コツコツ複利の新NISA入門(債券、つみたて枠ETF、高配当狙い、J-RIET)財テクと投資は概念を分けて不幸な人を減らすべし。「なぜ金利が上がると債券は下がるのか?」「Jリートの分配金で副収入」「図解新NISA」「高配当株投資体験記」 

新NISAという制度を活用して、複利の力を味方につけたい。
そう思い、
コツコツ型で新NISA活用を始めることにした。
ミーハー本の海をかいくぐり、情報を整理し、取捨選択。

こんなタイプの本↓を紹介された。興味無くてコレだったかも朧だけど。

 うーん、投資の話じゃないんだよね。
 財テクと投資は、概念を分けて説明した方が、
 のちのち不幸な人を生まないと思うよ。
と私は反応したのだが、それはさておき、
 
 新NISAという制度を活用して、複利の力を味方につけたい。 
それは当然ではないか。と思い直す。
 
せっかく岸田首相の置き土産。何もしないのは勿体ない。
とはいえ、私自身上手く活用してる訳でもない。
個別株を新NISA枠で買う程度。さほど恩恵を受けてない。
これを期に、内容理解しデビューすることにした。
 
 
1.新NISA 制度の理解
金融庁の説明だけでは充分でないと思い読んでみた。

ポイントを理解出来。余計なところは飛ばした。

・旧NISAとは別枠。旧で配当が得られるなら残した方がいい
・新NISAでも、非課税対象は同様。
 売却益(キャピタルゲイン)と配当金(インカムゲイン)両方
・新NISAは、つみたて投資と成長投資の二枠が別
・枠は年額と総額があるが、総額に時間制限は無い。
 年額を使い切らなくても、いつまでも総額まで持ち越せる。
・使った枠は売却したら無制限に復活する。旧とは違う。
 
制度はそれだけ分かれば充分。
あと大事なことは、購入対象(銘柄)が指定されている。
 株、投資信託、ETFに限定。(基本、政府は株を買わせたいらしい。)
 債券やコモディティは単体はナシ。
 ただし、部分的に投資信託やETFに組み込まれているのはアリ。
 指定の範囲で、海外を対象にしたのも円建てで買える。
 
 
まあ個人的には、
 つみたて枠の使い所が難しい。
 つみたての方が銘柄の縛りが厳しい。
 ボラ高くなくていいのに、
 株は上がったり下がったりするから、米株インデックスものでもなぁ。。
 安定してコツコツをやりたい。
  
 成長枠は、
 今まで通り小型株を買って良いのだけど、
 せっかくだから、インカムゲイン狙いもトライしたい。
 債券、高配当株、リート から選びたい。

 
2.債券 仕組みから勉強
これ一冊↓読めば、充分かな。
金利や為替についても、基本概念は学べる。

債券は債券利回りで評価される。元金と利益の総額との比率が利回りだ。
債券の現物以外に、投資信託、ETFだけじゃなく、先物やオプションもあるんだ。
債券先物で何かあると、何かある仕組みが大体分かる。

手堅く利益を得るなら、株でなく債券も魅力だ。
 
 
先日終戦の記念で、
 ロスチャイルドからロックフェラーへ
 英から米へ
 金から石油へ
第二次大戦での変遷を確認した。
明治維新で近代化に成功したかに見えた日本が、
満州で何故うまく立ち回れず、転落したのか?
・軍人トップは経済、外交に疎いのに、戦争も下手な官僚だった
朱子学のせいか、合理的思考が出来ない
・有能な政治家の人材枯渇。高橋是清を226で殺しては、吉田茂まで出ない
・陸軍と海軍の対立。縦割り官僚セクショナリズム
私も同じように原因を求めてしまうが、
ロックフェラーはアジアが赤化しても、日本潰したかったのかな。
毛沢東にも武器売るし。

 
それはさておき、
世界を牛耳るのは債券。と再学習。
米国債は魅力なのだけど、為替がねぇ。
それと、
新NISAつみたて枠を使いたいのだが限定される。選択肢が無い。
それでもつみたて枠使わないのも勿体ないかと、
債券の割合が高い投資信託を選んでみる。
 
 
 
3.高配当株
概要はこの本↓で学んだ。

もう一つ、余計なことも多いけど。

高配当銘柄の選定ポイントは、
 
・事業が安定している
・一株あたり利益をしっかり出してる銘柄
・景気循環株でない
・設備投資が軽いビジネスモデル
・配当性向が継続的に高め(高過ぎない)
 
うーん、
地味で低位のまま見捨てられてて、配当の良い株なんて、
無いよね。
上手く、高配当株見極められそうにないなぁ。

ところが、
坂本彰さんの方では、REITと組み合わせるという記述あり。
だったら、REITで良いじゃん。と思い至る。
配当利回り5%超えでも、そこそこ手堅いJ-REITの銘柄はあるもの。
それが非課税なら、ヤル気出るよね。
 
 
4.J-REIT
コレ一冊↓で充分かな。

健美家でも執筆されてるライターさんだから、まとも。
基本的な仕組みは理解できる。
・物件のタイプ(住宅、オフィス、商業施設、倉庫、etc)で分類される。
・有利子負債比率が60%超えるようだとリスキー。
あとは普通に有価証券報告書や短信を読むよりないかな。
既存の不動産と株式の知識でなんとかなる感じ。
 
5%超えて非課税ならヤル気出る。
暴落時に積極的に買って行きたい。
 
わざわざ、投資信託やETFを買う必要は無い。
手数料や為替リスクを増やすメリットは感じない。
 
 
 
あ、ところで、 
投資では、リスクとリターンの関係を学ぶのが最初で、
勤勉ならお金が増える訳ではない。
努力信仰は労働のゲームのルール。
それが抜けないままリスクに手を出す人が居る。
逆に濡れてに粟だと勘違いする人も居る。
 
勤勉が後に報われる財テクと投資の成功は別なのに、 
勘違いさせようとする人も多い。
欲や不安を煽る人も多いが、
最近は、
老後、FIREに次いで、資産一億円が流行りらしい。 
 
年収を煽るより、資産を煽る方がまだ健全かもしれないが、
収益を生むものが資産。だと知らない人も多い。
PLとBSとCFの別を読めない人も多い。 

一切労働しなくとも、税金払い終わってもキャッシュ残るかどうかは、
資産総額では測れない。
 
投資関係はミーハー本ばかりで、仕組みをキチンと説明してくれるもの少ない。
複利の力を説明するにバフェットを利用するのはやめようよ。
長期でヤルなら、胆力と再現性ある確かな分析力が必要。
”ほったらかし”は運任せという意味じゃない。
不動産のように直接的な影響力が無い分、判断が全て。
営業に勧められて買ってるうちは投資家じゃないよ。
  
ま、若干ストレスもあるけど、kindleUnlimitedで読むなら致し方なし。 
割り切りましょう。
 
 
2024.08.21 16時現在
先週はブサイクな建玉を重ねましたが、戻りで利確。
ブサイクな買い玉のみならず、塩漬けの現物もプラ転し利確。
一方、
今週は休むべき週でした。
雇用統計の噂に往復ビンタを喰らう。 
 月曜は宵の明星かと見えたが火曜は高値タッチで否定。
 戻し継続かと思いきや、雇用統計悪化の噂から売られる。
 じゃあ二番底かと身構えたら、持ち直す。
全て、逆を取られました。
反応し過ぎで、もっとゆったりに戻らねば。
急落の後、戻りで一旦手仕舞ったら、”休むも相場”が正解でした。
コマ足続く中、MACD線が上向いてる間は、しばらく2σ目指すと想定。

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