書評、映画評など」カテゴリーアーカイブ

映画「猫は抱くもの」 エリカ様は美しさを愛でるもの。 日本らしからぬオシャレ映画。 こういう映画を普通に作れる環境を喜ぶ。(ネタバレは意味ない)

評判の映画が満室で観れなかったので、その代わりに。 拾い物かな。 低評価の評の内容が、「分かりやすいお話でない」ことに拠るように見えたので、 期待を裏切ってくれるかも、いい意味で(滝沢カレン風)。と期待して観た。       沢尻エリカって、オシャレな人なんですね。 いやぁ、あのヘルタースケルター以来6年ぶりの映画がコレっていうのは、 センスの人なんだと思います。     キャスティングよいです。 猫っぽい人を猫役にして、とても猫っぽく … 続きを読む

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決まらない一室を埋めなくちゃ 「稼ぎたければ働くな」を読んで <不動産 募集>

柏の一室202がどうしても、埋まりません。 2階なのに、、 テレビ、冷蔵庫、照明の設備を設置。 39000に値下げもしたのですが、、   10年で賃貸市場も大いに変わってしまった。けれど、 動きが鈍い、決定力に欠ける。  ここまで決まらないのは大家力の欠如だろうなぁ。 相場の勉強にかまけすぎかもしれない。     で、 安易な値下げ競争ではなく、なにか工夫できることはないかと、       そういう生き方を貫いた偉人 故山田昭男社長の著 … 続きを読む

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映画「万引き家族」兎に角傑作。的外れな外野の意見は無視してまずは鑑賞しよう。(若干ネタバレ)

是枝作品は一回じゃ分からないととこあるのだけど、一回観て感想書きます。 とりあえず、 このクオリティーを堪能できない人はとりあえず無視していいと思いますよ、 関わる意味ないと思う。言及しますけど、   日本で一番うまい役者ばかりを集めたわけですから、演技絶賛されてますが、   音楽のセンスが卓越でした、 どんな才能かとエンドロール観たら、樹木希林そっくりな細野晴臣でした。ま、それなら。   画も音楽も演出も、抑制具合が達者な素材を殺さな … 続きを読む

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映画「ゲティ家の身代金」 価格と交渉の物語。 リアル交渉人マーク・ウォールバーグの勝ちだが、制作側は判断誤った。 (ネタバレあり)

交渉力が資本主義に生きる者にとって、最強の武器であると教えてくれる。 オイルショックとスタンダード・オイルの価格という背景も興味深い。 リドリー・スコットの職人技術に納得。美術も凄い。 ただし、 映画としての面白さが弱いのは、トラブル後の交渉で制作側が失敗したからかも。     最近、株の勉強ばかりして、何も書けずにおりました。 紙の資産の技術習得については、もう少しうまくなってから書いて見たいと思っております。   イタリア懸念はどう … 続きを読む

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映画「心と体と」 金髪美女だから成立してる気もしなくはないが、、 ハンガリー映画の傾向も感じる。(ネタバレします)

ベルリン金獅子賞だが、寝ちゃっても仕方ないとも思う。横の観客は熟睡してたし。 ハンガリー映画は二度目なんだけど、映像へのこだわりは傾向なんでしょうか、 あと、カウリスマキっぽい感覚とか。   最近、株の勉強三昧で、久しぶりに休日映画鑑賞です。 近所の帆立屋でいい感じに酔っ払ってから、鑑賞しました。       この映画は、鹿10%、映像30%、他のキャスト10%、 あとは主演のべっぴんさんで構成され、成立している。 ストーリーは端的に、 … 続きを読む

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「ラッキー」 ハリー・ディーン・スタントンという幸運

「パリ、テキサス」がどういう位置づけの映画かによる。観る人にとって、 観終わった後の感慨が全く違うと想像される。 「パリ、テキサス」を観てなかったり、感銘を受けなかった人がどう感じるかは私には分からない。   あのトラビスはこういう風に幸福に送られて逝ったんだ。 それをこういう映画で体感できた至福に浸りました。   「パリ、テキサス」が好きだった人は、上映終わる前に是非。           ああ、これだけ書いたらもう、何も言うことがな … 続きを読む

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「ハッピーエンド」初ハネケは、普通の人々の家族の肖像。前半で寝なければ興味深いです。(ネタバレ全開)

ジジイとお嬢が出会ってからは、終活がテーマになって、お話転がってスリリングなんですけど、 うーん、それまでがねえ、最近のハンターハンターみたいに進まない。 まとにかく、昔の橋本環奈ちゃんのような美少女で前半を乗り切りましょう。 幸せな終わりを得たければ、準備が肝心。備えあれば憂い無し。 そんな教訓でした。 後手後手な人ばかり出てきます。 SNSがどうの、移民がどうのって、表明的なこと、 近代以降の家族なんて、昔からこんなもんだと思います … 続きを読む

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「しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス」サリー・ホーキンス繋がりで観たが、画は凄い。

「シェイプ・オブ・ウォーター」から演技は鉄板。共演も達者だし。 個人的には画の方により惹かれました。 画がダメだと説得力ゼロになるところ監督は堂々と乗り切りってます。   ただ、現実には、旦那さんは、 モードさんと、彼女の絵にもっと理解深かったのじゃないかと。 難しいとこだけど、ドラマにし過ぎか、そこだけ気になりました。 ま、とにかく画が素晴らしいので、観てる間幸せな気分になれます。 約束すっぽかされて、たまたま観ました。拾い物です。 … 続きを読む

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「あなたの旅立ち、綴ります」コメディが表紙の自己啓発書。 良書ではあります。

シャリー・マクレーンってまだ現役なんだ、 しかも等身大の人物っぽい役柄。予告編で興味惹かれて見ることにしました。   ベタなシナリオ気にせず、素直に自己啓発受けるが、もっともお得かな。 それをシャリー・マクレーンがレクチャーするところに説得力あります。   いや、スピリチャルな方にいっちゃったけど、 蛭子さんのように正直な人がこの役には相応しいです。     自分にウソをつかず、リスクを取る決断をして、その結果を引き受ける。 失敗すると … 続きを読む

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「サニー32」最凶のアイドル映画。実話は佐世保より秋葉原。つまらない否定される方が面白い。

凶悪がモチーフのアイドル映画というアイデアを実現させた北原里英さんにまずは感謝。 それから、 アイドル(偶像)についての映画だということが読み取れない人は流石に、、楽しめない映画です。 それを踏まえて粗すぎって批判は当然と思うけど、ボクはお行儀のよい映画より楽しめたよ。 悪ふざけを楽しめる人ならオススメ。   白石監督だし、 秋元康アンチな意味ない批判は無視して評価補正すると、けっこう評判良いのも知ってた。 で、観て最初の感想は、    … 続きを読む

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