2017」カテゴリーアーカイブ

映画「彼女がその名を知らない鳥たち」感想 後味スッキリ白石監督の整理する力に敬服

沼田まほかるって、日本の、それも女性じゃなきゃ書けないオンリーワンなので、 せっかくの映画化だもの。ユリゴコロに続き観てきました。 後味が予想に反して爽やかなのも、白石監督の整理の良さだろうな。 画は綺麗だし、観て損はないと思います。 ただ綺麗にまとめすぎて、物足りない感もあったりして、 グロテスクなモノが観たい人には期待はずれかもしれない。       キャスティング流石です、特に蒼井優。 松坂桃李手練って感じです。 竹野内豊、やりす … 続きを読む

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書評「残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法」 やっぱ個人の顧客の創造

↑これを読んだ後、遡って読んだ↓。 ちょっと前に読んだのだが、 顧客の創造 維新追悼に寄せて を書いたら、フト気になって改めて読んだ。   誰を顧客としたら、ボクはシアワセになれるんだろう。 環境の変化に合わせた顧客の再創生が必要だけど難しいもんだな成功体験って、 そんなケースをボーっと眺めてたら、改めて考えてしまった。     仕事を久しぶりにしてみて、ありがたいことにお金は得ることが出来た。 でもやはり、共同体でしか得られないような … 続きを読む

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顧客の創造 維新追悼に寄せて

プロジェクト終わってから、いろいろ足掻いてます。 東京に出てきて、もう一回「働く」という活動頑張ってみようと決めてみた。 まあビジネスな活動って、「顧客の創造」だと痛感しつつも、 「顧客は誰か」という問いの答えがなかなか見つからない。   でも、それ答え出して、「体系的な破棄」しないとな。終わるもの。     ども、維新の内ゲバに触発されて書いてます。 「橋下」や「維新」の名前だけではもう当選できなくなって来ている。だから求心力が無くな … 続きを読む

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映画「バリー・シール」感想  さらば宝石と言わない人の人生

丸山ゴンザレスのツイートに興味を惹かれ観る。 【必見👀!】⚠危険地帯ジャーナリスト #丸山ゴンザレス(@marugon) が #バリーシール を語る!! 本作の裏テーマになる3つのポイントとは???丸山さんならではの解説に、目から鱗間違いなし😏 pic.twitter.com/22KACbMmrZ — 『バリー・シール/アメリカをはめた男』 (@BarrySealJP) 2017年10月26日 … 続きを読む

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映画「ボブという名の猫 幸せのハイタッチ」感想 ただのネコ映画でなく爽やかな自助映画

癒やしは犬より猫だと納得。 犬映画のあとに観たネコの方が硬派でした。 実話の忠実な映画化なので当然かもしれないが、しっかりした制作は立派。 こういう回復と再生はやっぱ犬でなく猫だなとも思う。     犬映画は完全なファンタジーでしたけど、 これは実話。そうは行かない。 キッチリとロンドンの都市生活と社会を描いてました。 夢も希望も失いドラッグに溺れてゆく若者。 分かりやすい階級社会としてのイギリス。 一方でイギリスの福祉政策って手厚いん … 続きを読む

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映画 「アフターマス」感想 佳作と評価します。不満もあるけど、 仕事考

アメリカでの評判芳しくなく、東京はミニシアター単館のみ、 でも、シュワルツネッガーは老境で、このオファーは幸せなキャリアと思う。 どちらにも、感情移入できるこのバランスは嫌いじゃないよ。 実話の映画化は、このくらいまでが好感。 仕事とモラルについて、個人的には考えさせられる。      生活のリズム取り戻しています。 ストレスの余波って、やっぱあったんでしょうね。 受容から回復って、時間の掛かるプロセスで、  モラルある仕事と荒れた仕事 … 続きを読む

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映画「僕のワンダフル・ライフ」 感想 虐待のない実写はエラい。 脳に良い映画。

何匹もの犬にこれだけの演技させるのは偉業。喜んで1800円払おう。 ストレスで傷んだ脳にはよい癒やし。それ以上は望まない。 音楽はセンスよく、映像は丁寧で、カナダ(アメリカ設定)の田園風景は美しい。       ボーっとしてると、部屋に引きこもっちゃうので、 外に出る口実作る意味もあって、映画よく観てます。 本だとキンドルで充分なので、ワザワザ出かけるという行為にならないので、   で、犬映画界の巨匠の犬映画、観てきました。   人間、 … 続きを読む

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映画「ユリゴコロ」感想 クオリティは大健闘でオススメだけど、マーケティングは難しいもの。

難しい原作小説を、キャストも監督も最大限の頑張りでよく映像化してます。 評判は良いのに、興行成績は芳しくない様子。なんとか盛り返してほしいもの。 凝った映像に、グロテスクで重い純愛。良いんだけど、色々と客を選ぶ作品だもの。     だいぶ精神的に回復してきました。 仕事は願わくば、信頼できるチームで、納得感あるクオリティを提供したいもの。 しかし現実は厳しいもので、 後ろから弾飛んでくるような荒廃した現場も多々あります。 もっとマシな人 … 続きを読む

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「スイス・アーミー・マン」感想 オーソドックスで美しくチャーミング

設定は奇をてらってますけど、骨格はオーソドックスな物語構造。 さすがの美しさですね。 キャリアに裏打ちされた技術力って大事だな。 それと、センスの有無って決定的。   手づくりのバスから乾杯までだけでも、 そのクオリティに1800円の価値あります。       HOMESのフェアの帰りについでに観ました。 山下達郎の門脇麦が歌う曲が評判良さげなので、 そっち観ようかと思ったのですが、 映画自体は日本映画のダメなとこ噴出してそうなレビュー … 続きを読む

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「散歩する侵略者」 感想 まあVシネだな。

宇多丸は何故これを勧めるのだろう。 彼が今まで酷評してきた日本映画のダメなトコ凝縮してるじゃん。 全てが類型的、記号的、「げ」な描写で意味がない。 古き良きB級SFじゃなくて、ただ感覚が古くて、安いだけ。   舞台なら面白いとも思うし、WOWOWで本領発揮なら楽しめるとも思う。 でも、1800円払って、わざわざスクリーンで観るってそういことじゃないじゃん。       現在、絶賛放電期間中のワタクシでございます。 そんな最中に観た映画で … 続きを読む

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