書評、映画評など」カテゴリーアーカイブ

「The Net」奇をてらわない鬼才の南北朝鮮 人も国も経済だし、<映画評>

土曜の朝は本業。柏の帰りに新宿に出た。 キムギドクの新作を観るため。 らしくなく、ストレートに作ってる。 国家が運命に翻弄される個人を絡め取るって、ストレートに観るのはちょっとなあ。 経済壊れたら全て終わりってラストが暗示してます。 今年どうでしょうね統一遠くないかも。大変だけど。 この映画1800円以上あると思うかどうかは、南北分断への移入しだいかも。 オレはプラスだったよ。 運命に翻弄される悲劇の人にだけせずに、 複数の視点それぞれ … 続きを読む

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「Dream Workplace」働きやすさに優秀は流れるか? 予習復習 <書評>

昨日の続き、寒いので休日は出かけずインドアで学習。 で、これからの良き職場について書かれた本を読んでみた。 うーん、だいたい正論だけど、あまり面白くない。   そこで、面白い仕事と、 古い組織の予定調和的な硬直化に先は無い感じの対比を語るYoutube見た。   「機械に任せりゃいいじゃん」そう思っちゃうかどうかで、判定できるかな。 その場所に留まるべきかどうかは。 まあ、組織そのものより、誰と働くかが大きいけどね。        書評 … 続きを読む

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Eye in the sky <映画評>

「俯瞰して見ると、テロに巻き込まえるのも偶然と必然があると分かる」 丸山ゴンザレスのコメント。 ドリーマーなリベラル界隈の賞賛が並ぶ中、リアリストの発言が一つだけ異彩を放っていた。    気になって観てみると、ああそういうことか、 シグナルを検知したら、即手仕舞わねばならん。そこで欲かくと致命傷。 さすが、リアルを知るものの金言は明日からすぐ使える。 肝に銘じます。     「この世界の片隅で」を観て泥酔。 気がつけば朝だった、転んだら … 続きを読む

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「この世界の片隅で」 <映画評?>

ま、一言で言えば蒼氓です。 「戦争ガー」幸せを奪ったとかステレオタイプな観念ってありますけど、 ユーモアなタッチでそういう表面なぞると見せかけて、 人間というものの営みにまで視線が届く。 言うは易し行うは難し、この実現は奇跡だと思う。    1月2日に銀座で観ました。東京に出てきた翌日です。 浅草観光も考えてたのですが、結局正月は映画二本観て終わっちゃいましたね。 「この世界の片隅で」と「Eye in the sky」。 ちょっと気が重 … 続きを読む

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「伝わっているか? 宣伝会議」 考える道具を使う<書評>

福島でこんな話をした。 「お地蔵さんを壊すようなことは日本人ならしない。」と言う。 まあ、そこまで罰当たりなこと日本人なら自分の信じてない宗教相手でも出来ないよね。   でも、その、こっちの常識では計れないのがテロってもの。 朝鮮半島不安定だもの、感情のはけ口は向かいやすいところに向かう。 自分でコントロール出来ない不安は、 特定の対象への怒りに変換するのは、エネルギー効率良いし、 しかも、 いつもデザインされた反日とは限らない。   … 続きを読む

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社会人大学人見知り学部卒業見込み この手の人への応援歌だね。 <書評>

これ聞いてしまって、思わずアマゾンで取り寄せてしまった。 右往左往社会適合記か。    ドーデモいいが、 韓国人がビトたけしを知ってるとは思わないが、 辞めようとしたときに励まされたエピソードがあるのだから、 もしかししたら、ものまね芸人の方かもしれない。 と思いつつ。  琴線に触れるという表現があるが、 こじらせ気味の人の一番柔らかいところに刺さる言葉が並ぶ。   風鈴を想像して下さいと言われて、 チリンと音が聞こえる人は聴覚的で、 … 続きを読む

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喜多方で絲山秋子「薄情」 良いよそ者という距離感 <山都便り>

「人間関係はかけ算だなぁ ただ、神様への祈りだけは足し算だったらいい」 というオサレな惹句に惹かれ、偶然手にとった、   知人のクルマで喜多方に行く。 午前迎えに来ていただいて、昼買い物。 別件で用があるというので、夕方図書館の前で拾ってもらう。 買い物の後、ファミレスでランチと安酒で長居してしまった。  ほろ酔い気分で、1時間程度しか猶予がない。    本は読みかけのまま山都に帰った。 いっそ借りてしまおうかと思ったが、返却は重荷だ。 … 続きを読む

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足し算に順番がある世界の達人たち <書評?>

くだらないって看破しつつ、 戦うでもなく軽々と乗り越えてゆく人達がいます。   今、オレ小学校から過去書き換えられたら、やり直したら、 最近のニュース見聞きして、やっぱ狂ってるので、 そんな幻想に囚われたりもします。    ひろゆき氏良いこと言ってますね。 「いいことをしてると思っているバカが社会を悪くする」http://nikkan-spa.jp/1243036 空き缶のプルタブ集め業者は止めてくれと言ってるのに、 それでも、「良いこ … 続きを読む

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脱力タイムズと中川ホメオパシーが好きな訳 <書評?>

距離感のあるものが好きなのは、 たぶん現実が退屈だと思ってるんでしょうね私。 寒さで出歩くことままならず、 最近は「全力!脱力タイムズ」と「干支天使チアラット」にハマってます。   フト考えると、この2つ似てるのですね。構造が。 カレーと肉じゃがみたいに。   ありがちなフォーマットをキッチリ踏襲して、 ディティールには徹底して拘って完コピ。 が、内容はやりたい放題に自由。   今もTverでロバート秋山の回観てます。 なんて隙きの無い … 続きを読む

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この世に一人だけで生きてる人 <書評>

自分のことはなかなか分からないものです。 しかし、 感情の質を良くする為には、思考の質の改善が必要。それは分かってる。 人との接触も外からの刺激も少ない生活のおかげで、 内面の改善に着手してみて、たまたまヒットしたKindle本紹介。 視点が変わってかつ、元気が出る。     この世に一人だけで生きてる人とは、自己中心的な人のこと。 自分の視点だけがあって、相手が存在しない。   これはまあ、ワタクシもよく陥りがちなことである。 しかし … 続きを読む

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