株式投資」カテゴリーアーカイブ

ロング・ショートの実例 「システムトレード発見のポイント」 <株入門>

本の終わりの方で、幾つか実例が示されています。 今日はその一つを読み込んでゆきます。   基本コンセプトは、トレンドから遅い銘柄を狙う。 細かい条件は端折ります。    出遅れてる銘柄を買う(ロング)。  ・終値が移動平均(3日)以下 かつ、  ・株価位置(100日)が50%以上 かつ、    日経平均上昇局面というのフィルターを噛ます。  ・日経平均の終値が移動平均(3日)よりも大きい  ロジック内で複数銘柄のシグナルの優先順位は、 … 続きを読む

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スタイル、スタンスの問題 「システムトレード発見のポイント」 <株入門>

一通りシステムトレードの実践の説明は読み通しましたが、 おまけをキリのいいところまで。   後ろの方にQ&Aがあります。 その中で、 ワタクシに刺さった一つを取り上げます。   Q.  バックテストも行い、実運用始めたところ、  三ヶ月しても思うような結果が出ない。  どうしたものか?    A.  多少悪いのは想定の範囲。  あまり開きあるならバックテストに問題も点検を。  もう一度慎重にフォワードテストしてみましょう。   … 続きを読む

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ポートフォリオとトレンド判定 「システムトレード発見のポイント」 <株入門>

システムトレード入門もそろそろ読了。 ポートフォリオが終わると基本は抑えて、あとちょっと追加あり。 で、ポートフォリオの最後のところがトレンド判定との関係。       以前、トレンド判定の話は、ロジックの中で出てきた。 まあ、フィルターですよね。 シグナルをより厳しく判定するもの。その結果打率を上げる。   ポートフォリオを組む場合の注意点として、 全ロジックで同じトレンド判定を使わないこと。   できれば個々のロジックで別々な方が望 … 続きを読む

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ポートフォリオの最適化性 「システムトレード発見のポイント」 <株入門>

売買のタイミングと資産曲線の両方で相関性ないロジックで、 ポートフォリオを構成したとして、 更に、ロジックでポートフォリオを、の続き。      パフォーマンスの悪いロジックを外す。 という最初に考えられる改善例が示されます。 まあ、ロジックの組み換えが一つ目ですね。     もう一つは、優先順位の付け方を調整するという方法。    利益が多いものから。  ポジション保有日数が短いものから。   と2つの尺度での優先順位が考えられ。 実 … 続きを読む

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ポートフォリオは非相関性 「システムトレード発見のポイント」 <株入門>

で、ロジックでポートフォリオを組む話の続き。    ポートフォリオを組むときには、 独立したものを選び、組み合わせることでリスク分散。    これはまあ、基本で、システムトレードに限ったことじゃなく一般論。   では、ロジックの相関性とは? 売買のタイミングと資産曲線、2つの相関性だそうです。   つまり、   シグナルが重ならないロジックを選ぶ。  下落相場で儲けるもの、上昇相場で儲けるものを組み合わせる。 の2つを心がけるということ … 続きを読む

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ロジックでポートフォリオ 「システムトレード発見のポイント」 <株入門>

昨日のつづき、銘柄で分散は意味あるのか? 考えるべきはロジックごとの分散じゃないかなぁ。   その話題が次の章で語られます。     ロジックの組み合わせ、ポートフォリオという章で説明されます。   ロジックを選別して→優先順位付け→重み付け、 という順番で考える。とのこと。   前提として、ロジックは多いほど良い。 で、  使うロジックをピックアップして、  同じタイミングでシグナル出たら、どちらのロジック優先するか決めとく。  ロジ … 続きを読む

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システムトレードで分散は意味あるのか? 「システムトレード発見のポイント」 <株入門>

分散についても、システムトレードならではのこと言ってます。     同一ロジックで、複数銘柄に資金を分散させた場合のバックテストを行ってます。 結果は、 分散させた方が利益は少ないが、最大ドローダウンも軽微。 安定性は増すが、収益性は弱まる。という至極普通な結果になります。   耐えられる最大損失で分散も決める。 つまり、一度に10%の資産を失うことに耐えられないなら、10以上の銘柄に分散。 というような具合。   このくらいは、当たり … 続きを読む

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リスク管理と2%ルール 「システムトレード発見のポイント」 <株入門>

ボクも最初に、1%ないし2%ルールは学びました。 資金総額の2%までが一回のトレードで晒してよいリスク額。というもの。 しかし、 著者はちょっと違う意見があるようです。引き続き。     曰く、 2%ルールはギャンブルの発生確率をベースに考えられたもの。 半長博打なら、偏って同じ目が続くことはありえないが、 相場は人の思惑が左右するもの、 だから、トレンドというものが存在してしまう。   上昇も下落もある程度は続いてしまう。 損するとき … 続きを読む

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資金管理はポジションも時価評価 「システムトレード発見のポイント」 <株入門>

システムトレードでの資金管理、 そのポイントを引き続き学びます。     何らかのソフト使って、バックテストを行えば、 資産曲線は自動的にグラフ表示されます。   ただし、それだけで判断すると、ちょっとした落とし穴があるといいます。 含み損益というものがそれです。 キャッシュだけに注目して、ポジションの時価評価が反映されていない。   在庫無視して、最終損益にだけ注目してるってのと、似てますかね。   追証だって時価で評価されるのだから … 続きを読む

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システムトレードでの資金管理 「システムトレード発見のポイント」 <株入門>

システムトレードらしい資金管理ってあるのかな。 続けます。   ロジックの章が終わり、資金管理に移ります。     除々に削られるのではなく、一気に損失出してしまうことがある。 売買ルールの失敗より、資金管理の失敗の方が致命傷に直結する。   という前フリから始まります。   で、資金管理の内容を定義します。  ① 資金の配分方法(ポジションサイジング)  ② 運用方法(単利、複利)  ③ 資金量の制限(レバレッジの大きさ) ②、③は最 … 続きを読む

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