ふつうツモれんよ、こんなメンツ。愛と情熱のスパイダーマン。
ケビン・ファイギの豪腕もあって、実現できた偉業を称えます。
ちゃんと成長物語やってくれて、孤独な青年という原点回帰の卒業式。
誰を助けるべきか? 働いてみると、深刻な悩みで個人的にも刺さりました。
みんなスパイダーマンが好きなんだなぁ。人間だもの。
誰でも思いつくアイディアで、強引ではあります。
でも、実現できる人いるの? 他に誰か。
ソニー(コロンビア)との関係の中でこれをやるんだもの、
「ヱヴァンゲリヲン」や、「エンドゲーム」より更に難度高い。
それを無視して文句いう気に私はなれない。
富も名声も有ってのことだけど、現状にあぐらかかず、挑戦し続けている。
規模は違えどそう在りたいものです。
演者さん達も皆楽しそう。いい職場ですね。
思い入れないと、こんだけ集まらないよね。
ただのカメオ出演でなく、良い同窓会、良い卒業式でしたね。
細かい考察とかはファンの方に任せて。
同窓会といえばこの歌。思い出しましたね。
なんて単純で馬鹿なオレ。
愚かな人を賢くすることはできない。
悪人を善人にすることはできない。
それが出来るんなら、ヒーローなんて目指さず、学校でも始めればいい。
ブラックなプロジェクトを助けようとしたりした。
昔はそんなことが何回もあった。
結局無理だったり、なんとかなっても虚しさだけが残ったり。
数年前、ある職場で過労死が出て、
その職場の別プロジェクトで働いたりもした。
古くからの友人が誘ってくれたのだが、私は結局、
誰かを助けようとして、ブラックな職場を助長しただけだった。
ようやく、働くと虚しくなる理由がわかりました。
良かれと思って、ヒーロー気取り、
自分にとっても最悪の結果を招く。
からの、
救済と成長。
あれは、泣いてしまう。
スパイダーマンはこうでなくっちゃ。
悲しみこらえて、友をも捨てて、空駆ける。
大きく深い河君と僕は渡る。
その座組では無謀すぎる、ただ安く受注して頭数だけ揃えるのは悪の組織。
助けたいけど、一緒に溺れる公算が高い。
運良く助けられても、ブラックを助長するだけだ。
説得するのは私ではなく、組織の方。
そう言える今は。
私も過ちから学び、成長できたでしょうか。
善に強きは、悪にも強くないと。
せっかく働くなら、楽しくイキイキ、
そう思って、スパイダーマンの動画探してしまいました。
子供の頃聴いた、渡辺宙明先生のオープニングは今でもNo1です。
お話は時代劇の忍者ものがベースだと思うのですが、
暗すぎて救いがないのに、主人公が妙にリア充なのがダメで途中でギブアップしてました。
ただ、今観ると、
アクションは凄いですね。さすが東映とジャパンアクションクラブ。
マーベルに東映がどうやって撮ったのか聞かれ、
許可取ろうとすると下りないから、現場はゲリラ撮影してるので、
どう撮ったかは会社は知らない。と答えたエピソードは有名ですが、
クレイジー。
何故、命を賭けるのか?
今じゃ全部CG、もう無理だろうな、許さんよね危険過ぎて。
ま、ブラックな労働滅びる方が正義だけど、
現場の熱気はヒシヒシと伝わります。
オープニングがスパイダーマンなら、エンディングのNo1はこれでした。
井上大輔、阿久悠、コンセール・レニエ、今観ると凄いクレジット。
内容も戦闘シーンも覚えていないのですが、エンディングとともに、
出撃シーンは今でも薄っすらと記憶にあります。
もう無理だろうな、こんなお金掛かりそうな職人仕事。
なんか楽しそうだなー、きっとブラックな現場だろうけど。
涙がこぼれては、ずっと頬をつたう。
なんだか、私も卒業みたいです。