全部面白い「ベイビーわるきゅーれ」 もっと話題になって当然なのに、広告は映画館に足を運ばせるのが仕事。

阪元裕吾監督は25才で、「ベイビーわるきゅーれ」公開。 完成度がものすごく高い。とにかく淀みない。    見せ場をたっぷりしっかり魅せる。  説明でダレない。無駄がない。  会話が上手、キャラの実在を感じさせる。  演技が自然、顔芸演技はさせない。  脚本が自然、強引さを感じさせない。   どこかで、違和感が気になってしまう映画も多いのですが、 まったくそれがない。 この映画は、違和感なく、95分間ずーっと没頭させてくれる。   単に淀 … 続きを読む

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虚構の中の嘘と真実「鳩の撃退法」 意欲作なのでもっとヒットして欲しい。ヒットするための仕掛けだし。

「閃光のハサウェイ」にモヤッとし、「鳩の撃退法」でスッキリ。 その差は、虚構の中での嘘のつき方でした。 そういえば、「クレヨンしんちゃん」も納得ゆかないのはそこ。 一見さん相手でも、気持ちよく騙してほしい。 テロでもエリートでも、主題の描き方で違和感感じてしまうと乗れない。   そこでモヤモヤして連投。 「鳩の撃退法」は意欲作で驚きました。 メジャー系なのに、こんなことやるんだ。観る人を選びかねない。      いやー、予告編で「デスノ … 続きを読む

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「愛のくだらない」 アンビバレントな才能と、幸福な人間関係は創造の敵

佐久間Pにまんまと乗せられて、新宿夜9時雨の中、わざわざ観にゆきました。 佐久間さん!!たしかにあのときびっくりして口パクパクしちゃった… #佐久間宣行ANN0 #愛のくだらない 9.2までです — 野本 梢 (@jonyfulkozue) September 1, 2021 全国公開が決まったそうで、無理しなくてもよかったな。 9/2までと急がなくても。 観て後悔はないけど。 新宿テアトルほぼ満席だったので、もっとゆったり … 続きを読む

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「閃光のハサウェイ」は職人仕事とガンダム世界でテロ描く無理ゲー。「逆襲のシャア」「東京リベンジャーズ」 投資は創業者が現役のうちと教わった。

創業者に投資せよと、昔習いましたが、その理由が分かりました。   昨日の早朝「閃光のハサウェイ」観てモヤモヤ。 それから佐久間Pお勧めの「鳩の撃退法」を続けて観てスッキリしました。 「鳩の撃退法」面白くて、意欲作なのですが、その前に、    意欲は買わないけど、職人仕事は立派。 という感想を得た「閃光のハサウェイ」。 作り手はちょっと気の毒。随分気を使ってるんだな。 創業者が第一線を退いたソニーって、こんな感じだったんじゃないかな。 優 … 続きを読む

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今の志とクオリティ「クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園」 新たな挑戦と努力信仰への着地。

名作の誉れ高い昔のクレしん映画だけで、山田玲司批判も良くないかと。 もうすぐ公開終了してしまうので、昨日観てきました。 「ロボとーちゃん」と同じ高橋渉監督だし。 評判もとても良いし、ミステリーという新たなジャンルへの挑戦らしいし。    テーマの深堀りがないと、感動も表面的、これは日本映画全般の問題か。  チャレンジは拍手だけど、マイナス面もある。  制約の中、志は生きている。質は予算やスケジュールの問題も大きいみたい。   前評判のよ … 続きを読む

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Daigo炎上と優劣差別と「言ってはいけない」。遺伝についての映画「そして父になる」「クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん」「幼い依頼人」 Daigoの人間不信に言及するだけの人は人の心理を解さない。

Daigo炎上の件再び。 問題なのは差別と偏見を助長するような発言。 で、遺伝と優劣について橘玲を改めて読んだ。  タブー視しない、サイエンスな視点。   私は、優劣による差別に反発する心情は、理解する。  たとえ普段セーフティネットに冷淡な人が、Daigo叩きに熱心でも。 社会的弱者のことでなく、我がこととして刺激された感情が彼らにある。    遺伝については、私も心動く対象もある。映画に仮託してみた。   そして、 Daigoはもう … 続きを読む

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「サマーフィルムにのって」は実写版「映像研には手を出すな!」に文句は野暮。山田玲司のドラえもん映画批判の一般化も同様。

インディーズ系とメジャー系は一緒くたには語れない。 メジャーでもドラえもん映画に不快なら、「クレヨンしんちゃん」観ればいいのに。 無理な一般化で自分の不満を仮託するのは、感心しない。   充分な選択肢はあるのだから、 作り手の情熱感じたいなら、情熱の乗った映画を選ばんと。 それはエンタメに限らず、消費者側のリテラシー。     佐久間P推薦の映画朝イチで観てきました。 カンペもありがとうございます🌻 pic.twitte … 続きを読む

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時系列をいじる小細工で炎上? 2021年アニメ「探偵はもう死んでいる」「ピーチボーイリバーサイド」「蜘蛛ですが、なにか?」 その意図は? 成否は? Daigo炎上にも似て。

2021年、原作とは違う順番でお話を展開するアニメがいくつかあり、 それが不評なようです。 アニメファンの間で、炎上してる。 メンタリストDaigo炎上にも似て。    そんな3作を並べて観てみると、制作側の意図が分かりました。 そして、その目論見は成功したのだろうか? 興味が湧いて追いかけてみました。     最近の炎上と言えば、メンタリストDaigo。 まあ、 無知なことを無知なまま発言するような人ではないので、 全部最初から計算だ … 続きを読む

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サムライジャパン金記念。ジュリーを愛でる。「太陽を盗んだ男」「魔界転生」「夢二」時代と需給も考えた。

最近、配信で映画よく観るようになって、 ZOOMセミナー出ても、構成やプレゼンの質が気になってしょうがない。 演出というものを最初に意識したのはジュリーだった。 と、思い出しつつ、 無二の存在になるブランドと需要についても考えた。    ニーズを見極めるクレバーもいれば、 覚悟を体現するブランドもあると、改めて知る。       ある不動産投資系の有料ZOOMセミナーに参加してみた。 散漫すぎて、苦痛な3時間(!)だった。有効だった内容 … 続きを読む

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新進気鋭が低予算で世界を変えた。 「ストレンジャー・ザン・パラダイス」「死霊のはらわた」「スターウォーズ」 世界を変えるのは突然の才能

世界を変えるのは若き才能。 前回、抜擢について、凡百の現実ベースで語るのは適切でないと、 戦後民主主義みたいな結果平等的意見には違和感を覚えたものです。   むしろ映画ファンなら、 若き才能が低予算で世界を変えてしまった作品を、 あれこれ思い出すのではないでしょうか。   手弁当で映画制作、ようやく幸運にも資金提供者に巡り会えた。 あの監督の出世作も、あの奇才が世に認められたのも、、 ポンポさん観てて思い出さないのは難しい。     そ … 続きを読む

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