書評、映画評など」カテゴリーアーカイブ

TVはどう死んでゆくのか 褒めねば「バカリズムと欲望喫茶」「水ダウ」。 阿刀田高「魚の小骨」教養が無いのは哀しいことか。 

ちょっと前のことですが、 「バカリズムと欲望喫茶」と「水ダウ」津軽選挙回が衝撃的でした。 褒め忘れていたので褒めます。   【バカリズムと欲望喫茶】 TVerで未公開含む完全版を無料配信中☕️ ぜひ第2弾に繋げたいのでオンエア見て下さった方もまだの方もTVerで☕️何度でも☕️#バカリズム#ロバート #秋山竜次#松本まりか#アルピー #平子祐希#勝地涼#キスマイ #玉森裕太#欲望喫茶 🍎https://t.co/LwYs … 続きを読む

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単純な話を複雑に撮る「アフターサン」前提を疑う訓練をサトマイから学ぶ

絶賛とはいかない。「アフターサン」 ”子別れ”は王道でベタ、素材のままでも感動する人はする。 ごちゃごちゃ技工を凝らす必然性が見当たらない。 もうちょっと前評判を疑えばよかったか?   わたくし達は、前提を疑わない洗脳を幼いころから受けて、 日々それが継続されている社会で生きている。 だからこそ、”ぬけがけ”の効果も大きいので、悪いことばかりでもない。 タッキーみたいに。     遅れ馳せながら、劇場で「アフターサン」観ました。 ストー … 続きを読む

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無関心の肯定イルセ・サン「身勝手な世界に生きるまじめすぎる人たち」浅井リョウ「正欲」は逆「怪物」的意欲作。生きづらいソサイエティとコミュニティの居場所を描く、映画化は難度高そう。しがらみから解かれるyoutuber渡部健、TKO木本。「少女は卒業しない」もついでに。

高い技術に、技術だけでない本人の強さって大事。 TVに出れなくなったyoutuberにそれを発見。 しがらみ無い方が生き生きしてる。   無関心の肯定が痛快、この閉塞空間に生きて。 「怪物」も意欲作なんですが、少し前の話題作「正欲」はカンヌ脚本賞と真逆。 読後感も爽やかな良作で、その意欲は買い。構成も巧いのにテーマ性強い。 弱点も目立つけど、それもまた良しという気になります。 映画は今週公開で、説明セリフ合戦にならないか、期待より心配が … 続きを読む

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是枝裕和「怪物」テクニックが凄いのと感動は別。競技用漫才が面白くないのに似て。

↑観てきました。ネタバレ全開でゆきます。 これだけの役者さんを揃えての演技、子役の使い方の上手さ、 美しく格調高い音楽、天国のような地獄の映像。 素晴らしく堪能したのですが、うーん感動はまた別腹。 めんどくさい構成をまとめ上げた脚本はまあ、 賞は取るべく作られているけど、感動作という世間の評価には違和感。   キャッチーであざといので、手前で興味は引くのだけど、 必然性に乏しい点が3つ。 1.LGBTでなく友情でよかったのに、 2.「藪 … 続きを読む

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円熟の枯山水、荻上直子「波紋」。コミュニティは心理的安全を担保する第三の場所。コミュニティ・ビジネス西野と中田の違い。中田への提言

ヨーロッパの賞レースに出せば、なにかは取れたと思うよ。 映画「波紋」はちゃんと面白いのに、 その表現力は、現代のありがちな大衆娯楽コンテンツと一線を画す。   TVの安牌野郎(by永野)には、怪しい集団は描けない。映画は現代を描く。 しかも、偏った思想の資本でなくフラットな視点。   水を売る信者ビジネスは本当に天才だと、感心するばかり。 教祖かカリスマか、パーフェクトヒューマンはたどり着けるか。想像を巡らした。     かつて宇多丸は … 続きを読む

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「脳が読みたくなるストーリーの力」 中田のビジョンから 松本人志はウォルト・ディズニーじゃない、ビジネスが絡むと途端に何も言わないのは根性が奴隷だから?

人は確率論が苦手で因果律で考えるように脳が出来ている。 物語がロジカルな説明より効くのは理由がある。その仕組みを考えてみる。   今カイジがkindleUnlimitedで無料で読めます。 私はEカード編とチンチロ編が好きなのだと、再発見しました。 虐げられた者の逆転のストーリー。個人戦とチーム戦。 あっちゃんの二の矢公開されたので、どんな筋書きを描いているか予想もしてみたい。 ビジネス的な野望の宣言でした。 今回は燃えが今ひとつなのか … 続きを読む

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「くりぃむナンタラ」復活してた、名作「みりちゃむ vs TKO木下」 観客の想像力というレバレッジ 参考「カイジ チンチロ編」「人の心を動かす ストーリーの作りかた入門」

観客に感情移入させるには、観客自身の想像力を利用しないと。 手放してレバレッジを掛けるというのは、何事にも通じる極意かな。 想像力のレバレッジで、感情移入という大きなリターンを得る。   ホリエモンは「M-1」を批判して、  落語や講談(水戸黄門)のように話芸に昇華できてない。 というような意図の発言をしていた。   確かに、登場人物に感情移入させてくれなかったな。   前回の続き、 粗品が「the second」批判してて、我が意を得 … 続きを読む

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吉本興業の狙いはミドル層の活性化か? 横並び好きは列に並ぶ。野心家は抜け駆けする「サードドア」「夢と金」。TVにも才能「バカリズムの恋のお悩み解決TV」「終電で終点旅」

前回の続き。中田vs松本で、横並び好きと抜け駆けする人の差が顕著でした。 ラバーガールはTikToc。さらばはyoutube。 稼いでる人はひと味違いますね。工夫が。 ”売れないのは面白くないから”(by宮迫)なんですかねぇ結局。    金持ちに妬みのある人と会話して、 商売のヤル気の無さに呆れたことがあります。 自営っぽいのですが、 他社でなく自分が選ばれる理由を発想しようともしない。その習慣がない。 ちょっとだけ、依怙贔屓して貰えれ … 続きを読む

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良き落語のような「パリタクシー」。「THE SECOND」確認してホリエモンへの同意とあっちゃんへの異議。

漫才より落語の方が高尚だと思ってしまう。 漫才は笑えても、物語を味わう満足感がないから。   ミニシアター系でも観客に支持される映画をようやく観ました。 語り口が上手いから、たっぷりとした満足感が残ります。   説明過剰で押し付けがましくて媚びる作品、 に辟易とすることもありましたので、 癒やされます。 やっぱ知性の問題って、歴然と存在するのではないかな。 ホリエモンに賛同せずにはいられない。     転がってる「THE SECOND」 … 続きを読む

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中田vs松本から 見る価値のある動画「ユウキロック」「マイキーの非道徳」「成田悠輔 × 大﨑洋 」 成功事例としてのジャパネット高田

中田vs松本から垣間見えるのは、 高齢化社会で衰退してゆく産業。その中での後継者問題。 日本経済の縮図のようで、大変興味深い。   大崎会長退任のタイミングで、この喧嘩仕掛けた策士なのかどうか? youtubeで二の矢を放たないので、判別つきません。 前回の続き、 霜降り明星の対応は見事でしたが、それ以外の煽りパートの反応は、どうでもいい。 感情を消費するだけの大勢の中にも、見る価値ある動画あり。   漫才賞レースについて、ユウキロック … 続きを読む

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