栄したとしても、
それはそれで、適切な自然の摂理だろう。
 
 
便利の恐ろしいのは、過剰に適合してしまうことだけど。
そういうもろもろも織り込み済みなのが自然の摂理というものだろう。
 
 
 
最近、スギナは酸性の土壌に生えると学んだ。
しかし、枯れていく茎は土を中和させる成分を含む。
徐々にスベリヒユやツユクサに主役交代してゆくらしい。
注意深く観察して、適切かつ柔軟な選択をしようと、いつも思う。
 
 
利上げ後は、暖かいとこに帰りやすいだろうか、
という直近のことと、
東京オリンピック後くらいまでの想定は出来るようにしなきゃ、
とも思う。今日此の頃。
 
 
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