あの頃ボクはバカだった(けど勝負勘はあったかな)。ー 有能無能 × 勤勉怠惰 ー  キンコン西野の正論とそうでないとこ。 「ラーメンろたす」の衝撃。

有能な働き者、
無能な働き者、
有能な怠け者、
無能な怠け者、
どれに私は当てはまるだろうか、どれを目指すべきだろう。
 
無能な怠け者の解釈間違えていた。 
そして、有能な怠け者を目指して生きてきました。
しかし、頑張ってしまうこともあり、すぐに無能な働き者に成ろうとします。
これだけは避けなきゃと分かっているのに。
 
ま、それでもココぞという時に、判断間違えなければ、御の字かなぁ。
視座の位置と認識誤ると、残酷な世界から脱出できない。
それだけは学んだ。
 
急所で間違えると、簡単に無能な働き者になって、
自分も周りも不幸にする。
それだけは解った。 
 
 
昨日は、お坊ちゃんに勝負勘ないのかと、邪推した。
安倍さんだって、一期目の失敗からの学習だったし、
 
岸田さん、石破さん 
負けても決断すべきところ、逆に耐えるべきところ、センスないのは致命的。
お陰で、
当面株高円安続きそうですね。
アメリカの数字もよいみたい。多分金曜も。
 
 
それはさておき、 
 
小泉純一郎さん、小池百合子さんは、勝負勘の賜物。
(功績の評価は歴史に任すとして)
  
逆に野党は、(維新は「ゆ党」で、)
五輪利権に湧いた都知事選で、宇都宮さん引きずり降ろして鳥越さん担いだ。
負け慣れてしまうと、そっちにホメオスタシスが働く。
鳥越さんでなく、クリーンな宇都宮さんなら、与党分裂でワンチャンあったかも。
敢えて、不安を与えるような候補推した。
当事者にならないほうがコンフォートなのか、
あれが、ひと花咲かす最後のチャンスだったんじゃないかな。
 
主張以前に勝つセンスないの致命的。
個人的には、
戦争という概念と闘うポーズより、
「賢明な意思決定とは何か」の学習が、歴史に学ぶ姿勢と、いつも思う。
  
 
 
味方においては、無能な働き者が最強最悪の敵。
これは、歴史からも経験からも学べました。
世界は残酷なものです。
 
投資を志し、有能な怠け者を目指してきましたが、なんか道半ばで。。
日々奮闘してます。奮闘してる時点で負けか。
 
 
ただ、
資本主義社会の仕組みを見極めて、
その隙間で闘う勝負勘は多少マシかと自己評価。
 
それはさておき、
無能な怠け者について、 
ホントに間違った認識してた。
 
それはそれで、戦略的にありですよ。
無理して闘うべき相手じゃない、敵でもない。
対処は必要でも、闘わなくてよかった。
まあ、
無能な怠け者なのに職場で承認欲求だけ満たしたい奴と、
どう接するべきか、まだ学習出来てないけど。
 
 
 
サレンダー橋本の言う通り。
最近漫画がドラマ化されたんだよね。
昔読んで、得心した。
 
新社会人よ、窓際を目指せ
https://omocoro.jp/kiji/50566/

続きが気になって、こちら↓も買ってしまった。

作中の窓際さん、素晴らしい。 人生のレバレッジ。

最小限の労力で、最大限稼ぐ! それがプロのサラリーマンってもんだろ?

  
ネタバレすると、
 

 
主人公の逆島の蹉跌を描く本作。
 セクハラや変態は、無能の証明にはならない。
 マネージャの本分である、部下のインナーワークライフを形成しつづけてしまった。
 承認欲求に負けて、期待に応えてしまった。

勝利者たる無能な怠け者目指したが、 
結局、有能な働き者にしか成れなかった。。

人間の運命は予め決まってるのじゃないかと、
予定説信じてしまいそうな結末。
  
ある程度の規模の組織なら、80:20の法則が効く。
2:6:2に配分される。
働きアリの中の働き者だけ集めても、怠け者だけ集めても、
すぐに、2:6:2に戻ってしまうらしい。
 
それはそれで、健全なことで、
むしろ合理や効率ばかり追求してしまうと、
ショックに弱い組織になり、寿命短め。 
  
承認欲求さえ捨てられて、かつ、
 終身雇用効く大船か?
 ホントはただの泥舟か?
見極めさえ間違わなければ、戦略的勝者は存在する。
 
まあ、世代もあるからな。。今はその椅子希少だろうけど。
公務員とかまだ可能なのかな。
 
 
 
同じことをキンコン西野も指摘してた。
会社に勤めながら『自由』を獲得する方法
https://ameblo.jp/nishino-akihiro/entry-12621947176.html

この時、正義を振りかざして「会社のルールを変えよう」とする人がいるのですが、「それはオマエ個人の都合だろ」と思うんですね。

「働きたくない人」っているし、
「挑戦したくない人」っているし、
「ホームランは打てなくていいから、三振だけはしたくない」っていう人がいる。

それを認めないのあれば、オマエが起業して、オマエがルールの会社を作れよ、と僕は思います。

全く、そのとおり。
それで結局、起業してマイルールな会社登記をせざるを得ない人生となった。
 
 
 
でも、
それ以外は西野言ってることおかしい。

「所属」と微妙な単語使ってますけど、 
タレントさんはプロダクションに雇用されてる訳じゃないでしょ。
通常は、専任のマネジメント契約で、タレントは個人事業主だったはず。
もしくは、税金対策で法人化してる。

プロ野球選手と一緒。支配下にはあるが従業員じゃない。
会社員ならチュート徳井のような例はありえない。源泉で払う。 

だからそもそも、「西野さんは吉本興業という大企業にいるのに」
という質問が間違っている。
 
質問者はサラリーマンの世界しか知らなくて、
それ以外のビジネス上の個人と組織の関係性をモデリング出来ない。
  
 
キンコン西野はたしか法人化はもう済ましてるたと記憶する。
吉本は契約書も作らない杜撰な企業だけど、
たぶん、専任じゃないマネジメント契約してるんじゃなかろうか、
法人西野にとって吉本は、いち仲介者or顧客に過ぎない。
 
※ここ↓で言うマネージャーは秘書役のこと。 

「そんなにマネージャーを変えたいのであれば、分かりました。僕、個人で外部でマネージャーを雇いますので、僕のスケジュールを切りたければ、そのマネージャーと連絡してください」という方法をとっています。
つまり、会社のルールは変えずに、パフォーマンスが落ちないように、環境を再設計する。

これは当然の仕組み化だけど、
可能なのは、雇用契約とは違う、外部の取引先だから。
彼が吉本という法人組織に組み込まれてなく、交渉の上つど取り引きしてる。
 
実際、
テレビ、ラジオ、イベント、劇場の出演は吉本からでも、
別のルートの方が収入的にはメインだろう。
 
 
最初にどういうモデルで成り立っているのか、
それがイメージ出来ないと、話にならんのよ。
 
で、その上で、どんなポジショニングなのか、戦略が問われる。
将来はテレビ斜陽、ひな壇も終わる。でも明石家さんまには成れない。
今のポジションの延長に未来はないな。
 
そこで吉本に依存しない活動を主戦場に据えた。これが勝負勘というもの。
無能な働き者と、有能な働き者の差は、そんなセンスの差。
負け戦の悲しさは、有能な働き者から死んでいくこと。
 
 
ちなみに、
吉本社員と芸人さんの結託が怖いからコロコロ換えると想像してます。
銀行の転勤のように癒着する前に換える。
現幹部は松本人志の取り巻き。
絶対的人気者が社員と結託すれば会社を乗っ取れる。
自分達がしたことと同じことをやられる。可能性がある。
業務効率より、経営陣が優先してることがある。はず。

 負け戦の悲しさは、有能な働き者から死んでいくこと。

どちらも有能な働き者でも、
カラテカ入江とキンコン西野を分けたものは、また別のお話だけど、
 
とにかく外部の関係となったら、契約しなくてもいい方が交渉において強者。
モデルをイメージした上でのポジショニングでもあり、
絵本を皮切りに、結果出したからなあ。
彼にとって、吉本はONE OF THEMで、かつ、彼は吉本にも貢献してる。
 
モデリングとポジショニングのイメージ出来ない質問者に対して、
勘違いさせるような回答をしてる。
 
 
 
それから、
資本主義社会では、
怠け者になって所有を中心とした思考にならないと、なかなか厳しいな。
終身雇用の正社員って、一種の権利収入だもの。
 
こういう話はしなくても、いいのかな。
キンコン西野が自由に見えるなら、それは彼が資産家だから。
資産は貨幣経済でなく評価経済かもしれないが、
何故自由かと、問われたら。
 
言及するのべきかなぁ。やりすぎか。
 
それ無視して、クアドラントの左側の住人に限定するなら、
勤勉を前提に、有能と無能の差が大事かなぁ。Sクアドラント(自営)なら特に。
 
 
 
中谷本のコメント欄の飲食店の女将さん
残念ながら、無能な働き者に陥ってしまってる。
ダメなバイト君を指導のつもりで叱責しては辞められるのループ。
働けど、ラクにならない。
 自分の分身を作るのでなく、仕組み化を進める。
 メモを取らす代わりに、マニュアルやチェックシートを用意する。

マネージャとして、
部下のインナーワークライフを形成維持するか破壊するのか。
そういう視点が持てない悲しさ。
多くのSクアドラントの住人が陥る罠。
 
悪い例じゃなく、いい例ってあるのかなと、我が身も含め考えてしまった。
 
そしたら、この動画引き寄せた。

コメント欄の女将さんも、ルーチンはこれくらいToDo徹底すればいいのに。
指導よりも、業務のリストアップ。

大規模よりむしろ小規模の方がコレくらいガンガンヤルべきだと思う。
これなら、セントラルキッチンにすれば、多店舗展開できそう。
 
 
更にスゴイのは、ホールスタッフ編。
  
箸の洗浄のくだりは、衝撃的だった。
 バイト君からの提案があり、置き箸を週2で全部洗浄しなおすべきと。
 それを採用して、即ルーチンに組み込む。
 
これは、
インナーワークライフも、理想的に維持されてる結果だ。
 
スゴイ人が居るもんだな。世界は広いや。
 
店主は独学なのかな。多分それがまた良かったのだろう。
経験と勘だけに頼らないのは、もともとの資質あってこそだろうけど、
資質が素直に、経営に結びついてる。
美しいものですね。
  
 
世界は残酷で、今のアナタに調度いい。
 
パラダイムが変わらないと、今の自分に調度いいが変わらない。
仕組み化見直してみるべきかな。
 
 
早速読み直しているのですが、 

仕組み化については、後で改めて書こう。
 
個人的には、美しくラクしたい。

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