ども、高熱が続くなか、チェンマイセミナーも無事終了。
少しでもお役に立てると幸いです。
で、
レッドソックスのクローザー上原投手のストレートはメジャーの中では速い方ではない。
が、ストレートを磨き、多投する方である。
それも、フォークという決め球を活かすためである。
オリックスにいた星野信之投手の速球は遅い。
しかしもっと遅いスローカープとのコンビネーションで奪三振も多い。
決め球があって、それを活かす別の球。
自分の得意な能力があって、
さらに英語力がプラスされると、より効果的。
は望ましい。
英語さえできればなんとかなると思っているのは、
120キロの球速を130キロにするようなもの。
月給3万円の人と同じ仕事を奪い合うのは、苦しかろう。
何が言いたいかというと、
「お前がな」というツッコミはさておいて、読んだ。
ステレオタイプな政治批判とか、いまさらな日本の閉鎖性とかは、読んでもね。
そんなに成長が好きなら、この人なんで移民受け入れとか言わないのかな。
社員の8割くらいは外国人でいいんじゃね。
法人税減税なんて下らないこと言ってないで、とっととシンガポールあたりに本社移せよ。
日本語できない参加者が会議に居て、通訳いないなら、
会議は自ずから他の言語使用するだろ。
義務化じゃなくて、ついてこれない役員は降格させりゃいいだけじゃん。
で、
基本的な認識に変化ないのだが、
ユニクロな件
ワタミな件
類似性をかんじる。
彼がアップルを引用したときに気づいた。
アップルが大事にしたのは、商人感覚じゃないよ。
もっと高尚。理念が最初。
明確なコンセプトに基いてデザインが確定し、デザインありきで技術は妥協せず追求。
ジョブズ、はアップルらしさとはなにか、
とことん追求したんだよ。
単に「成長」の連呼とは違う。
ユニクロらしさって何?
当初は、
安いけど、ダサくない。ってことだったのかな。
もうブランドは要らない。
実は、成長の終わりとユニクロの隆盛は呼応している。
で、更にデフレ進み。
ユニクロで十分が、しまむらで十分に。
ちょっとダサくても、もっと安い。に主役交代。
低迷したときに、アップルらしさとは何かを追求したのがジョブズだった。
これ、ワタミに似てないかな。
ワタミが安いけどサービス充実が認知される。
更にデフレ進み、280円均一金の蔵とか。
タッチパネルで注文し人件費カット。
「らしさ」みつからず。
安いが頼みでは、レッドオーシャンな世界。
理不尽なコストダウンに走りだすしか、道はないのか。
ユニクロはアジアで好調だという。
ちょっと割高だけど、ブランド力あり、アジアじゃそんな位置づけだ。
4,5年前 シンガポールのオーチャード通りで大変盛況だったユニクロ見つけた。
今回フィリピンのクラークではあまり、、
客層なのか、ブランド力なのか、分からないけど。
うーん。
ワタミはその間、自らの経営手腕を頼みに、
福祉、教育、農業、社会事業などに分野を広げる。
成功体験はそのまま、通用したのだろうか。
ユニクロの成功体験には、どこまで普遍性があるのだろう。
ナンバーワンになること、
成長なければ死。
とは言うけれど、あの本から「ユニクロらしさとは何か」は感じられない。
ま、こんなことは、外から見てるオレでも感じるんだから、
忠告する人居ないのかな。
旧軍にも、優秀な参謀は居た。
しかし、指揮官がその結論が気に入らないと、
結論をねじ曲げ、その結論に合うように資料を作りなおさせた。
現在の官僚の仕事も実に似てるという。
賢いが、悪い参謀の典型である。
成功体験への過信、
良い参謀が居ない。
で、ワタミはどうやら自民党と組んだ。
ユニクロはこの後、誰と組むのか。
これで、「組むべき相手を間違える」が揃えば、大三元ロンだね。
ハク、ハツ、チュン、だから中国かな。
猿でも反省するというが、人間は反省する存在ではない。
ただ、学習することはできる存在だと、まだ微かに信じている。
この話、タイムリーに昨日書こうと思ったんだが、
体調悪く、今日に順延。
また、寝ます。