私は、コーチングを経験したことがあります。
リアルでは、悪いコーチにしか当たってません。今日は良いコーチについて書きたい。
ダメの判断は、
それは私にとって(セルフメイド)の答えなのか?
その結論で問題解決に向かうのか?
この2つの質問で見分けることが出来ます。
コーチ側の自己投影が強すぎる。
無理やり既存のフォーマットに嵌めようとする。
結局、他者より自分な人達。
ポジティブシンキング系は上っ面だけでも出来るので、
ほぼ全滅ですね。「傾聴」すら彼らしません。
多くは、そんな人がコーチしてます。
また、グループコンサル的なのも、効き目薄いですね。
既製品ではなく、自分にとってのオーダーメイドな解でないと、意味ないです。
セルフメイド志向が抜けてると感じたら、キャンセルするが正解。
最低限の必要事項は、こちらで確認。
傾聴、質問、承認、提案、フィードバック。
良いコーチを選び、ダメからは逃げましょう。
ま、具体的にダメな例を書くことも出来るのですが、それじゃ哀しいだけなので、
良い方を今日は学びつつ書いてみます。
昨日は名コーチ ビル・キャンベルの引用でしたが、その続き。
最初は、coachableな人だけ選ぶでした。
現実を受け止める人、成長意欲のある人を選ぶ。
良い例はこれかな。
教える方も教わる方も優秀ですね。
悪い例は枚挙に暇がないけど、直近だと。西野と花屋さん。
そこに感情を持ち込むのならサービス業なんて辞めてしまえ by キンコン西野
https://ameblo.jp/nishino-akihiro/entry-12619675365.html
日頃、友達の店にお花を贈ることに疑いを持っていません。シンプルに勿体無いです。そこで…」
「友達が店をオープンする時や、周年イベントの時に、これを贈れば、具体的に友達の店を応援できるし、友達もメチャクチャ喜ぶよ」という代替案を出したのですが、
これを受けて、コメント欄に「ショックですぅ〜」とか「お花はイイものですっ!」というコメントが、お花屋さんから届いたのですが……ちょっと厳しく聞こえちゃうかもしれませんが、言わせてもらっていいですか?
そんなこと言っていたら、終わるぞ。
じゃあ、花で新勢力に対抗できることなんだろ?
って、考えそうなものですけどね。
ランチェスター戦略な敵にも、王者は全方位的に迎え撃たねばならない。
coachableでないって、わかりやすい例ですね。
現実を受け入れられない人って、成長したくても出来ない。
「7つの習慣」学んで、
緊急性と重要性の2軸で優先度を4分割するという話ありますけど、
「重要だか緊急でない領域は大事だから、暇なときに取り組んでください。」
って訓示してた社長に出くわしたことあります。
死ななきゃ治らないなと思いましたが、
「同じ作業続けてる中で、(何も働きかけずとも)自ずと成長する」とも言ってました。
何億年生きるのでしょうね。
ま、経営者に成長ない企業は成長ない。当初のポテンシャルまで。
成長株見極めるには、経営者の発言は重要。
投資家として、良い学びをさせてもらいました。
良くも悪くも、組織は頭から。
逆に、ビル・キャンベルは、シリコンバレーに巨万の富をもたらしました。
経営が良いコーチを得ると、複利に急激に成長するという例。
coachableな人だけ選ぶ。の他には、
コーチング
「ビルとのミーティングで僕がいちばん得たものは、勇気だ。ミーティングが終わるといつも『自分にはできる』と思わされた。僕が自分でできると思っていないことでも、ビルはできると信じてくれた」
ビルは勇気を重んじた。リスクを取り、たとえ自分の立場を脅かされても、チームにとって最善のことを臆さずに主張する意欲だ。
人材
ビルは4つの資質を人に求めた。まずは「知性」。これは勉強ができるということではない。さまざまな分野の話をすばやく取り入れ、それらをつなげる能力を持っていることだ。ビルはこれを「遠い類推」〔かけ離れたものごとをつなげる発想〕と呼んだ。そして「勤勉」であること。「誠実」であること。そして最後に、あの定義のむずかしい資質、「グリット」を持っていること。打ちのめされても立ち上がり、再びトライする情熱と根気強さだ。ビルはこの4つの資質があると思える人には、ほかの多くの欠点に目をつぶった。彼は面接で候補者をこれらの観点から評価する際、その人が何を成し遂げたかだけでなく、どうやって成し遂げたかを尋ねた。
スキルとマインドセットを見れば、どういう人材に育つかを予測できた。これがコーチの才能だ。プレーヤーの現在のパフォーマンスを見るだけでなく、潜在能力を推し量る能力だ。
チーム
「ビルはいきなり問題を解決しようとせず、まずチームに取り組んだ。問題を分析的に考えたりしなかった。チームには誰がいるのか、彼らは問題を解決できるのかを話し合ったんだ」私たちマネジャーは、とかく目の前の問題にとらわれがちだ。状況はどうなっている? 問題は何だ? 選択肢は何がある? など。これらは有効な質問だが、コーチはより本質的な問いによってチームを導こうとする。誰が問題に当たっているのか? 適切なチームが適所に配置されているか? 彼らが成功するために必要なものはそろっているか?
コーチの資質
「彼は愛を伝える独特の方法を持っていた。おまえはクソったれで、もっとできるはずだと言えるライセンスを持っていた。……ビルは自分のことはどうでもよかった。彼の口から出てくると、本当のことでも傷つかなかった」私たちがビルから学んだこと、それは「愛してもいい」ということだ。チームメイトは人間であり、彼らの職業人の部分と人間の部分のあいだの壁を破り、愛をもってまるごとの存在を受け止めるとき、チーム全体が強くなることを学んだ。
「成功するギバーになるということは、誰にでもいつでも何でもしてあげるということではない。自らの負担より、他人を助けることのメリットが上回るかどうかを意識する必要がある」これをうまくやる人を、グラントは「自己防衛的なギバー」と呼ぶ。彼らは「寛大だが自分の限界を自覚している。頼みごとにむやみにイエスと言わず、寛大な行動を楽しみながら持続できるよう、小さな負担で大きなインパクトを与えられる方法を探す」。
なぜいつも報酬を断るのかと聞かれて、ビルは自分の影響を測る別の「ものさし」があるからだと答えた。
自分のために働いてくれた人や、自分が何らかのかたちで助けた人のうち、すぐれたリーダーになった人は何人いるだろうと考える。
それが自分の成功を測るものさしなのだと。
人間50年からの心得
・クリエイティブであれ
50歳からが、人生で最もクリエイティブな時期だ。経験知と自由があり、それを自分の好きな分野で発揮できる。「後半9ホール」のような比喩は避けよ。そんなことを言っていると、与えられるはずのインパクトも与えられなくなる。・ディレッタントになるな
ものごとを表面的になぞるのだけはやめろ。何に関わるにしても説明責任と結果を持て。本気でやろう。・バイタリティのある人を探せ
そういう人たちで周りを固め、付き合おう。自分より若い人たちであることが多い。才能を生かせ自分がとくにうまくできること、自分を差別化していることを探せ。自分に目的意識を与えてくれるものは何かを考えよ。それらを生かそう。・将来のことを心配して時間をムダにするな
思いがけない偶然を生かせ。人生の転機のほとんどは予想もしない、思いがけないかたちでやってくる。
何度も読み返したいですね。
これなら、働いても、虚しさを感じなくてすみそう。
これはリターンがあるシリコンバレーの話で、
日本みたいな縮みゆく経済では、責任回避とマニュアルくんしか居ない。
訳でもない。
自分の波動を上げれば、情熱も成長もある人は見つけられる。東京でも。
森井監督見てるとそう思うようになりました。
監督、コーチとしても有能。
よいチームを作る人は実存する。
視座を上げてゆきましょう。
繋がるりたい人とだけ、繋がれるいい時代です。