投稿者「sanpome」のアーカイブ

サラリーマン国訪問の記 本人が幸せなら否定はしない。感謝しつつ、関わりあうのはやめよう。

一ヶ月のワーキングビザで、 平成よりも昭和っぽいブラックな、ある基幹産業のIT関連のお手伝いして来ました。 前回も書いたとおり、成り立ちが理解出来たこと第一の収穫。 海の先には滝があって、象が大地を支えていると信じてる大人たちに、 ぐるり囲まれて育ったボクの時代背景がよくわかった。 で、さらなる収穫は、地球は丸くて回ってるって、否定するばかりが能じゃないってこと。 彼らは間違っている、そして彼らに染まる訳にはゆかない。 けど、彼らにとっ … 続きを読む

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映画「ギフテッド」 感想 醜いアヒルの子の幸せ。白鳥かどうかは別にして。

ええ、軽く泣きましたよ。 この同調圧力強い社会に子供として生まれて、醜いアヒルの子に感情移入せずにいられる大人は幸せ。   醜いアヒルの子の幸せをエゴでなく、真剣に考えてくれる人が回りに居ることは幸せ。   そして、自分の満足のためでなく、純粋に他者の幸せを考えて行動できることは幸せ。     基本的に、良作だと思います。 お話はストレートだし、類型的かもしれません。 ただソレを理由に、低評価つけらるのは、幸せなんだろうなぁ。 正しい評 … 続きを読む

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「エンドレス・ポエトリー」感想 ストレートな上京ものがたり 続き気になるから死ぬ前に撮りきってくれ。

映像だけで、1,800円の価値はあります。スクリーンで観たいものです。 ホドロフスキーという人の予備知識はありませんでした。 チリの寺山修司みたいな米寿の人で、余生で自伝映画全5部作完成させる予定らしい。 これは2作目で青春編、上京を決意し国を後にするところで終わります。   ま、とにかく続き気になるから、生きてるうちに撮ってくれ。     有楽町で観たのですが、20:50からの回だけって、、、   まあ、今働いているので、ちょっと残業 … 続きを読む

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映画「最低」 感想 AV関係ないし、最低でもないし。 でもありふれた日常は心地よいよ。

瀬々敬久はドキュメンタリな人だけど、作家性より職業監督と思う。上手にまとめる。 日本映画の弱点であるセリフと役者のヘタさは、この予算じゃ逃れられまい。 評価低い人も居るだろうけど、日常をテンポよく心地よいのは買い。 下手さ浅さと、手堅さテンポ良さのトレードオフで、 1800円の価値あるかどうかは、個々に委ねるよりないかな。     原作読んでないけど、3部構成らしいです。 家族とうまく行かなくて上京して、今AV女優やってる女性。 日常が … 続きを読む

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東京生活のテーマ決めました。タイトル変えました。

日々、幸福を感じて生きる方法を見つけること。 五輪終わるまで東京に居る。その期間、テーマをそう決めてみました。 いろんなことして、長らく生きてきてしまいましたが、 幸せになることについて、学んだことは一度もありませんでした。 お金に不自由ない一生送りたいなら、お金の勉強するのが当然の手段です。 いい大学に入る為に勉強するのは、別の目的のための手段。   それと似たようなことで、 お金の勉強をしても、自由の勉強をしても、 幸せの勉強をしな … 続きを読む

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変な人が書いた人生の哲学/斎藤一人 感想 幸せになる合理的な考え方の本でした。

「人は魂を成長させるために、この世に生まれてきた」 より良く生きるには、これが最も合理的な考え方なんだろうなと直観的に納得。 ずっと昔、仕事に行き詰まったときに助けてもらった斎藤一人さん。 最近はお弟子さん本ばかりだけど、これはヒット。 哲学ってありますけど、ここでは人生の指針というような意味です。       東京で暮らしてゆくことのテーマを、幸福になる方法を見つけることとしました。   前回仕事辞めたときは虚しさに負けましたし、 旅 … 続きを読む

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書評「幸せ」について知っておきたい5つのこと ボクが言語化できてなかったこと

幸福学については、この本一冊で充分。よくまとまってます。 宝くじに当たるのは幸運、幸運と幸福はあまり関係が無いのは予想の範疇。 しかしSocial,Kind,Presentが幸福の三要素と解読したのは、凄い言語化。 東京暮らしで、幸せになる方法を習得しようと思った次第。      えーと、東京で働いてみて、 やっぱ、 福島で暮らしていたときより、幸福度は落ちるかな。働いていてもいなくても。 予想通りとはいえ、便利なのに、何故だろう。   … 続きを読む

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映画「パターソン」感想 ああ才能って、こういうことだな。日常の偶然に感謝。

打ち合わせが2件ほどあり、たまたま時間があって、偶然有楽町で観た。初ジャームッシュ。 映画という総合アートで美しいものを体感させる能力に脱帽。(セリフがアレな映画の後なので尚更) テーマは、 街角の詩、日常のライム(rhyme:韻)  これを実現させるのはやっぱ才能だなって。     今年東京で暮らし始めてから、特に最近、 淡々した日常が過ぎてくだけで、これといったことがありません。 老化かなぁ。感動する能力が減退してる。   でまあ、 … 続きを読む

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映画「おじいちゃん、死んじゃったって。」 感想 セリフがテレビCMなのが惜しい

佐久間Pが褒めてるので、観ました。 画もキャストも、音楽も素晴らしい、お話もなかなかイケる。でも、 その説明的なセリフなんとかなんねえかなぁ。映画はテレビCMじゃないんだし。 インドは暑いんだよ。死体はスグ腐るんだよ。腐ったら疫病の元なんだよ。 だから急いで焼くんだよ。今時なにヌルいこと言ってんの。 生きることの面倒くささ、家族の面倒くささ、 そんなに分かりやすくはねえよ。その程度のことはチャッチャと処理しろよ。 生きてんだから、 携帯 … 続きを読む

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映画「彼女がその名を知らない鳥たち」感想 後味スッキリ白石監督の整理する力に敬服

沼田まほかるって、日本の、それも女性じゃなきゃ書けないオンリーワンなので、 せっかくの映画化だもの。ユリゴコロに続き観てきました。 後味が予想に反して爽やかなのも、白石監督の整理の良さだろうな。 画は綺麗だし、観て損はないと思います。 ただ綺麗にまとめすぎて、物足りない感もあったりして、 グロテスクなモノが観たい人には期待はずれかもしれない。       キャスティング流石です、特に蒼井優。 松坂桃李手練って感じです。 竹野内豊、やりす … 続きを読む

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