車のない身で喜多方へ <山都便り>

ワタクシ免許持ってません。自転車では遠すぎる。どうしたものか途方に暮れた。
が、ゆかねばならぬ。パソコン壊れて家電量販店まで。山都には勿論無い。
あいにくこの日は誰かの車に便乗することもできず、、
 
ま、何よりも依存を下げる為の自給自足生活。
移動を他人に依存してばかりでは、旅でもしてた方がマシだ。
 
意を決して調べる。
山都駅から喜多方駅まではひと駅。喜多方駅からケーズデンキへはバスがある。
電車もバスも本数少ないのだが、一日仕事であって全然構わない。
 
 
 
パソコンが無いと詰む。
田舎で車なしは無謀と言われる。山都に量販店は無い。
が、
日常品は徒歩でなんとかなる。
ADSLが来て、大抵のものはネットで揃う。

喜多方に行くときはいつも、ついでのご厚意に便乗していた。
まとめて酒買うくらいだけどさ。

だから問題ないと思っていた。

だがしかし、
通信手段が無くて、移動が限定的では、
詰む。

身動きがとれない。
途端に得も言えぬ不安に襲われる。
ネットが途絶えては、逃げ場が無い、急に息苦しい。

車は単に移動手段に非ず、
移動の自由そのものだった。

いつも「お願い」じゃ、他人に依存した生活。
NOと言いたいときに言えなくなってしまう。
場所の移動の自由のみならず、時間の自由まで失ってしまう。
 
 
 
道さえ分かれば、自力で移動できるさ。
結局、無理を言って、有料である方に車に乗せてもらった。
喜多方のケーズデンキに修理に出した。

しかしそれで、ようやく道順が頭に入った。
バス停の標識が見えたので、バスもあるのだろう。
40分くらい歩けば、駅から行けるのも分かった。

で、修理済んで、パソコン自力で取りにゆく。
 
 
 
10時前に出かける。

山都駅まで15分くらい歩く。



予定どおりに乗車。片道200円。


程なく到着。
 

駅そばの会津バス停留場へ。
 

塩川行に乗り、下勝というバス停で降りればいい。

19分くらいだけど、次のバスまで一時間位待つ。

 
人通りの少ない駅周辺を歩いて、時間を潰した。

出発。
 

アッサリ着く。
  
  
 
帰りは歩くことにした、寄りたいとこもあるし。

周辺には量販店がいくつも、喜多方はややコンパクト目な郊外型の街である。
 

駅に向かって左折すると、ありがちな飲食店も。
 

昼食は敢えてのファミレス。(ラーメンじゃなく)
 
目的の市立図書館が駅に向かう途中にある。

蔵書はさほど多くないが、5時の電車までここで過ごそう。
紙の本に囲まれるのも久しぶりか。
 
 
これなら、電車で移動してもいいな。
買い物して、食事して、本読んで、
なんなら、観光してもいいし。一日潰しても惜しくない。
 
ホーチミンにいた頃、よくバス乗り継いで、一日過ごしてたの思い出した。
 
 
兎に角も、自力で買い物対処できるのと、
それが苦にならないの判明してホッとした。
 
 
 
図書館でスマフォ
更に今はスマフォも持ってるので、
通貨とか国家のこと考えたりしながら、ときどき最新のニュースもチェック。
 

技術的なことはいいから、ハイエクの話とかもっとしてよ。
 

旧来のテロリストとは違う国作り。それなりの自治もあるらしいが、
経済ではないので、通貨不要か。
 
 
残留優勢との下馬評で、ワタクシ楽観してました。
離脱確定で愕然。読む本変える。

EUの債務超過のくだりだけ、読んで見る。
イギリスは財政の自由失うマイナスもあるし、
そもそもポンド捨てないなら、ドイツのようなメリットは享受できない。
移民への感情以外にも、合理はあるんだな。
 
キャメロン首相辞意の報を見て、帰り支度する。
これから、大変だね。増税延期は当然とはいえ、好手だったな。
ドル90円切ったらと思うと南の方に帰りたくなる。
 
ま、崩壊への備えとして、自給自足めざしてんだけどね。
 
 
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カテゴリー: メモ, 会津山都だより2016 タグ: パーマリンク

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