準備のためエヴァンゲリオン序破Q観たのですが、面白いのかこれ?

麻雀観てて、なんか寝付けないのでブログ書いてます。
 
ラジオ聴いてて、現在公開中のエヴァンゲリオンに興味もちました。


今、映画館に足を運ぶかどうかは微妙なのですが、
アマゾンプライムに載ったら観ようか。

そんなモチベーションで、序破Q続けて観たのですが、
面白くないのですよ。私だけ?
 
ちょっとググってみたら、同じようなこと主張してる人もいました。
まともな大人が「新世紀エヴァンゲリオン」を観ると別の意味で泣けてくる理由「NERVがブラック企業すぎ」「幹部が無能なスケベしかいない」
同意。いっくらなんでも彼ら無能過ぎる。
このブラックさはアニメ業界の投影だよね。
 
碇ゲンドウが庵野秀明で、サポート役が樋口真嗣だ。
とにかく場当たり的過ぎで、
本当は、あまり換えの効かないスタッフ(パイロット達)を大切にケアしないくせに、
命運を託すとか、キチ◯イの所業。
 
予算も膨大で、技術力も、NASA並なのに、パイロットの管理は杜撰の極み。
リーダーとしてビジョンは死んだ妻に会いたいという私利私欲。
 
そんな組織保つ訳ねえよ。
 
Qでは組織分裂してましたが、
そりゃ当然だろ、あんな指揮官じゃ。
 
こんな組織に搾取されてて、悪い意味で真面目過ぎる。
逃げちゃ駄目だじゃなくて、逃げろよこんな組織。
 
 
現在公開中は観てないのですが、
ループものなのかな。
だとしたら、作者のさじ加減一つで、何でもありあり。
考察とか、価値あるの?
 
  
お話の展開が、目先のインパクトばかりで、行き当たりに見えちゃうので、
「謎」の部分に興味の持続が出来ない。
Qが急でないのは、クエストとかクエスチョンの意かと思いますが、、
 
無能な指揮官に「想定の範囲」とか「計画通り」とか、言われても、、
進行任せてよいような君等じゃないじゃん。
 
 
最近、進撃の巨人の観過ぎで、ハードル上がってしまったのが原因と思う。
進撃の巨人にあって、序破Qに無いもの。
 
・残酷さ
 TV版のときのままトウジ君すら乗ってない改変だと、
 もう残酷な世界は描けてない。ほんわか同窓会っすよね。

・ストーリー
 過去の設定がつながるとか、伏線回収とか、プロットの綿密さを感じない。
 出来上がるまでに、紆余曲折あったのだろうとは思うけど。

・感情移入 
 現在の視点だと、ブラックな組織に搾取されて悩む方が間違ってるので、
 誰にも、感情移入できない。心臓を捧げる理由が見つからない。

進撃の巨人だと、
直接的な行動で、無能な司令官は交代させらるし、
有能な人はちゃんと有能な説得力あるし、
フェアプレーで爽快なんだけど、
 
エヴァンゲリオン観てると、
シンジくんが悩んでも、切迫感を全く感じないもはや。
人類の命運握る意思決定する人達が、
あんなに弛緩してたら、もうそれは命運尽きたってこと。
手放しましょうよ。
 死ぬるときは死ぬるように、
 滅びるときは滅びるように、 
 
そこで足掻いて、いい結果はまず無かったな。
 
 
 
最近ようやく、日本社会に対する怒りの感情弱まってきてます。
元親たちと縁を切ったときのプロセスと似てます。
本当はもっと良い存在であって欲しいという願望が、怒りの元の悲しみの元凶。
そんな感情を抜いて、フラットに眺めれば、良いものは良いし、悪いものは悪い。
 
その存在がそういういう存在であること自体は、
どうすることも出来ないし、ありのままを認めて、受け入れるしかない。
それでいいじゃん。
 
間違った期待や願望があると、縁切れた後に、反芻思考が起こる。
働いてみても、無能なもの観ると、
働くことについての反芻も起こっていた。

元家族と同じプロセスで解放できることは、もう知ってる。
 
 
エヴァンゲリオンは、
毒親やブラック企業に搾取されてて、
それと気づかず自責で悩む主人公が、
解放されてゆく物語だったはず。
 
特別な力も、他者の破壊も必要なくて、
正しく眺めて、逃げりゃいいのに。
 
奇跡を信じて、やめどきを見誤るのが、日本人の悪いクセですよね。
再確認しました。

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