書評、映画評など」カテゴリーアーカイブ

面白い物語3要素(感情移入、中心に謎、カタルシス) 「成瀬は・・」以外にも「黄色い家」「可燃物」を例に。映画「6人の嘘つきな大学生」は「ある閉ざされた・・」の二の舞回避できるか? ワクワクの始祖編は三国志。 

先週、今週と相場の動きを追えず、お休みしており、 たまには小説でも、と過ごす。 その前に、「成瀬は・・」の続きで、  面白い物語とは? も調べる。   結果どうやら、面白いストーリーの3要素があり、 それは以下のよう。  感情移入  共感→感情移入→没入(擬似体験)の順  中心に謎  物語の推進力となる大きなクエストの謎   カタルシス 下げてから上げる   参考文献 脳が読みたくなるストーリーの書き方 「面白い」のつくりかた ポルノ作 … 続きを読む

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札幌ドームと儒教 5月3日は憲法記念日なので振り返ってみた。

前回の続き、 戦中の意思決定はまるで、札幌ドームのよう。 そう思えば、すべて合点がゆく。   昭和の軍人はただの官僚である。  ペーパーテストで採用され、組織内の出世を勝ち抜いた。 戦争することしか能が無い官僚。 経済も外交も専門外、しかも戦争の実践的知見も怪しい。   官僚は失敗を認められない。損切り出来ない。 日ハムに逃げられたのは大失態。 素直に敗北を受け入れて、解体すればまだ良いものを、 新モードから黒字転換という、経営素人以下 … 続きを読む

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「成瀬は天下を取りにいく」は面白いのか? 5大要素(プロット、キャラ、ストーリー、演出、技工)+アイデアで読み解いてみる。

今年の本屋大賞の本作、大人気らしい。 オーディブルで無料なのはありがたいが、 何度も寝落ちして、ようやく「さよなら西武大津店」だけは聴き終えた。  成瀬は普通。物語の興奮とシンクロできない。無理  語り手のネチネチした視線が息苦しい。日本は住みにくい  長い割に情報量が少ない文章、ラノベは睡魔に抗えない   駄目だった理由を並べるのは、たやすい。  が私にとって、つまらなくても、 多くの人に支持され、面白いと言われる理由は分析できる気が … 続きを読む

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「オッペンハイマー」若干の矮小化も概ねクールで公平、日本の論調は戦後教育の洗脳の勝利。

前回のとおり、予習し、日曜日観てきました。 史実なのでネタバレとか関係ないので、予習してから観たほうがいいです。 それで大筋を掴み、置いてけぼりにならなければ充分。3時間飽きません。 細部まで全て把握しようとしても無理で、作り手はそれを意図してもない。 休日なので良く埋まって、最前列で観ました。 途中トイレに行く人も多く、横切られるのはウザかったですが、 それでも、映画鑑賞としては楽しめました。 公平な視点で完成度高く、絶賛も納得でした … 続きを読む

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予習と逆張り 映画「オッペンハイマー」

大手配給は腰が引けて日本では鑑賞できなかった作品が、 アカデミー賞効果とビターズ・エンド社のおかげで、ようやく公開された。 まだ観ていない。 ここで予め、 映画館へ足を運ぶつもりで、書き出しておこう。  幾ばくかの予習と、  日本人の多くの感想の同意できない部分を。  そして、作品への疑問点が二つ。   まだ寒いので、外出が億劫。 3時間というのも敬遠する理由。前後編に分けて欲しい。      予習 史実の確認と映画で描かれること ナチ … 続きを読む

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シナリオ作家協会の検証「イッツ・オンリー・トーク」/「やわらかい生活」 人間関係不得意なら「笑いのカイブツ」自己完結を目指す。

シナリオ作家協会さんは、  何故シナリオ作成してから動画撮らないのだろうか?  ”とうとう出たね”的なSNSのオウンゴールを教訓にしないのだろうか?  UPする前に誰もチェックしないのだろうか? そんな疑問も湧き、過去のトラブルにも注目してしまいました。  最近ようやく、  人間は学習しない存在 だと受け入れた方が生きやすい。 と学習し始めた私は、 吉本はじめ、日テレや小学館は、  無視が最適と学習したのか、  社会的信頼を失うことに無 … 続きを読む

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原作問題と自殺の責任は別と思うが、テレビは何故、身内を庇って炎上させるの好きなんだろう?「カラオケ行こ」「アルキメデスの大戦」「ミッドウェイ」

原作モノといえば、口コミは効いてるみたいだけど、 ヒットして欲しいですね。 オリジナルパートも素晴らしく。 音楽に過剰な役割を負わせず(by宇多丸)、紙面にはない説得力。  山下監督らしい、”卒業”までの限定的な時間空間での人情の機微を描く。 綾野剛の底知れないヤクザぶりも秀逸、 原作通りならいいのか? じゃあ漫画だけ読んでろよ。 作品のクオリティと忠実かどうかは別。 そんな気持ちにさせてくれます。    忠実な実写化でクオリティも高い … 続きを読む

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吉本は駄目そうだけど、フジは強かかもしれん。「バズ動画アカデミー」と鈴木おさむ、認識を改める。

先週末から異常な値動き、3万6千円突破です。 台湾の選挙を受けて、 チャイナに入っていたマネーが日本に逃げてるなら、 中国それなりにヤバいかもしれません。 米軍基地があるので、沖縄本島や東京圏は逆に安全ということか。   仮説が思いつくと、ちょっと安心したり。 根拠がある訳でもないのに、人間心理って不可思議です。     それはさておき、フジテレビ。 吉本芸人ワイドショー。 ロンブー田村淳、松本人志がフジ系『ワイドナショー』に出演したら … 続きを読む

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よく通ったなこの企画「唄う六人の女」ジャンル分けし難い、とりあえず映像は美しい。「Who Not How」誰と組むかで結果が違う。

たままた、出先で観た映画。 「オーマイキー」の監督と聞いて、興味惹かれた。 風景を活かし、個性的な綺麗な女優さんを美しく幻想的に撮る。 それが最大の長所でしたねぇ。   不条理寄りのコメディではどうやらない。とすぐ分かるが、   アート系の抽象的な表現かと、観はじめたんですけどね。 そうでもない。 ちゃんとサスペンスやろうとしてる。   アリアスター的かというと、そうでもないと思うよ。観たことないけど。 「遠野物語」+サスペンス・ホラー … 続きを読む

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「バウンティフルへの旅」古き良き滅びゆくアメリカ。やらないことの重要性「放っておく力」

一昔前のアカデミー主演女優賞を穫る映画。 こういう映画が作られ日本に公開されたこともあったと、感慨深い。    無駄にハプニングでストーリーを盛り上げない。  ベタでわざとらしい音響も無い。  映像技術に依存しない。  じっくりと演技を観せて、心情に寄り添う。    無理にLGBTとか、人種とかブッ込まない。  安い説教とかしない。  安易に家族愛のハッピーエンドにしない。  厳しい現実は現実としてそのまま見せる。  悪人を無理に善人に … 続きを読む

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