書評、映画評など」カテゴリーアーカイブ

予習 映画「アンダーニンジャ」見送るのが無難らしい。「見える子ちゃん」はどうか? 投票する側の責任。作り手の熱量で判断したい。

いよいよ公開。予告編を見た限りでは、 ・キャスティング良く、役者は頑張っている ・キャラもプロットも原作(アニメ)の再現度高い ・アニメと同じく九郎のラストバトルまで行くみたい ・田渕監督の特撮アクションは期待できる ・福田監督のパート(佐藤二朗、ムロツヨシ)は不安要素 ・主要キャラが結構な割合で居ない  (佐々魔隊長、謎のロシア人、鬼首、ミラクル、隈取り) 鑑賞後の評判も集まり始めました。 ・福田監督パート多め、原作に比べアクション少 … 続きを読む

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映画「敵」文学作品映画化のベストバランスかつ、気合入りまくりな正解。

前回の予定通り、観てきました。スクリーンで観るべき作品です。 演者も全員素晴らしいですが、撮影スタッフの気合が凄いです。 ”モノクロで”と監督が告げたことで、職人魂に火を点けた。 照明、カメラはもとより、消え物は飯島さんなので当然としても、 衣装に舌を巻きました。  現代のお話で、古臭くないのに昭和みたい。  瀧内公美がときどき原節子に見えます。完全にヤりにいってます。  モノクロームの中、美しく映えるように、徹底的に計算されてます。 … 続きを読む

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小説「敵」で予習。堅物版「オール・ザット・ジャズ」か、林住期から遊行期への老いるショックを描く。アウト老に成れるかな。

「オール・ザット・ジャズ」をTVで観たのは、中3の頃と記憶している。 映像は凄かったけど、意味はピンと来なかった。 少年には”病”も”老”も”死”も実感が無く、ショックとは無縁。 今は、  血液検査の数値が悪かったり、  体の節々が痛かったり、  固有名詞が思い出せなかったり、 ”敵”の足音がヒタヒタと聞こえる齢になった。  酷評に血圧を上げるロイ・シャイダーと、  心臓をモチーフにして、別れを告げるラストは、 今も覚えている。 お達者 … 続きを読む

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フジテレビ港社長会見記念「買収ファンド」「IRはニッポンを救う」で外資とカジノの基礎をサクッと学ぶ。「ベイビーわるきゅーれ3」でシーガイヤ見てたら、お台場や大阪万博跡地の構想を思い出した。

いつもはMeTooなことに物申す方々が、 フジテレビに対してはダンマリなのは解せませんが、 物申す株主の狙いに言及する人も少ないのも不思議です。 唯一これか↓。 外資の買収ファンドは当然、資本の論理で動くはず。 昨年5月に遡る解説は稀。 フジメディアHDが反発、米投資ファンドがMBOを要求と報道 ダルトンがフジHD株の20%、残りをプライベート・エクイティファンドや経営陣・社員などが取得することを提案したもようで、MBOによって会社を非 … 続きを読む

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石井東吾の如き池松壮亮な「ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ」は「シン・仮面ライダー」へのアンサーとして。

火曜出かける用が出来て、聖地シネマロサで終了にギリ間に合いました。 スクリーンで卓越した身体表現を堪能。 「1%er」は「地獄でなぜ悪い」的な理由から、まだ観られません。 それ以外では、世界最高峰だと思ってます。 アクションは作り物。 リアルファイトじゃないと坂元監督は庵野秀明へ回答を投げます。 それ故に、工夫も配慮も必要だと言います。   私は池松壮亮の意味に気づけず、予習中に教わり、思い出しました。  そうだった、あの「地獄変」のよ … 続きを読む

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「大きな家」見逃さないで間に合って良かった。出演者への配慮とリスペクトで制作される作品もある。

押し付けがましいところ一切なく、映画一本を成立させた制作陣に、 感銘を受けました。ちょっと舐めてました。 斎藤工ってすげえんだなぁ。  4年前のイベントで関わることになった児童養護施設と関係を深める中で、  施設の日常を撮影し、施設内で上映することを思いついた。  そんな時「14歳の栞」を知り、この方式なら公開も可能と企画。  更に、自分より竹林監督の方が適任とオファーを出す。  遂に2024年12月劇場公開に至る。   なかなかの偉業 … 続きを読む

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「ロボットドリームズ」高評価なので劇場で観て正解。「空気人形」「幸福」

前回の続き。 逆に、クオリティも高いと予想され、劇場で観ても損はない可能性高いけど、 さほど興味を惹かれなかった2024年公開の新作も幾つかあります。 その中から、公開中が有り、早速観てきました。 ベタな感動故の大絶賛が非常に多く、当初敬遠していました。 オシャレなアニメのようだけど、「ルックバック」と同じパターンで、 観客が渇愛気味の傾向あり。 まだ劇場に間に合ので、念の為、改めてyoutubeで評判を確認してみました。 すると、新た … 続きを読む

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高評価だけど劇場で観ないで正解だった「ルックバック」「ホールドオーバーズ」「ゴールドボーイ」自分の”べき”の癖を自覚。

2024新作映画、世間で好評だったのを配信で観よう、相場も休みだし。 そう試みたところ、行かないで正解でした。 ”こういうのは好ましくない”と自分の傾向を再確認することになりました。 思うところをメモ。   「ルックバック」 アマプラで観ました。 理由は既に書いたのですが、 才能が無い(ついでにプロの資質も無い)人に対し、 才能発揮してる人が幻想を抱かせるのは罪作り。 一見優しいように見えて冷酷。 現実逃避で脳汁を出させて快楽を与える。 … 続きを読む

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正月映画に最適「侍タイムスリッパー」が、プロレスは殺し合いじゃない。「流血の魔術 最強の演技」「なぜ時代劇は滅びるのか」時代劇は伝統芸能じゃなく、エンタメとしてのビジネスモデルの問題

明けましておめでとうございます。 元日、去年話題のインディーズ作品を聖地シネマロサで観てきました。 評判に違わぬ面白さ。  現代の技術を使わない本物の殺陣と、  現代人に見えない江戸時代の主役の顔には、脱帽です。 手弁当とは思えない、また手弁当だからこそ、その両方の奇跡の融合でした。 でもまあ、 ”真剣”の問題をどう扱うかは、観る側次第だろうなぁ。 感想の前に、その問題を扱いたい。     私のスタンスは、 ”まあまあ、そこはオメコボシ … 続きを読む

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地獄は何処にでも、現代の家族の肖像「どうすればよかったか?」「悩みのるつぼ」「親といるとなぜか苦しい」「動じないで生きる」「家系図カッター」

満室をかい潜る一列目の予約を取り、 ようやくテアトル新宿で観てきました。凄いね。 映像作品として世に残すことで、我と我が家族に決着を着ける。 その静かなる気概が胸に迫ります。 家族を記録するために、早い時期に職業を選び、 カメラという距離感と客観性を手に入れて、 殺しも殺されもせず、賢明に生き延びた。    大抵の人の感想は3層あるものと思われます。 ①映画作品としての感想や評価 ②藤野家のケースに観客として問いに答える ③我が事として … 続きを読む

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