学ぶために働く、 ホリエモンと進撃の巨人に教わる

与論島でも、ダイコンの種蒔いて、経過観察してます。

暖かいところでも、出来るだけ手を抜いて自給自足を。
 
受け入れ先で気使ってもらって、作業若干軽めなんですが、
農作業して風呂入って飯食って寝る。ってただ漫然と過ごさないよにと、
教訓めいたことを教わる。
 
 
 
松本人志、ホリエモンの「寿司職人が何年も修行するのはバカ」に持論
http://news.mynavi.jp/news/2015/11/08/118/

世間の反感買うのも計算ずくで正論だよなって、

元はこれhttp://honz.jp/articles/-/42033読んでて、
センスの有無は決定的だろうし、
体系的にノウハウ分解して学べるアカデミーがあるのなら、
その方が手っ取り早いだろう。
 
ああ、そう言えば、松本人志って、まさにその体現者じゃんて気付いた。
アカデミーで学んで、後は独学とセンスで一流店そのもの。
 
有吉弘行がEXテレビでオール巨人師匠の面接受けた的な内弟子制度が昔はあったけど、
吉本養成所出て、師匠持たず才能開花させた。
 
 
紀里谷和明監督は、ニューヨークのアート学校出て、
写真家として名を知られる。
スチール写真とかの繋がりも出来て、
そこから映画に進出して、ついにハリウッドデビュー。
こちらも巨匠について助監督から叩き上げた訳じゃない。 
 
アメリカだと監督志望は最初から監督業を学び、
弟子がやるようなコーディネートの仕事は、専門のコーディネーターが居る。
監督より高収入なコーディネーターもいて、別の仕事としてステイタスも高い。
そんな話を聞いたことがある。
 
 
ま、日本のシステムでも、アスリート的なものは色彩が違うかな。
相撲取りとか将棋指しとか、弟子入りしても弱けりゃ廃業だもの。
タイムリミットあるのは雑用はあっても、そんなに悠長なこと言ってられない。
 
寿司の場合はどうだろう、
辛抱してるだけでも一応生活出来るからな。
 
だから、
松本人志の「皿洗ったことないからモヤモヤ」は的外れだよ。
確かに、
「芸人が弟子入りすんの無駄」ってダウンタウンが言ったら、ぐうの音も出ないが。
 
 
ホリエモンの言う、ブラック企業の手口という面もあるけど、
終身雇用で、年功序列って側面もあるでしょ。
 
彼がいつも戦っているのは、安定だけど変化に乏しい日本社会的なもの。
自由競争の側の人間という切り口で物申している。
 
そこに含む弱者軽視みたいなことが世間に嫌われる理由。
 
 
昔の日本なら、
ゆるやかに需要と供給が一致してたから、
ゆっくり修行して、ゆっくり一人前になるで丁度良かった。
今の寿司屋はどうなんだろう。
 
お笑い芸人や映画監督みたいに、それで喰っていける人一握りで、
あとはバイトして生活してるその他大勢。
って、世界に近づきつつあるのかな。
寿司よりラーメンはそっちに近いかもしれない。
 
 
ま、少なくとも才能ある者しか報われない世界なら、
あんまりコツコツ修行しちゃ、ダメだよね。
期限区切って、計画立てて、見極めなくちゃ。
 
 
 
しかし、なんで「進撃の巨人」実写版を連想するのだろう、この話を聞いて。
松本人志がテレビほど、映画で評価得られないからだろうか、
辻口博啓や鎧塚俊彦が寿司屋オープンして微妙みたいな感じなのかな、映画観てないけど。
 
批評と実作は別のジャンルの仕事なんだから、
似てるようでも畑違いに安易に手を出すと大やけど。
そういう教訓だろうか。
山本益博が寿司屋プロデュースして、
食材の調達が思うに任せないとか言い訳する感じだろうか、
 
ま、山本益博は、
「料理の鉄人」で神田川一門の参謀役で登場してちゃんと勝たせたけど。
ノンスタイルが競技で勝つにはそれ用の漫才用意する的なアドバイスで。
 
 
それはさておき、
制約ある中で皆んな仕事してて、
それで出来が悪ければ酷評してたんだから、
他人への要求と自分への要求が違うと信用はなくすわなぁ。
 
逆に、叩き上げの雰囲気持つ樋口監督は、
得意の特撮だけやれば良かったのに、
長く業界に居るだけに、中島監督が降りたあと引き受けて、
いろいろ断れなかった感が漂う。
 
 
  
適切な学習せず、やっちゃうのも問題だし、
修行と言う名に甘えて、居心地いい場所に長く居過ぎるのも問題。
 
そんな教訓ですかね。
 
観光に湧いてたころ過剰に旅館業に投資してしまった人もいるらしい。
その後、与論島ブームは去るのだけど、

準備不足で投資しちゃう例は、
これまで挙に暇がないほど見聞きした。
 
 
 
何で、適切な準備をして、適切なリスクを取るという話あまり聞かないのだろう。
ソプラノ大家さんが、リフォーム会社に就職してからボロ物件投資に進出する的な、
 
才能に関係なく、適切な学習で適切な結果を得たという話、
日本で受け悪いのかな。

ま、人はどうあれ、
自分は適切に、学ぶために働くが出来る人でなくっちゃ。
まあ、越冬という最難関へのトライアルなんだから、
あれもこれもと焦ることはないとも、思うんだけどね。
 
準備不足と安住と、どちらも危険と改めて認識した次第。
 
 
口直しに、出来のイイ進撃の巨人観る。

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