聖地のインディロードショウは、気になっていた。
けれど、
よりチャンスが稀少な旧作名作、優先していた。
なにより、
喜ばしくも延長が決まり、猶予もある。
⛓️緊急告知⛓️
皆さまの応援のおかげで、
『#健康ちえのわトランポリン教室』池袋シネマ・ロサでの上映延長が決定しました!
「気になっていたけどまだ観られていない」
そんな方も、この機会にぜひ劇場でご覧ください。まだまだ”教室”は続きます。
引き続き応援よろしくお願いいたします! pic.twitter.com/eqlQ2yht0l— 映画『健康ちえのわトランポリン教室』公式 (@chie_tora2026) July 4, 2026
とは言え、
見逃しは、好評なら尚更惜しい。
ネタバレ無しが正解と察し、
後半の展開は未知のまま。世間の評判は確認。
上々でしょうか。
永江二朗監督のような、低予算ホラーの新星と期待。
折角の水曜日、前日に続き池袋へ。
《 開演 》
細やかに行き届いた撮影は素晴らしく、(後述)
無機質なのに、不気味に温かい雰囲気を醸します。
声を大にして褒めたい。
石川皓一の才能ですね。
低予算を全く感じさせません。
チープなホラーで笑わせる方向性とは、別物でした。
展開の面白さより、
行き届いた映像で、少し不思議な世界観を楽しみたい作品。
「カメ止め」「ベビわる」「侍タイ」ほどの神話でなくも、
ロングラン期待です。
より好条件で、次の映画製作が可能なくらいには、好評が広がってよ。
以下、項目別に。だいたい褒めます。
1.撮り方と世界観
2.会話シーンの良さ
3.着地をどう観るか?
※ネタバレは避けます。公開継続中でもあり。
1.撮り方と世界観
結局は、予算じゃなく才能の世界ですね。
撮影素晴らしく。
最初に目を惹くのは、
斜に構えた、凝ったアングル。
不安を煽る目的で、多用される技法ですが、
本作では、ドア越しのアングルが印象的です。
正面から水平に撮っても問題無いところで、
異世界に足を踏み入れる、怪しさが漂います。
それから色味。編集処理だと思うのですが、
ライトグリーンに街並みまで段々と染まってゆく、
侵食を表現。
そこに、柔らかく靄がかかる様な照明。
どんな当て方か、分かりません。
美術、衣装、消えもの(フード)まで、正確に配置され、
無機質な印象を与える。
メトロノームのテンポは、やや早め。
トランスによる洗脳を思わせる。
音楽は控えめながら効果最大。余計な事しない。
好ましい演出でした。
自主映画でこれだけ、キッチリした映像に演出は珍しい。
メジャーでも、ハリウッドでも、凡庸は山ほど。
短い予告編では、伝わりにくいですが、
確かに才能を感じさせます。
2.会話シーンの良さ
役者陣は、オーディションで選んだとのこと。
男優さんは敢えて、似た背格好でクセの無い人選と思われ。
演技もあまりさせない。不気味な演出。
難を言えば、
セリフやや聞き取りにくく。(私がジジイだからか)
会社の先輩後輩の実感に乏しい。
そこだけ、気になりました。
まあ、名優を使える訳じゃなし、(最近、仲代達矢を観過ぎか)
気になる処も有りましたが、
基本セリフは、
状況説明や展開を誘導する為には、多く使いません。
映像に表現力湛えているので、そんな事しない。
時流に抗う作劇姿勢はハンサムでした。
例えば、、
演出、撮影の問題に含まれますが、
撮り方の基本↓。これを踏まえて。
定石は守っていても、
(過度の説明など)セリフは不自然で、
表情の演技を見せるでもなく、
ただ機械的に、発言者のアップ繰り返すだけ。
メジャー作品でも、そんな会話シーンは多々見掛けて、
映画はTVの画角じゃねーよ。
都度、ウンザリします。
ま、それだけに、
表情の演技で勝負したり、
小洒落た会話シーンで、さり気なかったり、
ホントに希少価値だと観てしまう。
↑表情で、人間関係それぞれの葛藤を表現。
↑神様MJをナイキが見つける瞬間のシーン。
閑話休題。
会話シーンは、センスも脚本力も問われて、
手弁当自主映画にとっては難関。
かつ、大抵は避けて通れない。
下手な会話しか書けないなら、脚本は諦めた方がいいよ。
(細田守もキンコン西野も)
が、
インディは良きパートナに巡り会えること稀。
石川監督は脚本も兼ねて、充分これからも期待させます。
3.着地をどう観るか?
辻褄が全て合うように、解釈することも可能。
その場合は、”説明不足”の非難は逃れられない。
散々コスられた展開でもあるので、
あるいは、
説明してしまうと、つまらないと判断して、
編集の段階で、敢えて判らなくしたのか?
まるで「2001年」のキューブリックのように、
正解は知りませんが、
後者で観た方が楽しいかな。
前者として観ると、
’少し不思議’ないしガッツリSFへ、舵を切るには息切れ。
世界観を変化させる演出が弱く、
落差を産めない。
観客にサプライズは提供出来ない。
かなぁ。。
撮影コストも、変わってしまうけど、
もし、
サブライズなオチで終わりたいのなら、
オカルティックなままの伏線に疑問でした。
SF的な違和感は、たまに匂わせながら、
ラストはキレ良く切り替え、ワンシーンでキメたい。
オチは”読めて”構わない。トーンの変化が大事。
本作は、繋ぎ(トランジション)も細心で、
全体の雰囲気を損なうことが無い。
雰囲気を維持することは完璧だけど、
逆に、空気を変える演出は不得手かも。
うーん。。
SFはハードル高いからなぁ。
苦手頑張らず、得意に特化して頂いても、私は満足。
一旦、
不気味方面で、
アリ・アスターのように評価されてしまっては、どうか。
それこそ、
誘導と着地は、F先生に学ぶとか。
無理に何でも、どんでん返しにする必要は無い。
物語消費に過剰な世界に染まらず、センス良く折り合いをつけ、
このまま。才能を開花させて。
2026.07.10 07:00現在
日足では、
高値を結すぶと、右肩下がりのラインが引けます。
毎度のトランプ発言への反応は、イレギュラー扱いで、
三角形を形成と見えなくもない。
W杯終われば、動き出しそうです。
