オウムは衆議院選の落選の後、
陰謀説を盛んに宣伝し、「予言」を実現するため活動に走った。
自らの内部に安全装置を失ったものが辿る道である。
今、ボクの中では警戒レベルを上げました。
ガチな左翼だけでなく、
いわゆるリベラルを自称するマイルドなドリーマーも含めて。
田舎で自給自足とか、
東京で多様性ある関わりとは違いますからね。
オウムの信者も普通の人だったんですよ。
むしろ真面目で、社会や地球の役に立ちたいと思っていた。
都知事選の後、野党4党は次の段階へ。
鳥越さん、医学的な意味で心身ともに不安残ります。
勝てそうだからと大急ぎで担ぐ前に、
後期高齢者に検診受けさせとくべきでしょう。
地震来るかもしれない東京の長にするつもりなんでしょう。
危機管理能力という以前に、当事者意識に乏しい。
更に、
文春砲の後の岡田党首の会見はさすがに終わってます。
調査の上、会見で報告しますくらいは本来最低限でしょう。
今まで説明責任を他者には求めてきましたよね?
これで、「政治的なチカラが」とか言い出すのですから、
陰謀説じゃ、もはやオウムだなと実感しました。
そうなったらもうおしまい。
ベッキーや舛添さんからなんの学習もなく、危機管理能力ゼロ。
まだまだ暴露は続くようですが、
ここで適切な撤退は出来ないらしいです。
健全野党としての最低限の信頼も失うでしょう。
参議院選で1/3とか神学論争はまだいいですけど、
地震もテロも可能性あって、巨大都市で首都機能となると、話は別だ。
泡沫ではない、まともな政党がやっていいレベルじゃない。
で、この後左派政党はまとまりながらカルト化していくと、危惧してます。
鳥越俊太郎氏演説詳報(22日)http://www.sankei.com/politics/news/160723/plt1607230007-n1.html
中身は引用しませんけど、
左翼と老人、コアな支持層に完全に対象を絞りましたね。疑惑の説明を求めない人々。
都政で国政ということでなく、手法に注目しています。
巨大な敵を想定することで、自らのことを外に置き自己肯定。
「戦争」という恐怖を煽ることで、不安を支持に変える。
彼らこそ、戦前の手法と瓜二つです。
ま、自分の記憶にあるオウムから学びましょう。
「カルトにハマる11の動機」を読んだ。
著者は89年から95年までオウムにいて、脱カルト支援もしてるらしい。
真面目ゆえ悩んだりしてる。
末端の彼らはオウムが犯罪に手を染めていったこと知らず、
濡れ衣だと信じていた。
石垣島で合宿してて、
それは細菌を気球から世界中にばらまく計画で、
信者を隔離する目的と知ったのは大夫後のこと。
実際に会えば、善意で親切な人たちだと思う。
煙草スパスパ吸いながら、食の安全語る人たちのこと、
どうしても思い出してしまう。
弱い自分を克服したい、
今の社会に不満がある、
若者組織でワクワクしたい、
ユートピアで共同生活したい、
ある種の平等社会、
分かりやすいカリキュラム、
この辺の目次は、なんとも恐ろしい。
序文から引用しよう。
現代社会にはあらゆる情報がまん延している。
だが、そのなかに心の支柱、核となるべき哲学、知識は少なく、それらを体験する場も少ない。
だから物質的にある程度満たされた後に生じる「精神的飢餓感」を埋めるようとする自己向上欲求、真面目さ、真塾さなどの強い人ほど、
「居場所のなさ感」のような孤立感を覚えることになる。カルトはそこにつけ込んでくる。
「精神的飢餓感」の視線の先に、カルトが好んで使う未来の不幸、不安、病、天変地異、あるいは「地獄」などの「恐怖」の概念があるのも見逃せない。
それに対処する心の能力や免疫は、今の教育制度では育たないし、なおざりにされている。したがって「免疫」が基本的に欠落しているのである。
アンソニー・ロビンズはまだ健全なドラッグだったけど、
よく似てる、体験したから分かる。
「自分は出来る」と暗示をかけることで日常の無力感から解放される。
が、それは「出来ない」の確認でもある。
そしてイケスに囲われたような安全な日常に帰ってゆく。
体の使い方や脳の働きを取り入れてるから、
心身ともにその時は良くなるんだよ。
オウムはヨガや瞑想のスキルは高かった、
そして、不安からの救済って広い意味ではおんなじ。
「やれば出来る」はまだ、健全だけどさ。
で、目次でボクが唸ったのは、
社会と地球の役に立ちたい。
オウムの間違いのーつは、社会や地球を救うといった理想を実現する大前提として必要な覚悟、目的、
あるいは個人が負うべき責任を持たず、かつ他者に預けた点だ。
確かに教団には夢や理相や充実感があった。だがそれが他人の夢にすがることだったり、
与えられるのを待っていたのでは、何かを創造したり、心の解放を得ることはできない。
つまり精神的に誰かに依存し、作られたマニュアルにしたがっているうちは子どもに等しいわけで、
ノープランには理由があります。
そんなに、遠いところに居る訳じゃない。
田舎で自給自足とか、、
参議院選のとき、護憲派は緊急事態条項の反対に絞ったらしい。
現実に居たからね。知り合いでも。
で、災害のときどうするの? 東日本大震災は迅速だったの?
と聞かれてから、考えだす。
それパスしてなんで結論に到達できんの? 賛否に関わらず。
オウムから脱会できた加納さんは、
ヘッドギアつけろと言われて、
こんなもんで何か効果あっても、意味あんのかと疑問があった。
それじゃ、自分の心を鍛えたことにならないし。
至極当然な疑問だけど、
見落としちゃいけないことを見落とさない、
ぐるり囲まれたら難しいよ、逃げるしかない。
支援者のカルト化
鳥越さんの擁護派、、
【鳥越淫行事件】キスだけなら問題ないと思う人々【週刊文春】
http://togetter.com/li/1003078
あと、愛国無罪的な。
興味深いのは“リベラル”のみなさんの考え方。
大義(小池に勝たせない)のため、犠牲(女子大生)はやむを得ないみたいな意見が少なくないことに驚く。それって、大日本帝國だよ(^ ^)鳥越淫行スキャンダルの重大性はどこにある https://t.co/sE5LX67sGp
— 原田浩司/Koji Harada (@KOJIHARADA) July 21, 2016
ここで、脱会しないとタイミング失う。
今が、引き返せないくびき。
戦争が不安なら、
安全保障や危機管理ちゃんと個別に考えないと、
権力の暴走が怖いなら、
まずは自分から、身内から、
最低限のチェック機能が働いているのかどうか、
権力者だけが、自制を失う訳じゃない。
マイルドなリベラルなジャーナリズムも警戒する
鳥越さんのお仲間の方々が今回の件だんまりなのは予想できたとして、
もうちょっとまともそうな人でも、警戒した方がいいと思う。
つぶやきは個人的とも言えるかもしれないが、
テヘランから中東情勢をツイートする新聞記者の方、
安倍首相は選挙戦期間中に封印していた改憲論を、案の定投票が終わったら口にし出した。この人はたぶん、命にかえても改憲をするというような使命感があり、目的を達成するためなら不誠実とそしられても私はかまわない、的なヒロイズムに酔っているのでは。
— 神田大介 (@kanda_daisuke) July 11, 2016
別に安倍政権に批判的なのは構わんけど、内容で批判しようよ。
事実や取材に基づかず、印象操作始めたら、もはやジャーナリズムじゃない。
そこそこ名のある佐々木俊尚さんはリアルなリベラルを自認するジャーナリスト。
私はドリーマーと呼んでますけど、リアルリストを自負するお花畑。
@sasakitoshinao 以前にTV討論で「なんでも反対する現在の野党は・・・」と揶揄されたことに対して、枝野さんが「法案の7割は可決している。賛成した法案については報道されないからそういうイメージを持たれているが、なんでも反対してるわけではない」と怒っていました。
— koto kotora (@kotokotora) July 23, 2016
いや、量じゃねえよ、反対の質。
対案がなければ対立軸にならない、ノープランな反対だから困ってるんだよ。
7割賛成だから、何でも反対じゃないって、、、
むしろあなた達が、野党の体たらくに苦言呈さなきゃダメじゃないの?
良識ありそうに見える「ジャーナリスト」でも、
ある程度は壊れている。
そう見ておいた方が、失敗は少なそう、信用はおけない。
あ、
右側なら、ヤバくないとは一ミリも言わないよ、念のため。
ただ、極端なのはまだ泡沫だし、
与党がアレでも野党4党までは壊れてない。
流石に、スキャンダル追求されて陰謀は唱えない。
まだ、個別の議論できる余地があるもの。マシ。
これ以下はダメという安全弁
ストッパー壊れててても、普通に付き合うには親切だよ。いい人たちだ。
でも、脳に悪い。
高須クリニックは羨ましいな。殺してくれる人が居て。
“今の鳥越さんを見てると、高須克弥が「地位も名声もあって、人から尊敬されてたのに、晩年トチ狂って立候補とかしたせいで、全てを失って笑い者になった人を何人も見てきた。もし今後自分がそうなりそうになったら、その…”… https://t.co/dKmJhyC7fI
— ぱとぱとさん (@patopatosan) July 17, 2016
オレは地位も名声も無いから、そんなことにはならないけど、
ぐるり囲まれたら、壊れちゃう可能性はゼロじゃない。
そんとき、誰も殺してはくれない。
だからさ、
予防に務めるしか、ないんだよ。
日本に居ないのは、気楽なことだって、改めて思う。
ま、安全を求めて自分で選んだのだから、現実を生きてゆきましょう。
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