書評、映画評など」カテゴリーアーカイブ

NHKドキュメント「シン・仮面ライダー」 作品の評価と工程が理不尽かどうかは関係ない。

作品と作者の人格は別。 どんなに作品が素晴らしくても、作者を人間として尊敬するのは錯覚。 そんなことを、西原理恵子の毒親問題に関連して岡田斗司夫が言ってた。    そりゃおかしい、じゃあ批評なんかすんなよ。      制作の裏側のドキュメントで、作品の評価が変わるのも、 いわんや、 作品の評価によって、庵野監督がパワハラかどうかという判断が変わるというのも、 そもそもが適当過ぎないか?   私の前提として、 作品の批判の多くは的外れだと … 続きを読む

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中途半端なオタクに何処までおもねるのが正解か? 「シン・仮面ライダー」

IMAXで「シン・仮面ライダー」観てきて、 賛否両論あるのは知ってて、それから観にゆきました。 私は満足して映画館を後にしました。    なるほど、評価割れるのは仕方ないだろうけど。 他の「シン」とは違う満足。 もうファンの期待に応えることは卒業して、 好き勝手実験的な作風で駆け抜けてほしいな。    当時の再現を重視してるのは一目瞭然なのに、 画質が荒いから、カクカクしてるからが不満なのは、 オタクとしては半端過ぎる。   マスク被っ … 続きを読む

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成長する人、しない人。

ITエンジニアの仕事をしてみて、 学びはあったと思うのですが、成長できているだろうか、 分析しなおさないとな。 とりあえず、卒業おめでとうオレ。   そんな昨今、 「チェンソーマン」とワールドカップで満足して、あまり外出もせず。 日本代表やサッカー協会はそれなりに成長してると見えるけど、 ファンの方は相変わらずなんだなと、感じられる。  ・4年の積み上げという幻想  ・コンディション無視の戦術論  ・安易な戦犯探し  野党化してて、この … 続きを読む

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死とエロスとバイオレンスはB級の華、映画「惑星ザルドス」。どこまでアートできるかな「チェンソーマン」?

机上の戦術より、  コンディショニングとか、  不測の事態へのリスクマネジメントとか、 の方が決定的要因だとも思います。生身の人間がやることですから。 あと、4年間の準備ガーとか、それは地区予選勝ち抜けがミッションだし、 直前になって、本戦の準備やり直しの方が過去の結果は良いし、 負ければどうせ批判するくせに、 結果じゃなく内容ガーとか、   それじゃ、 牌効率だけ見て、プロの打牌批判してる麻雀ファンと変わんない。     自分の正義に … 続きを読む

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ちゃんと面白いのだから売れてほしい映画「もっと超越したところへ。」 期待を上回るかどうかで評価されるアニメ「チェンソーマン」 

原作の調理法。 脚本もですが、演出家の力量が問われつつ、 マーケティング目線も欠かせないもので、 質的に疑問も残るも、大衆受けの絶妙なバランスで評価も興収も得る「沈黙のパレード」。 良質なテーマをエンタメとして昇華しつつ作家性もトリッキーに残す「さかなのこ」。 今年原作ありで、狙いが当たったのは、この二作ではないでしょうか。 「KAPPEI」は面白く、海外でも評価されるのに、客層が見えず。個人的には大変残念です。    ここに来て、  … 続きを読む

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松竹の学習の成果か? 「”それ”がいる森」いくらなんでも作為的。

「大怪獣のあとしまつ」で炎上商法を学んだのか?   ミスリード広告で釣るB級エンタメの大規模公開。 勝算あってのことなのか。 いくらなんでも偶然こうは成らんだろう。      昔、 「報道ステーション」というニュースショーで、 キャスターが「パワポってなんですか?」と発言して、 ネット界隈では、  古舘伊知郎はPowerPointも知らないのか?  と話題になった。   古舘伊知郎がMSOffice製品知らないのではなくて、 パワポを知 … 続きを読む

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言語化と割り切った説明 「マイ・ブロークン・マリコ」「四畳半タイムマシンブルース」いっそ「それ森」見にゆこうか。

量刑のバランスがおかしい。  朝のワイドショーのコメンテーターのテキトーな発言は、  平常運転かと思ったら、電通絡めた途端に処分。  安易に不安を煽るような、  もっと罪の重い発言はなかったのかな。過去に。  どこか北野誠の一件を彷彿とさせる。     「沈黙のパレード」大絶賛しておいて、  説明セリフや野暮な演出や雑な話運びを批判。   「大怪獣のあとしまつ」とは違う匂いを感じる。有村昆が貶してるし、   他にも、「女神の継承」褒めて … 続きを読む

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”壊れているなら、なおさない” 現代日本映画最高峰「LOVE LIFE」と おそらく現代日本エンタメの正解「沈黙のパレード」

喪失からの回復がテーマに選ばれることも多い昨今。 真逆の狙いとアプローチが対照的な2作品鑑賞。   悲しみとの向き合い方が2作とも描かれ、どうしても比べてしまう。     宇多丸評では、現代日本映画最高峰「LOVE LIFE」とあり、 褒めすぎかと観に行ったらさにあらず。本当でした。 こういう映画が制作され、公開時にスクリーンで観れた幸運に感謝したい。 メーテレ攻めてる、そして成功させてるのだから見事。    その後、「沈黙のパレード」 … 続きを読む

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お金の使い方、リソースの活かし方 「この子は邪悪」「さかなのこ」

20日線は抜けましたが、3月末の高値で抵抗されて、 もう一度-2σまでタッチしそう。   そんな今日このごろ、いかがお過ごしでしょうか。 私はぼちぼちで、来週は安値で拾えたら買う気でいます。     今週は、 習熟度の差というのは、与えられたリソースの活かし方の差なのかと、 なんとも複雑な気持ちになりました。     テアトル系で、ロングランすべき作品。 平日の午後、そこそこの入で、劇場は温かい笑いに包まれてました。  「さかなのこ」 … 続きを読む

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構造の見極め 「恋は光」「俺を早く死刑にしろ!」

-2σタッチからのリバウンドが20日線超えてくるようなら、 もう一回上昇でしょうか、円安で海外の買いがあるかな。 などとぼんやり考えてます。   先週から家に籠りがちで、ようやく外出して映画観たりしました。 プロジェクトに参加するときは、 人の見極めが大事ですが、構造の見極めが、次に大事ですね。 技術力が空洞化してる組織を見抜けなかった。 名のある会社だったので、ハロー効果もあったかもしれない。 そんな反省もしたりしてました。     … 続きを読む

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