投稿者「sanpome」のアーカイブ

何も語らない映画「ジュリーは沈黙したままで」 ( ˙ㅿ˙ )ポカーンな私への補助線。 グルーミングとは? 「ずるい人に騙された時どう生きるか」

予告編を観て、興味深い。 世間の評は見てみたけれど、  公開2日目なのと、  マイナー過ぎるのと、 書き込みが少なすぎて、傾向は掴めず。 大作続くのも疲れるし、 「入国審査」のような、単館系の丁度良い作品かと思い、 大した予習もせず気軽に、勝手に本作に期待した。 中央前目に席を予約。100分なら余裕。         サスペンスではなく、予告編はミスリードだった。 単にアート系と呼ぶのも、それもちょっと違う。 フィクションなのにドキュメ … 続きを読む

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ラブ&ピースの果てとして「地獄の黙示録 ファイナル・カット」を解かり易く観る。 「サイケデリック入門」byみのミュージック 「僕らはそれに抵抗できない」

天災など思わぬトラブルも続き、撮影中断、 完成までに制作費が青天井。 こんなとき、矢面に立てる監督は偉い。   前作の成功を総て賭けての、 否、映画人生オール・インの大勝負。 家屋敷を抵当に資金を調達し、 ぐだぐだな進行管理を物ともせず、収益も名声も掴む。 Wikiによると、 最初の予算は1200万ドル(当時の日本円で約35億円)だったが、 実際に掛かったのは3100万ドル(約90億円)だった。 そのうち、1600万ドル(約46億円)は … 続きを読む

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映画「風のマジム」 やさしくて純真、疲れないプロの手弁当(o˘◡˘o) ご当地PRや自主映画と違う、晴れやかキャストとロケ! プレゼンの肝は ”誰がどうハッピーになるのか” by澤円

火曜日はお彼岸で祝日とは知らず、なら映画でも。 見逃さない方が幸せで、体に優しい作品を探した。 ここんとこ、 話題作「8番出口」「ひゃくえむ。」かつ高カロリーな作品が続いて、残暑バテ。 「レゼ編」はロングランだろうから、その前に、ほっこりしよう。と予約。 当然小さいスクリーンで、ほぼ中央を選ぶ。105分は大丈夫。       予め、世間の評は確認しておいた。(原作は未読のまま)  え、工場↓は映さないのか。スクリーンで見たかったなぁ。 … 続きを読む

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ドラマ性を削ぎ落とした情熱の100分! 劇場アニメ「ひゃくえむ。」 アニソン「らしさ」全開のストレートなパワーコード♪ 早熟vs晩成は「武井壮切り抜き」「為末大学」に教わる。 ちょっと思い出す「神々の山嶺」。

私は熱量に圧倒されました。 概ね高評価のようですが、 不満が残る原作ファンの評も見かけました。 それはそれで、故ある事と推察します。   1クール12話の連続ものであれば、原作に忠実なアニメ化に成ることでしょう。 本作は、 ”人生を棒に振ってもいい” 岩井澤監督の情熱に全振り。 理由の有る情熱なんて情熱じゃないと言わんばかり、 背景の物語も、キャラの思いも、極力省いてます。   無酸素運動のように、息苦しい程の熱量は伝わりますが、 反面 … 続きを読む

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映画「8番出口」を楽しめなかった人に伝えたい3つの事。クロード・ルルーシュの”ボレロは勇気”! グルグルを断つ「反応しない練習」

ゲーム実況が未見で、本作楽しむのは、ちょっと無謀が過ぎる。 その前提で、 退屈を避けるためには、最低限以下の3点は抑えたい。   1.3視点(主人公、プレイヤー、実況視聴)と身体性(喘息、嘔吐)  2.ジャニーズアイドルの意味、食えない役者の意味  3.全部が妄想の迷走(乗車中から出口まで)   ゲーム実況↓楽しんだ経験あるなら、 本作を充分楽しめるはず。 ですが、 娯楽作にしては、想像よりも随分とアート寄りで、驚きました。 不親切設計 … 続きを読む

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カルト映画「グラン・ブルー 完全版 4K」空前絶後の映像!センス溢れる音楽。でもキツ過ぎる美化に耐えられず、ストーリーは無理「恋愛依存症からの脱却」「麻薬のように抜け出せない自己愛性パーソナリティ障害との関係」「完全教祖マニュアル」

ドキュメンタリのクジラ映画を観たときから、 折角だから、本作もスクリーンで体験しておきたいと、限定上映に間に合わせた。 TV放映のときは、確か、 ヒロインが不快過ぎて、チャンネルを替えた。   まあ、 映画館なら印象も違うだろうと期待して、地下鉄に乗った。  168分は、ギリ耐えられる気がしていた。       ああ、ストーリー無きゃいいのに、「天気の子」と同じ感覚。 邪魔だから、どいてくんないかな。人物も物語も。 映像と音楽だけで構成 … 続きを読む

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オシャレな人情喜劇映画「マルティネス」演出が光る、メキシコ発の嬉しい才能。 カルチュアルライフ社の誇りと配給。‪⸜(*ˊᵕˋ*)⸝‬  辞め時を見極める(石破総理辞任記念)「エピクテトス提要」「林住期」「見捨てるという至上の愛」

タイトルから私は、プロ野球を連想した。(候補は数人) 中南米の映画なので、亡命の話かとも思った。 最近は、工夫する気無いタイトルそのまんまの配給多いけど、 PRはそれで正解なの?   と疑問を抱きつつ予告編↓を見る。 めぼしい受賞がある訳でもないのに、よくぞ見つけたもの(^▽^)b これぞミニシアター。と期待。   引退を直視せざるを得ない男の話らしい。 近年、世界的な高齢化の影響か、 小規模公開ながら、老いるショック系の映画が、 とき … 続きを読む

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「パトリックとクジラ 6000日の絆」ありえない映像は信頼の証し 「取材中に起きたヤバい事件とは【丸山ゴンザレス・村田らむ】」 ちょっと待って! 反・反捕鯨の前に「捕鯨裁判の勝者はだれか」

「8番出口」は観る予定だけど、PRも成功し盛況。なら小規模公開を優先したい。 が、「グラン・ブルー」では、リバイバルものが続いてしまう。 そこで、新作かつ、”青き惑星”の映像では負けないドキュメンタリーを選ぶ。     奇しくも、 9月1日は映画サービスデイかつ、イルカ漁の解禁日だった。  ↑約10頭のハナゴンドウを捕獲 和歌山・太地町    もちろん、シーシェパードの活動は1ミリも支持しないが、 とはいえ、捕鯨に無条件で賛成は出来ず。 … 続きを読む

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中国大河「さらば、わが愛/覇王別姫」を「国宝」批判に使わず。文革への怨念の結実と知る「 私の紅衛兵時代」。 項羽の運命は性格「優しすぎる店長が劉邦から学んだ人材マネジメント術」「侏儒の言葉」

「国宝」大ヒットのおかげで、八月驟雨の如き短期再上映と聞き。 4Kリマスター↑をスクリーンで鑑賞すべきと、中央をポチッと陣取る。 カンヌ最高賞と、評判良く招待されただけの違いも有り、 本作と比較して、「国宝」の評価を落とすのは、可能と思う。 が、その手段に全く同意出来ず、この目で確かめて判断することにした。         174分は全く退屈しません。身動きも憚られ、 大河ドラマはかくあるべし。とグッタリ。  京劇の演目をモチーフに、  … 続きを読む

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情熱は有るが才能は無い! 爆死アニメ「ChaO」は配信を待つ。才能は漫画からで充分。 インディは”弱者の戦略”で生きるべし。 参考 「多田翼:差別化戦略 と ニッチ戦略」 「伊藤あおい脱力系テニスの正体とは?」 

大爆死と話題のChaO、キャラデザ以外が普通過ぎて語れない↓。らしい。   映画館で予告編↓を観て、これは厳しいだろうと予想した。 理由は以下。  1.物語が致命的にダメ。キャラの感情と観客の感情の違いを知らない  2.松本大洋&「One piece 魚人島編」&「ポニョ」独自の才能が無い  3.絵に労力掛けても、演出には真剣に取り組んでなさそう    予想が当たったかどうか、気にしていた。 評価が落ち着くのを待っていたら、 もう打ち切 … 続きを読む

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